XPでexFAT
に対応するためのパッチが出たらしい(ソース)。
さて、そもそも何でexFATが出たかの話。
FAT32とかexFATとはファイルシステム。
ファイルをどういう規則でHDDに格納するか、というルール。
FAT32が出たのも今は昔・・・(といっても10年少し前)
Windows9895 OSR2において利用がはじまった。
FAT32の制限は次の通り。
・ファイルのサイズが24GBを超えてはならない。
・(WindowsNT系では)ファイルシステムのサイズが32GBまでしかフォーマットできない。
前者はまあ少し前から問題になりだしたもの。
本質的に24GBを超えるデータを扱えないので、たとえばVMwareなんかはHDDイメージを2GBごとに分割したりする。
一方、WindowsNT系列(2000orXP...Vistaも?)ではNTFSというファイルシステムがあり、こちらは(上限はあるが)ファイルのサイズもファイルシステムのサイズも余裕。
ファイルシステムのサイズは・・・2TBだったかな?ちょっとうろ覚え。(追記:FAT32は少なくとも8TBだった・・・)
さて、FAT32のファイルシステムのサイズについて、カッコ書きでWindowsNT系では、とある。
これは、「WindowsNT系以外では実際32GBを超えて作れる」ことを意味している。
おいおい、といわれそうだが、実際そうなのだから仕方がない。
しかもさらにややこしいことに、WindowsXPなんかは「32GBを超えるサイズを持つFAT32ファイルシステム」を「作れない」くせに「読めるし書ける」*1。
もっとも、ツールを使えば作ることはできる*2。
この二つの問題で、MicrosoftはexFATを作った、ということになる。フラッシュメモリのほうが問題のようだ。詳細はよくわからないが。
もっとも、exFATにシステムをインストールすることは考えてないみたいだが。
exFATはSDHC(SDの拡張規格)の次の企画であるSDXCに用いられる予定。
ただ、exFATは今まで、VistaのSP1のみ読み書きできたわけで・・・
XPが対応しても、今までのFAT32のように広まっていない以上、なかなか利用が難しいところだと思うけど。
まあ、「SDXCに対応するため」にexFATに対応するOSは増えるかもしれない。
やや本末転倒な気もするけど、FAT32を置き換えれるようになれば一応使い勝手はよくなるわけで、結果オーライってところかな。
うーん
ひとつ上の内容がかなり間違いだらけだった。
直すのも面倒だし消そうかな。(おもに恥ずかしいから)直してみた。ところどころ変なところがあるなあ・・・
ちなみに、表題自体は嘘でないのであしからず。
ついったー
呟いてみることにした。
名前は・・・まあ、検討つくでしょう?