大学生生活最後のライブ終了
昨日のライブ出演をもって、僕の大学生生活のバンド活動は全て終了しました。
いろいろ思うところはありますが、とりあえず、
まずは、今回のライブのうち、僕の出演したバンドのセットリストを紹介したいと思います。
同時に、バンドの紹介や、演奏時の感想なども書きたいと思います。
ハードロック系洋楽バンド
(3月1日 下北沢ライブハウス)
- Child's Anthem (TOTO)
- 20th Century Boy (T.REX)
- Rock Is Dead (Marilyn Manson)
- Dreams (VAN HALEN)
- Right Now (VAN HALEN)
- BURN (Deep Purple)
ライブハウスでのライブの一発目でした。
このバンドは、去年の秋にも演奏をしたのですが、
今回は曲の難度が前回から格段に上昇しました。
メンバー各人が一曲ずつやりたい曲を出し合うという形で曲を決めました。
ちなみに、僕が出した曲案は「BURN」です(笑)
練習中にも感じたことで、実際に本番を終えてもはっきり感じたこと、
それは、キーボーディストとギタリストの並外れた情熱でした。
曲自体の完成度も、キーボーディストとギタリストの技量によるところが大きかったように思います。
各楽器のタイミングをきっちり合わせなければならない難曲揃いでしたが、
みなさん、よく合わせてくれたと思います。
ただ、このバンドはどうやら今後も続くようなので、
ここであえて苦言を呈しますと、みなさんもっと曲の構成を頭に入れるべきです。
ドラムの役割のひとつに、曲の要所要所で適切なフィルインを入れることで、
他のメンバーが自分達の居場所を見失わないようにするという役割があります。
従って、ドラム担当の人は、曲の構成を誰よりも正確に把握する必要があり、
僕自身も、そのことを常に意識しながら予習復習をしています。
しかし、いくらドラムがフィルインを入れていっても、限界はあります。
つまり、演奏順序が根本的に違ってしまっていたり、小節数が極端に異なる演奏などをされてしまった場合には、
ドラムはもちろん、他の楽器も無理にそっちに合わせざるを得ないという状況が発生してしまいます。
これは、正直ぐだぐだを招くだけです。
曲の中にある細かいテクニックよりも、まず曲の構成をしっかり頭に入れて欲しい。
それが、今回のライブで感じたことです。
もちろんこれは、自戒の念も込めて、ですが・・・。
山崎まさよしバンド
(3月1日 下北沢ライブハウス)
このバンドは、1年生のときに1年間組んでいたバンドで、
2年生になってから以降は組んでいなかったのですが、
今回が大学生生活最後のライブということで、3年振りに結成し、一夜限りの復活ライブとなりました。
さすが全員4年生のバンド、すごく安定した演奏となりました。
僕も叩いていて、全く不安感はありませんでした。
僕が1年生のとき、初めて自発的に参加したバンドが、このバンドでした。
3年の時を経て、こうして再びこのバンドで演奏することができ、感無量でした。
ところで、上の曲目の中に、何故かT-SQUAREの曲がひとつありますね。
まさか、バンド生活の中で、この曲を演奏できる機会に恵まれるとは、夢にも思っていませんでした。
何気なく、わずかな望みを抱きつつ、「こんな曲どう?」と持ちかけてみたところ、
多くのメンバーの賛同を得ることができ、実現に至りました。
T-SQUAREの曲は、僕が打楽器に触れ始めた中学生時代に出会った曲でして、
実際に中学高校時代にブラスバンド部で演奏もしました。
しかし、僕はブラスバンド時代はティンパニーなどを主に担当していたため、
T-SQUAREの曲のドラムを担当することはありませんでしたし、
当時は、むしろドラムではなくティンパニーの担当を進んで受け持っていました。
しかし、大学に進学し、ドラム中心のバンド生活が始まってしまうと、
T-SQUAREの曲のドラムをやってみたい!という強い衝動にかられることになります。
その願いが最初に叶ったのは、大学4年生の11月、高校ブラスバンド部のOBコンサートでした。
曲はT-SQUAREの「OMENS OF LOVE」。場所は横浜みなとみらい大ホールという究極の大舞台。
指揮者のタクトに合わせ、思いの限りドラムを叩きました。
そして3月1日、僕とT-SQUAREとの出会いの曲と言ってもいい「TRUTH」の演奏。
指揮者はいない、本物のT-SQUAREと同じ、シンセ・ギター・ベース・ドラムという「バンド」の編成。
ドラムが全体をリードし、曲が進行してゆく感覚。
F1グランプリのテーマ曲であること以前に、曲のメロディからにじみ出てくる爽快感。
夢がかないました。みんな、本当ありがとう。
この山崎まさよしバンドは、僕の4年間の大学生生活を象徴するバンドです。
このバンドに参加できたことを誇りに思います。
以前より非常に仲の良い後輩に誘われ、結成したバンドです。
当初は槇原敬之のコピーバンドという予定だったのですが、
気付けばオリジナル曲中心の、創作意欲溢れるバンドになってました。
実は僕、オリジナル曲というものは今までやったことがありませんでして、
先日の日記にも書いたのですが、これがかなりの難敵でした。
お手本があるわけではないので、どういうドラムが曲に適するのか、試行錯誤の連続でした。
なかなかフィルイン等の手数を増やすこともできず、少々淡白なドラムになってしまったかもしれません。
でも、貴重な経験をさせていただけたと思います。
唯一のコピー曲となった「どんなときも。」ですが、
これまた、中学時代から大好きな曲で、是非一度やってみたいと思っていた念願の曲でした。
この曲を聞いたことのある人ならわかると思うんですが、サビに入る直前のティンパニーの音、あれが大好きなんです。
しかしながら、当然ライブ会場にはティンパニーなどあるはずがないので、
ここはドラムの最低音のフロアタムを叩くことで代用しました。
うーん、この曲のフィルインは本当に気持ちイイ!
というわけで、これまた、印象に残るバンドとなりました。
( ´▽`)σ)´Д`) はぁ
さて、最後を飾りますのは、これまでにも何度か話題に上りました、坂本真綾バンドです。
全員全曲耳コピ。どのパートも高難度の難曲揃い。
しかし、このバンドの最大の強みは、メンバー全員が共通の趣味を持っていることだと思います。
このバンドのメンバーと話していると、本当に楽しい。
バンド練習中も、朝9時集合で普通なら低血圧でローテンションになってしまうようなところ、
常に笑顔が絶えない、本当に楽しくテンションの高いバンド練でした。
そして、迎えた本番。
仕込んでたネタ(ギター侍やら安田大サーカスやら)もお客さんにウケ、ぶつけ本番の試みも大成功。
演奏自体も、質の高い、素晴らしい演奏だったと思います。
練習のときは走ってしまい、個人的には関門だった「シマシマ」と「ボクらの歴史」のテンポキープも(たぶん)成功。
「マメシバ」や「プラチナ」も、実に気持ち良く、恍惚の中で演奏することができました。
「しっぽのうた」のために自腹で買ったタンバリンや鈴、サンバホイッスルも活躍できましたし、
とにかく、「本番のステージ」だけが持っている楽しさを全身で感じることができた、最高のステージでした。
あ、最後のゆうこりんは、暴走してすいませんorz
でも、まあ、あのテンションならいいですよね? ね?(笑)
心から楽しめた、本当に素晴らしいバンドでした。
そして、やっぱり僕の生きる世界はここなのだなあと、実感できました。
僕の拙いドラムで演奏してくれたメンバーのみなさん、
いろいろな話で一緒に盛り上がってくれたメンバーのみなさん、
そして、大学院入試準備で大変忙しい中、このバンドをここまでひとつに纏め上げてくれた偉大なバンマス様*1、
みなさんひとりひとりに、心から感謝したいです。
「私は4年生イチの幸せ者だー」と感動していた、とある同胞がいますが、
今なら、あなた様の気持ちが僕にもわかります。
この4年間の大学生活、つらいことも、いろいろありました。
そして今も、いろいろつらいこと、あります。ギガはぁー なこともあります。
でも、今回のライブで得た「幸せ」は、一生の宝になる幸せだと思います。
面と向かって言うのは恥ずかしいので、この場をお借りして、皆さんにお礼を言いたいと思います。
本当に、本当にありがとう。
さあ、ライブは終わった。
そして、舞台の準備は全て整った。
賽は投げられた。
今こそ、究極のバンド実現に向けたプロジェクトが始動する時。
五月祭で、水樹奈々バンドをやることがほぼ確定したようなので、曲の人気投票なんかやっちゃいます!
関係者は、やりたい曲を一人5曲程度投票してください。
関係者じゃない人は、これ楽しいんじゃない?ってのを良識の範囲で投票してくださいw
項目にない曲も、自由に追加できます。
水樹奈々じゃなくても、項目を増やしていただいて結構ですw
*1:私信になりますが、バンマス様の大学院入試の御武運を心よりお祈り申し上げますm(_ _)m