本にICタグをつける意味

ITmedia エンタープライズRFIDで万引き被害削減をねらう出版業界 (1/2)
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0410/04/news006.html

ITmedia エンタープライズRFIDで万引き被害削減をねらう出版業界 (2/2)
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0410/04/news006_2.html

上記記事の中で、日本出版インフラセンター広報担当の永井祥一氏は、RIFDの導入目的を次のように語っている。

 同センター広報を担当する講談社の永井祥一氏は、「店頭の万引き、発売日違反の発見、倉庫における不正返品の防止も視野に入れている」と話す。

 また、新たな需要の発掘などマーケティングの高度化にもRFIDを利用したいという。例えば、店舗レイアウトや陳列場所、展示方法を最適化し、売り場の効率を上げることにもRFIDを役立てる考えだ。

これだけのためにRFIDが必要なのだろうか?
本にICタグをつけても、読者にはあまりメリットはないと思う。
むしろ、プライバシー侵害などがあるので、デメリットの方が多いと、私は思う。
さらに著作権がらみで言うと、コピー機ICタグ読み取り機をつけ、私的なコピーを技術的に防ぐとこともできるだろうし。
技術的な問題だけでなく、このような点もきちんと検証してもらいたい。

東大のセミナー

CCCDWinnyなどコンテンツの保護や流通のあり方について東大でセミナー
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/event/2004/10/04/4835.html

音楽配信の普及によりCDの売上も回復する」「一方的な保護の強化は業界の縮小につながる」「ビジネス側の都合だけで規制を強化することは望ましくない」といった見出しを読むだでも、興味を引かれます。
こういうセミナーが今度開催される時は参加してみたい。
自分でも企画してみたい。