2012-02-09 RECS始めました
RECSとは、
オイル総合メーカーの、
WAKO’Sが販売する、
Rapid
Engine
Cleaning
System
の略名で要するに、
エンジン内部の洗浄剤である。
仕組みはスロットルバルブ後方の、
負圧が掛かっているホースなどから、
点滴のように少しずつRECSを、
エンジン内部に吸入させて、
徐々にインテークポート、バルブ、
燃焼室、ピストンリング等に付着した、
カーボン・デポジットを洗浄してゆくモノである。
アルファロメオ156JTS以降に採用された、
直噴エンジンなどには特に効果が高いと思われる。
直噴エンジンはそれ以前のポート噴射のエンジンとは違い、
インテークバルブにガソリンを含んだ混合気が、
直接触れることはないのでガソリンによる、
洗浄が行われずどうしても構造上、
汚れが溜まりやすくなるからだ。
ネット上でも「RECS」で検索をかけてみると、
様々な感想が出てくるが、
ウチでも去年からまずは代車などで試してみた。
施工前と施工後で内視鏡を使いプラグホールから覗き込み、
コンプレッションも計測したところ、
ちゃんと効果は確認出来た。
新品の様な状態になるわけではないが、
施工前に比べればカーボンは付着具合は減少し、
コンプレッションも僅かながら上昇し、
劇的な変化はなくてもメーカーの謳い文句である、
・有害排気ガスの低減
・燃費向上
・始動性向上
・パワー回復
・振動低減
・アイドリング安定
というのも体感できて不思議のない話だ。
その後、お客さんのクルマにも試してみて、
「クルマが軽くなった」や「レスポンスが良くなった」
など、ブラシーボ効果もあるだろうが、
やはり概ね好印象を聞くことができた。
費用も車種、排気量などによって異なるが費用対効果は高い。
施工時は車種のマニホールド形状により、
エンジンがブローしたかと思うほど、
とんでもなく白煙が出て臭いもクサイ。
コレもブラシーボ効果の一因かも知れない。
2012-02-01 ランチアデルタ サーモスタット
デルタに限らずイタリア車の、
サーモスタットは全般的に寿命が短く、
症状の傾向としては、
閉じきらずに冷却水が、
いつでもラジエーターに流れ、
適正な水温まで上昇しないことが多い。
開きが悪くなりラジエーターへの、
冷却水の流量が減り、
オーバーヒート気味になることは少ない。
以前にも書いたが適正な水温まで上昇しないと、
燃料は濃いめに噴射され燃費も悪くなり、
エンジンも適正なクリアランス確保出来ず、
ブローバイガスの増加などオイルの劣化も早め、
エンジンにダメージを与え続けることにもなる。
当然ヒーターも効きが悪くなる。
そうなるとドライバーも気づくので、
冬場の交換依頼が多い。
デルタのサーモスタットも純正品では現在供給が無く、
社外のOEM品が供給されているのだが、
去年ぐらいから仕様が変更されたモノには、
構造上の問題があるモノも見受けられる。
画像は冷間時のサーモスタットの状態だが、
⇔部は開きエンジンからの冷却水は、
バイパス側に流れエンジンに戻され、
ラジエーター側は閉じている。
コレが温間時になると⇔部は閉じて、
バイパス側のクリアランスはなくなり、
ラジエーター側は開く。
ところが前述のサーモスタットは温間時でも、
⇔部は閉じきらずラジエーター側にも流れるのだが、
いつまでもバイパス側にも流れ、冷却効率は落ちることになる。
話はそれるが昔はオーバーヒート対策として、
サーモスタットを抜くという裏技もあったが、
このようにバイパス側もコントロールする場合は、
サーモスタットを抜いてしまうとラジエーターへの流量を、
減らしてしまい通常よりも冷却性能を落とすことになる。
サーモスタットを実際に熱して⇔部のストロークを計測したところ、
両者ともほぼ同じ数値だったのだが、
バイパス側のパイプネジ部の飛び出し量が問題のモノは、
短くなっており、材質も樹脂に変更されていた。
問題のサーモスタットを実際に車両に取り付け、
実験したわけではないが、
通常走行では問題ないかもしれない。
しかし正常な物と比較すれば、
水温は高くなり気味でファンの回る時間も長くなるだろう。
デルタの場合この時期に高速道路などを巡航時、
70℃を切るようであればそろそろ交換時期である。
サーモスタットの交換を考えている方は確認お忘れなく。
ちなみにウチで交換したモノはローテンプサーモではなく、
純正OEM品でもちゃんと対策済みですのでご安心を。
2011-10-23 チャオイタリア2011
今年のチャオイタリアの、
ランチアチャンピオンレースは、
総勢13台と例年に比べ、
少ないエントリーながら、
内容は熱く3クラスに分かれ、
白熱したバトルが、
それぞれ楽しめた様に思う。
自分の参加している、
チャンピオンクラスも、
そろそろ自分の優位性が無くなりつつあり、
それを脅かす最右翼であるTさんとのバトルは、
10ラップのレースで今までよりも、
トータル5秒以上も短縮され、
決勝中に29秒台にも入る、
今まででもっともハイアベレージなレースとなった。
ウチの16VとTさんのEvo
予選は前日の大雨と前走行枠の車両が撒いたオイルにより、
路面の状態が悪く軒並みタイムは伸びなかった中、
なんとか自分がポールを獲ることができた。
決勝も6周目までは2位のTさんを抑えられたが、
動画の始まりにある最終コーナー立ち上がりでの、
シフトミスでTさんの先行を許すことになる。
あきらめずに食らいつくも僅かづつ離される中、
恵みの(?)バックマーカー登場で、
その処理に手間取ったTさんを9周目の、
同じく最終コーナーで抜き返し、
そのままトップチェッカーを受ける事ができた。
以前の様にポールtoウィン&ファステストの完全勝利は成らず、
ファステストをTさんに獲られつつ、
辛くもV4を達成することができた。

マイスタークラスではようやくセッティングの出てきた、
Mさんの16VとYさんのブルーラゴスがバトルを繰り広げ、
結果はMさんに軍配が上がりクラス優勝&総合3位という、
優秀な成績を残した。
Mさんの16V
Yさんのブルーラゴス
チャレンジクラスは関東から参加いただいた、
ベルデヨークのDさんが見事(ラジアルで!)クラス優勝を果たした。
Sタイヤの方々もう少し頑張りましょう!
Dさんのベルデヨーク
そんなチャオイタリア恒例のF1デモランや
こんなクルマのデモランも、
フツー(?)のでも珍しいのにLMだったり
そして自分が1番好きなフェラーリも来てました。
今年は大きなアクシデントもなく、
心配していた天候にも恵まれ、
気持ちの良い1日を過ごせた。
来年はランチアチャンピオンレースも、
例年の様に20台を超えられるように、
またみんなで盛り上げて楽しみましょう!
2011-09-20 2011ユーロカップ第4戦
10月23日開催の、
チャオイタリア前哨戦となる、
ユーロカップ第4戦が、
9月18日に開催された。
直前まで仕事に追われ、
自分の段取りの悪さから来る、
慢性準備不足病で、
ウチの16Vはオイル交換などの、
最低限の準備だけを済ませ、
なんとか参戦することができた。

当日の全レースの決勝スタート動画
ランチアレースは、
ニューミニとの混走で14台出走となり、
その内デルタは6台の出走だった。
当日の朝、ウチからエントリーしている、
3台の輸送を依頼している業者が、
遅れるというアクシデントがあり、
予選不出走となり決勝は最後尾から3台が、
ぶっつけ本番で走ることになってしまった。
自分を含め、この3台のドライバーで、
ジャンケンをし、自分は12番スタートとなった。
この順位から何とかポールポジションの、
赤いEvoのYさんの後ろまで行くことを、
目標に決勝はスタートとなったのだが、
4WDの利を生かし1コーナーまでに、
5台をパスし2ラップ目には目標の赤いEvoに、
食らいつくことができた!
自分でもこんなに早く追いつけるとは思わなかったが、
ポールのドライバーもおそらくはかなり油断して、
走っていたように思う。
レース中盤、トップのEvoにプレッシャーを掛けつつ、
相手には厳しいラインを取ってもらい、
自分は極力レコードラインを走りタイヤを温存する作戦が、
後半には功を奏しコーナー脱出速度から来る、
ストレートスピードの差が表れバックストレートで、
見事パスすることに成功した!
そのままトップチェッカーを受け、
勝利を収めることができた。

車載映像
その他アクシデントもあったのだが、
チームメイトのデルタもクラス優勝を飾った。
Nおめでとう!何があっても勝ちは勝ち。
そんなユーロカップだったが、
メインイベントのチャオイタリアまで残すは1ヶ月。
いい加減、慢性準備不足病を克服しなければ。
temura
おめでとうございます!
ビシビシくる車載がエエ感じですね!
corsoueda
ありがとうございます!
雰囲気伝わりましたか?
入庫遅れてて申し訳ありません。
リフトの段取り付き次第連絡しますね。
take
お疲れ様です。
カッコ良いですねー。早く生で観戦してみたいです。
チャオイタ行こうかな。
こないだは有り難うございました。
上田さんの応急処置で何とかなってます。
次の目標は、溶接での修理とMDIですかね。笑
あっ、あとホグランプ???
corsoueda
チャオイタはいろいろ見応えあるので、
休んででも一見の価値有りです。
フォグランプは部品取り車に付いていたような気が・・・。
Jake
福岡のシモヒゴシです。
今年もチャオイタリア(観戦ですが)参加しますので、前売り券がありましたら
宜しくお願い致します。前夜祭の焼き鳥屋でお支払いします。
corsoueda
了解しました。遠路お気をつけて。
2011-09-11 キャブもやっぱり奥が深い
ここ1ヶ月ほど、
頭を悩ませていた3台が、
ようやく作業の目処がつき、
やっと一息という所なのだが、
来週末はユーロカップがあり、
ウチの16Vは準備も出来ていない。
その3台とは下の画像にある下記3台である。
アルファロメオ75TURBO Evo
アルファロメオ2000GTV
アルピーヌA110
2000GTVはエンジン不調と言うことで、
キャブのオーバーホールと調整で治ると、
軽く考えていたのだが、それだけでは調子は出せず、
順番は前後するが圧縮を計測すると、まあ許容範囲。
次に点火系を確認すると、
ポイントギャップ、点火時期、プラグコードにも、
不具合があり、そのあたりを改善し、
今度こそと思いキャブを弄るが、
多少の改善にはなったが本調子ではない。
その後タペットクリアランスをチェックすると、
全体的に詰まり気味で、そこも調整し、
キャブ調整に入るがやはり本調子は出ない。
最近はキャブを弄る機会も少なくなり、
自分の感覚が鈍ってきているのかとも思うが、
ここまでキャブで苦労した記憶はない。
調子の出やすい、出にくい個体差というのは、
確かに経験からある事はわかっているのだが・・・。
そこで自分の古巣でもあり、
アルファロメオのスペシャルショップ、
ホリイトレーディングさんを始め、
あらゆるスペシャリストに相談しつつ、
試行錯誤し、ようやく納得の行く結果が出せた。
オーナーにも「調子が戻り、良くなりました。」
との声を聞け、ホッとすることが出来た。
後日談でホリイさん所の不調病が伝染したのか、
苦労されているらしい・・・。
しかし、ホッとしたのもつかの間、
お家芸であるデルタでも久々に頭を悩ませる、
症状のデルタが入庫してきた。
週末のユーロカップに参戦出来るのだろうか?














あと、ラジエターサブタンクも欲しいんですが、在庫ありますか?