トチ狂って

 近代国家の成立と社会規範の喪失なんて書いたもんで、N.H,K.にようこそを見るところがうだうだと時間を過ごすことに。なんでか新田真子の近況をネットで調べていたもんだから時間ばかりが過ぎることに。
 というかこの前の幕張まんが祭りでどうやら新刊を出していたようなので、生きてはいらっしゃる模様。同人ではない新刊を期待してやまないのだが、そういや雑誌の終末期にはありがちなてんやわんやがLPでもあったという噂を聞いて色々妄想してみた。なんというかもう久保書店経由での印税でゆったり暮らせることなんて無いと思うのだが、商業誌に連載をする限り好きに描けないんだろうなとは思う。自分なんかは日々暮らせる銭プラスアルファがあれば仕事なんてやめたいクチなので、同人で固定ファンを相手に細々と続けていくことができるんなら、そういう生活はうらやましいとすら感じる。ただ同人だけで食っていけるんだろうか?。それだけあったら最低限の生活ができるのかどうかはわからないんだけど、月10万と考えて年120万を4回のコミケで稼げるもんなんだろうか?。一回30万の利益って結構大変だと思うんだが。一冊1000円なんだか500円なんだかわからないが、仮に500円で売るとして、(ネットで検索するとコミケ70の中古本が800円だった。会場ではいくらで売られていたんだろう)300円の純利があったら1000冊売らなきゃならないわけで…。ん〜無理じゃないのかな?。まぁファンを名乗っている私ですら同人は一冊も持っていないというのがなんとも。うーん、作品というよりは何やって喰っているのかむしろ知りたい。

複雑ではありますが

 経済、株価、ビジネス、政治のニュース:日経電子版
 どうも村上ファンド関連で企業買収のための株取引が活発になったのを受けて、自社株買いが流行している模様。なんつーか株式会社は株主のものという考えが横行すると、やらなくてもいい設備投資や首切りなどが止まらなくなるので、むしろ会社を運営している側がコントロールできる能力があるのなら一概に悪いとも言えないんだけど、やはり複雑。日銀のゼロ金利政策解除で株式市場から資金が逃げるタイミングにあわせて、トヨタとか新日鉄とかいかにも経団連に縁の深い会社が自社株買いをしているのを見ると、こっそり教えてもらって自社株を安く手に入れることが出来たんじゃないかと勘繰ってしまいます。
 

企業の自社株買い倍増・4−7月、1兆6800億円
 企業が自社株買いを加速させている。トヨタ自動車新日本製鉄など日本を代表する大企業が自社株取得に余裕資金を積極的に振り向けており、上場企業が今年度に入って7月末までに買った自社株の総額は前年同期間と比べ倍増した。生き残りをかけた企業買収が内外で活発になるなかで、企業経営者が自社株買いを攻守両面から有効な手段として認知し始めたことが背景。自社株買いの拡大は、株式市場での需給改善と産業再編を促す可能性がある。

 新興市場を含む上場企業が今年度に入り7月末までに実施した自社株買い総額は、野村証券金融経済研究所によると前年同期の8500億円のほぼ2倍の1兆6800億円に達した。12カ月換算では、過去最高だった昨年度の5兆1000億円に匹敵する。 (07:02)

シムーン 第19話「シヴュラ」

 なぜかマミーナの顛末を他の感想サイトさんで知ってしまい、冒頭のロードレとのふれあいの意図がわかってしまって驚きが半減。
 いやぁ、萌え燃えましたね。ただ歳をとってやさぐれた私から見ると、「憧れのシヴュラアウレアとパルを組めて、しかも葬列に参加できないほどの身分でありながら最高のシヴュラと称えられて舞い上がり、一時の激情に駆られて自爆した」と見えなくもない。世が世なら侍になんてなれない土方歳三が、よせばいいのに死に体の幕府に操を立てて武士道を貫き通したということにも似ている。別にマミーナを汚したいわけでもなくて、自分自身ゆるい世の中でだらだらと生きるよりは、むしろ華々しく死にたいとも思わないでもないので、(いや、もう極力他人との煩わしい関わりを避けて思い通りに生きるというのが一番良いわけですが。)うらやましくはあります。けど、冷静に考えるならいくら厚情を示されたからといって、それを無駄にしないためにもあそこは脱出して再起を図るのが筋と言うものでしょう。もちろんスタッフにしてみればそれは視聴者の感情を揺さぶれないので当然却下なわけですが。
 あぁかえすがえすも展開を読んでしまっていたことが悔やまれる。

シムーン 第20話「嘆きの詩」

 もうね、手のひらで心ゆくまで踊らせて下さいって感じですかね。
 アーエル@新野美知&ネヴィリル@高橋理恵子の演技もさることながら、各キャストのもう感情が溢れんばかりの演技には感心せざるを得ません。前回のマミーナの危機から最後にかけてのトリッキーなBGMもそうですが、マミーナの死をネタ(申し訳ない!)にここまで揺さぶってくるのは神業とも思える。オナシアも美味しいとこ持ってくなぁ。
 状況に流されて戦うしかないと無理やり自分を納得させていたシビュラ達が、本来のあり方に立ち返り、心を一つにして祈りを捧げるなんてもう様式美の極致ですよ。安直な反戦とも、命を惜しむ逃避でもなく、純粋な追悼ってのがまた感動とも違う何かを投げかけているような気がした。
 もったいないんだけど次の視聴へと。

シムーン 第21話「新天地への扉」

 ドミヌーラの顔がやたら穏やかだったよ。
 時空を超えるとかはやりなんだろうか。ヘリカルモートリスからなんか流れてきたというのは読めなかったな。コールデクストラであったからこそ込められていた何かを読み取ることが出来たと捉えるのが自然なんだろうか?。もしドミヌーラとリモネが過去に飛ばされたのだとしたら、アーエル達の時代ではもう死んでしまっていると思うんだが、そこはそれ再び合流して6機のシムーンで何かやらかすのかも知れず。もうそろそろリ・マージョンの持つ意味とかいろいろなことが明かされ始めているように思うのですが、最新話を視聴することにします。謎を解き明かそうとあれこれ思い悩むのが楽しいのに、先を急ぐのはもったいないことなんですが。