大乗寺ツアーへのおさそい

余寒なお厳しき折、時下ますますご清祥の段、お慶び申し上げます。
NPOにっぽんmuseumで連載した木下知威さんのテーマだった兵庫県香美町の「大乗寺」。
円山応挙一門の障壁画で知られるところです。
高野山真言宗 亀居山 大乗寺 http://www.daijyoji.or.jp/
大乗寺円山派デジタルミュージアム http://museum.daijyoji.or.jp/

しかし、諸般の事情で大乗寺にて円山応挙以下一門らによる、オリジナルの障壁画をみることができる最後の機会が刻々と近づいております。そこで、事実上最後となる拝観会を開催し、大乗寺が抱える問題や障壁画と空間構成、保存・修復、文化財制度などについての更なる知見を得るべく、NPOとして見学会を行うことが決定しました。

ミュージアムとしてのお寺、またお寺の客殿からオリジナルの障壁画が引き離されて成り立つ収蔵庫という名のミュージアム、またもちろん円山応挙らの手による障壁画そのものなど、見どころたくさんです。木下さん、大乗寺副住職にご案内をいただき、またNPOからもメルマガ編集・天内大樹を含め数名参加する予定です。

見学会は以下の要領で行います。

実施日時: 2008年3月1日〜2日終了しました。

主催:NPOにっぽんmuseum
http://art-thinktank.com/nipponmuseum/index.html


拝観内容: 大乗寺客殿建築、大乗寺客殿襖絵(百六十五面 全面) および小壁障壁画(十三面 全面)欄間透かし彫(全面 十一面)、収蔵庫を拝観する予定です。 (収蔵庫は時間の関係で出来ないかもしれません、その場合はご了承ください。)


●2008/03/01 直接、大乗寺に集合してください。
早くご到着の方は先にお寺へいらして構いません。自由にみていただけるように手配いたします。お早い時間に着いた方はテレビのあるところで待っていただいても構いません。大乗寺副住職による説明は16時以降です。
16:00-18:00 見学 お布施1000円/人 その後一時解散

大乗寺内部です。


廊下から孔雀の間をみる。(注意:蛍光灯がついた状態です。実際はほんのりと暗いです)


廊下から芭蕉の間をみる。(注意:蛍光灯がついた状態です。実際はほんのりと暗いです)


前回拝観時。まずは廊下側からみていきます。(プライバシーの関係で人物にモザイクをかけています)


夕方から和蝋燭による拝観を実施します。(通常はありません)

まだ少し明るいときはこんな感じ。


暗くなってくるとこうなります。


●2008/03/02「8:30 大乗寺集合」現地解散。
 8:30- 見学
*説明などは早い時間に済ませますが、それ以降はご自由にどうぞ。

●定員:15名(申込頂いております。感謝!)


●お申し込み方法:メールでお申込みください。タイトルに「アートツアー参加希望」と明記の上、参加者の方の●氏名●住所●電話番号●メールアドレスをinfo@art-thinktank.com(にっぽんmuseum事務局)までお知らせ下さい。

何か質問がありましたら、同様にお問い合わせください。

注意事項
乳幼児は同行できません。
・防寒対策のためホッカイロがあるとしあわせです。
・同様にくつしたを二枚重ね(あるいはスキー用の靴下)するとベターです。

見学会そのものは現地集合・現地解散といたします。おおよその費用は東京の方の場合、宿泊施設にもよりますが4万円前後とお考え下さい(夜行バスを利用すれば3万台に抑えられるでしょう)。お寺にお布施としてお支払いする金額も含めております。
時間・金額的に大きなものとなりますが、ご参加下さると何よりです。日本海の春と新鮮な蟹をゆったり楽しむおつもりでいらしてください。


大乗寺近くのお店でこんな料理が出ます。

※サーバーの相性等によりメールを受信できないトラブルが多発しております。にっぽんmuseumでは、お申込いただいた方には必ずお返事をいたしております。1週間経過してもこちらからご連絡が行かない場合は、メールを受け取れていない可能性がございます。その場合、お手数ですが別のアドレスから再度ご連絡いただければ幸いです。 対策に努めておりますが、何卒ご理解いただきますようお願い申し上げます。

敬具