批評の手帖

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県立神奈川近代文学館「生誕100年・福田恆存資料展」の宣伝


 『明暗』の上演(11月28日〜12月2日、新宿紀伊国屋サザンシアター)までもう間もないですが、県立神奈川近代文学館の方でも、明日11月23日(金・祝)から〜2013年(平成25年)2月24日(日)まで、「生誕100年・福田恆存資料展」が開催されます。
 生誕100年でもない限り、こんな奇特な展覧会はまずないでしょう。これを逃すと、もう二度と見られない資料もあると思います。

 以下は、県立神奈川近代文学館のHP(http://www.kanabun.or.jp/te0533.html)からの引用です。

1946年から終生大磯に住み、神奈川とのゆかりも深い福田恆存(ふくだ・つねあり 1912〜1994 評論家・劇作家)は、保守派を代表する論客として活躍し、戦後の日本文化の根幹に関わる諸問題に、明晰な論理で一貫した問いかけを行いました。劇作においても、逆説と機知で現代を諷刺する知的な作品を発表しています。さらに演出、劇団運営にも携わり、英米文学の翻訳、特にシェイクスピアの翻訳や演出にも力を注ぎました。物事の本質に迫る福田の文章は今も色あせず、多くの読者の支持を得ています。本展は次男の福田逸氏から受贈した原稿等を中心に約100点の資料を選び、その業績を紹介するものです。

※同時開催
  ・2012年 新収蔵資料展
  ・常設展「文学の森へ 神奈川と作家たち」
    11月23日〜1月6日…第3部 太宰治三島由紀夫から現代まで→詳細
    1月12日〜2月24日…第1部 夏目漱石から萩原朔太郎まで→詳細
◇会  期 2012年(平成24年) 11月23日(金・祝)〜2013年(平成25年)2月24日(日)
◇開館時間 午前9時30分〜午後5時(入館は4時30分まで)
◇会  場 神奈川近代文学館第2展示室
◇観 覧 料 一般250円(150円)、20歳未満・学生150円(100円)
65歳以上・高校生100円、中学生以下無料
 *(  )内は20名以上の団体料金
 ※東日本大震災の罹災証明書、被災証明書等の提示で無料
◇主  催 県立神奈川近代文学館、公益財団法人神奈川文学振興会

◇お問い合わせ
公益財団法人神奈川文学振興会
231-0862 横浜市中区山手町110 県立神奈川近代文学館
TEL045-622-6666 FAX045-623-4841