「古本祭り」と「レヴィ＝ストロース」
＊古本祭り
この前の日曜日、そう１１月１日の日曜日、神田古書店街の古本祭りに行って来ました。
まあボクにとっての年中行事みたいなもんですが…
正確にはいまでは「神保町ブックフェスティバル」って言うみたいなんだけど、ぼくは昔ながらに「神田古本祭り」のほうが好きだね。
高校生の時ぐらいから２０年ぐらい、ほぼ毎年行ってます。
最近では、古本を買うのが主な目的ではなくて、このイベントと一緒に開催される「ティーハウスタカノ」の紅茶の量り売りがねらいだったする。
昼頃に新御茶ノ水駅に降り立ち、そのままタカノのワゴンに直行しました。
ティーハウスタカノ
http://www.teahouse-takano.com/aisatu.html
お祭りの期間中だけ、紅茶が半額になるんですよ！
いつもこのタイミングを見計らって、紅茶をバカ買いします。
今回もトータルで５００ｇも買ってしまいました。
これで半年くらいはもちます。
紅茶を確保した後は、古本を物色します。
でも、なかなかいい感じの掘り出し物がないんだなぁ〜、これが。
ちなみに去年はこんな掘り出し物が…
去年の日記
http://d.hatena.ne.jp/damascus/20081103
大正時代の「中等鉱物新教科書」。図版が非常にすばらしかったなぁ〜。
まだ地学が理科系の中でも隅に追いやられる前の時代のものです。
こんな感じのものを狙っていたんだけど、結局スカでした。
前から気に留めてた本が安かったんで、１冊だけ買いましたが…
「講座イスラーム世界４ イスラームの思考回路」
これだけ買って、早々に引き上げましたとさ。
レヴィ＝ストロースが亡くなったみたいですねぇ〜。
享年１００歳。
構造主義の創始者です。
哲学・思想に興味がない人にはまったくわからんだろうけど、この人は思想界の大巨人ですよ。
この人が立ち上げた構造主義の流れをくむラカンやらフーコーやらデリダやらアルチュセールやらの後輩にあたる人たちはサッサと死んでしまい、この人だけが生きてました。
一番年長者ですね。
何年か前に哲学仲間と飲んでいたとき、レヴィ＝ストロースは一体何歳まで生きるんだろう、なんて話をした記憶があります。
１００歳で大往生ですか…
ご冥福をお祈りします。
この人の本はだいぶ読ませていただきました。
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