雅楽演奏会
宮内庁の秋期雅楽演奏会へ行ってきました。
朝
東京駅に8時30分頃到着。皇居へ行くにはちょっと早いかと思い、丸の内オアゾで軽くお茶でもと行ってみたが、ほとんどの店が9時開店だったので、そのままスルー。
結局8時45分頃には大手門前に着いてしまったが、既に何十人も並んでた。
9時に開門し、本丸の楽部まで行くと、練習の音が聞こえてきた。
9時30分開場だが、既に私の前にはざっと100人以上並んでいる。(のんびり歩いていたら女性やお年寄りにも抜かれてしまった)
まあ、このぐらいならそこそこ良い席が取れるだろう。
会場内
時間になり、会場に入る。開演は10時30分なので、1時間ほど余裕。時間まで会場内の写真を撮ったり手洗い行ったり。
2階から撮った写真。左が左舞(唐楽)用、右が右舞(高麗楽)用の大太鼓。一緒に写っている人物と比べるとその高さがわかるかと思う。
大太鼓の左右の違いわかります?この写真だと全部の違いを挙げるのは無理かな。
後ろの方にあるのが舞楽の時に演奏者が座る床几。(管弦の時は舞台の上で演奏。)
ところでこの床几、よく見るとこんな感じ。
斜めから見るとよくわかるんだけど、クロスしている方が横になる。こちらが正解。
よく、時代劇なんかでクロスしている方を正面にしていることがあるけど、あれは間違い。
演目
【管 絃】
太食調音取(たいしきちょうのねとり)
傾盃楽急(けいばいらくのきゅう)
輪皷褌脱(りんここだつ)
長慶子(ちょうげいし)
【舞 楽】
喜春楽破(きしゅんらくのは)
進蘇利古(しんそりこ)
音取とは、演奏前の音あわせの曲。音律を合わせるための曲があるというのも雅楽の面白いところ。いくつかの調子があり、それぞれに名前がある。以後の曲はその調子で演奏する。
舞楽の喜春楽は左舞、進蘇利古は右舞。進蘇利古は変な顔を描いた紙をお面にして舞う。
ところで、この宮内庁式部職楽部の楽師たち、全員重要無形文化財保持者なんだよね。
所謂人間国宝を集団で見られるっていうのも面白い。
皇居内散策
演奏終了後、天守台に登って一休み。
その後、東御苑内を大手門へ向かいつつ途中にある三の丸尚蔵館を見学。
秋葉へ
飯田橋駅から秋葉原へ。既に4時をまわっていたがまだ昼食とってない。「飲茶道楽」でバイキング食べ放題(時間制限有り)を。これで夕食の分までOK。
目的のPCパーツを購入後、銀座のアップルストアへ。AirMac Expressを購入し、帰宅。疲れた。