「反韓論ブーム」を『保守論壇亡国論』で斬る。というテーマで、昨日、池袋駅西口の某所で、「月刊日本」編集部のインタビューを受けた。国家の本質は対外的関係性にある、というヘーゲルの国家論からはじめた。
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★櫻井よしこ論★
つまり国家というものは、一国の内的正当性のみによってなりたつのではない。外国や隣国・・・があって初めて国家というものは成り立つのだ、ということだ。日本という国家の誕生、成立、整備も、一国では 成り立たない。中国大陸や朝鮮半島をふくむ東アジアの国際情勢の変動なしにはありえない。
言い換えれば、国家と国家の関係は、あるいは国際関係は、国家が成立する以前と同様に、一種の無法地帯であり自然状態にあるということだ。ホッブスは、この無法地帯としての自然状態を脱するために、個人は、契約を結び、個人の暴力・権利を国家に譲ることによって、唯一の暴力の独占組織としての国家を誕生させ、その国家が個人を保護する、と考えた。
この考え方は、国家を内部(個人)からしか考えていない。つまり、国家と国家の関係や国際関係ということには考察が及んでいない。つまり、国際関係は無法地帯のままだということだ。ヘーゲルは、個人より国家を重視するが、同時にヘーゲルが重視するのは、国家の対外的関係性である。「外国からの承認」や「国家間の戦争」という問題である。国家間のトラブルの解決は「戦争」が解決する。
国際法や国際社会、国際連盟や国際連合・・・が成立するのは、国家間の戦争を経てのちである。しかし、国家と個人のように万全ではない。そうは言っても国際社会・・・という強制力あるシステムがまったく機能していないということでもない。ウクライナ紛争のようにロシアと欧米というように大国同士が衝突する場合、自然状態に近い状況になるが、そうでない場合、国際社会や国際法・・・などは機能する。
(続く)
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