(5)〜(8)

京都巡り(5)〜(8)

外からやってきた友人を連れて案内した。
オレがガイドとして役立ったのはバス・地下鉄の乗り方くらいか・・・。

(5)東山花灯路
東山山麓に連なる北は青蓮院から円山公園・八坂神社を通って、南は清水寺までの散策路約4.6kmに、京焼・清水焼、京銘竹、北山杉磨丸太、京石工芸、漆塗行灯、金属工芸の6種類の露地行灯約2,400基を設置。
白壁や土塀、木々にゆらめく陰影、石畳に映えるほのかな灯り、門前町の店頭に彩りをそえるはんなりとした灯りなど、京都ならではの様々な表情を見せるまち並みの魅力をご堪能ください。
また、いけばなプロムナードと銘打ったボリューム感のあるいけばな作品が露地行灯の灯りと相まって、華やぎの世界へと誘います。


時間の都合でライトアップされているときには居れなかった。
まだ明るい時間、桜の咲く前、曇天という悪条件ながらやはり人はたくさんいて、うんざりだった。
円山公園にあったでっかい生け花に桜をつかってる作品があって、連れとこれはどっかから切ってきたものなのかというくだらない話をした。


(6)平安神宮

平安遷都1100年祭を記念して、1895年(明治28年)に市の総社として創建された。桓武、孝明の両天皇をまつる。平安京大内裏の正庁を模した応天門、大極殿など朱塗りの建築が美しい。神苑(名勝)は約3万平方メートルの池泉回遊式庭園で、東、中、西、南の4苑にわかれ、四季それぞれの眺めが見事。時代祭は京の風俗行列を展開する。庭園の紅しだれ桜、ハナショウブカキツバタが有名。


曇天に日曜の夕方ということもあって人が少なかった。
これも時間の都合により庭園には行かず。
ごくごく近所なので来ようと思えば、それこそ本当にいつでも来れる。


(7)竜安寺
世界遺産臨済宗妙心寺派。1450(宝徳2)年、細川勝元が徳大寺家から譲り受けた山荘を勝元の死後、妙心寺の義天和尚を招いて禅寺に改めた。石庭として有名な方丈庭園(史跡・特別名勝)は杮葺油土塀に囲まれた枯山水の平庭で、「虎の子渡しの庭」とも呼ばれる。白砂に15個の意思を配した名園。方丈の東庭に竜安寺垣をめぐらした茶室蔵六庵があり、侘助椿は秀吉の寄進を伝えられる。


枯山水の石庭は中学の修学旅行以来だったがなんか知らんがいいね。
そんときには一緒に回ってたやつが眼前の石庭に目もくれずに、受付でもらったパンフレットの絵をスケッチしていたのを思い出した。
池の改修工事かなんかをやっていてお粗末この上なかった。まぁ、しょうがあるまい。

(8)仁和寺
世界遺産真言宗御室派総本山。886年(仁和2年)、光孝天皇の勅願で起工、888年(仁和4年)に完成した。年号をじ寺名とした。宇多天皇法皇になって、仁和寺に御室(御座所)を設けて院生を行ったので、御室御所と呼ばれた。以後、明治まで代々法親王が門跡となり門跡寺院の筆頭にあった。堂塔伽藍は応仁の乱(1467〜77)に多くを消失したが、寛永年間(1624〜44)に再興した。仁王門(重文)は徳川家光の寄進。金堂(国宝)は御所の紫宸殿を移築。御影堂(重文)も旧清涼殿の材を用いて建立した。霊宝殿には、阿弥陀如来及び両脇侍像(国宝)、孔雀明王像(国宝)、弘法大師の真筆蒔絵箱入三十帖冊子(国宝)など多くの寺宝が陳列されている。遅咲きの御室の桜は名勝。本坊(旧御室御所御殿)は御所風のたたずまい、豪華な障壁画で知られる。


御室桜は丁度咲く直前で本当に惜しかった、というやつだ。
蒔絵には当時の皇族の主に色事に関する生活が描かれていて面白かった。
宸殿は日本的な感じの造りでどこかばあちゃんちにいるような懐かしい感覚がした。


因みにもっと回るつもりだったが、うっかり乗るバスを間違えて実現せず。
面目ない・・・。

<参考>
http://www.hanatouro.jp/higashiyama/outline.html
ガイドブック京都