MISIAが置かれている音楽環境
from カフェ日誌 2004年04月17日 がんばれ、リズメディア!
MISIAが置かれている音楽環境について書かれているBLOGがありました。
MISIAファンに読んで欲しい。特に、MISIAの置かれている制作環境に不安や不満を感じている人には、絶対に。
ローソンチケットだかTOKYO WALKERだかのインタビューで、BOSSは「とにかく音楽に専念できる環境を作ってあげた」と言っていたが、それは外から見てもわかるようです。
特に着目したのが、はてなダイアリー - human yo-yo
何故そんなことをするのかといえば、見据えてるものが違うのだ。彼らはこれを、「音楽CD」と競合するものではなく、「すべてのエンタメソフト」と競合するものとして考えている。それは今の「店頭」がそういうものになりつつあるからだし、ライブでいえば、そのチケットは、例えばディズニーランドやフレンチレストランに行くことと競合しなくちゃいけないということだ。さすが、「エンターティメントサービス」会社!って感じです。そして、MISIAの音楽制作環境について触れられている、
音楽産業が全体として末期的状況を指摘される中、こういう回答もあるのだ。しかもアーティストを使い捨てるどころか(比喩や精神論的意味じゃなく、本当に使い捨てなのだ普通は)、ここまで守れているレコード会社は他にない。実際、この会社の独自の形態を真似するようにして、大手レコード各社も、総合音楽会社設立に動いている。
と言う部分。
最近のMISIAは好きじゃないのでCDなどは買っていないが、アーティストを大事にする会社は貴重。波及していけばいいんだけど。
804枚の駒を使う将棋=大局将棋
from 勝手に将棋トピックス(id:mozuyama)2004年5月19日
5月13日にお伝えしたとおり、本日トリビアの泉で大局将棋が紹介されました。大局将棋について知りたい方は大局将棋リンク集を参照いただくとして、ここでは番組の模様をお伝えします。
「将棋には(間)804枚の駒を使うものがある」
「へぇへぇー」ということで42へぇまで入る。タモリ「(確認するように)知らない」
「こちらが確認のVTRです。」
「将棋の歴史に詳しい大阪商業大学の谷岡学長はこう語る。」
谷岡学長「はい、確かに、将棋で209種類、合計804枚の駒を使うものがあります。それは江戸時代に考案された大局将棋と呼ばれる将棋です。」
(駒の配置などを記した古文書の紹介)
「確かに、合計804枚の駒を使う将棋があった。」
「せっかくなのでプロの棋士の方に804枚の将棋をやって頂いた。」
独創性originarityと創造性creativity
輸入権問題(というか正確には並行輸入盤規制問題)やWinny周りの議論の中で、「アーティストの創造性に直接報いるシステムができればすっきり解決する」とかいった意見がちらほら見られる。その辺、なんとなく「なんだかなー」感が否めないのでそれについて少し。
まず、独創性originarityと創造性creativityの区別をしておこう。前者は「かつて、あるいは他に存在しなかった個性的性質への志向」を、後者は「所与の現実に働きかけより高い価値の実現をめざす志向」を意味する。前者は他の存在との相違に焦点があり、後者は活動の質に焦点がある。つまり、「創造的な模倣」はあまた存在するが、「独創的な模倣」はいくぶんか、語義矛盾である。これらは一般にいう「アーティスティック」な活動の中にある方向性の異なりを区分するものと考えてもよい。独創的なもの、は他のものとの差異によってそのあり方を明らかにするものである一方、創造的なもの、とはそれそのものの力動性によって規定される。両者は似たものかもしれないが、そのベクトルが異なる。
打ち手
from CNET Japan Blog 渡辺聡・情報化社会の航海図「Google、PCローカルドライブへの橋頭堡」
互いのコアアセットを一つずつ挙げてみる。
Google:卓越したウェブ検索エンジン
MS:ローカルPCでの圧倒的なシェア
この二つから考えると、Googleはこれまで通り追いつかれる前に最速で走り去ってしまうこと、MSはローカルPCを基盤として競争の形を変えることがストレートな戦略となる。
マイクロソフトは、ウェブからイントラからローカルまでシームレスに統合するプランを進めている。中心はOSかOfficeのどちらになるのか見えていないが、「こちら側」を強化し、「あちら側」も呼び出せるような形で技術開発を進めている。
Googleの打ち手としては基本はディフェンシブであり、表面上Yahooとの勝負に見える形でサーチを中核としたポートフォリオ(Orkut、Gmail etc)を固めていくことで、MSがレースに参加する条件が整った頃には既にゴールテープを切っている状態を作り出すこと、また「こちら側」の機能を徐々に「あちら側」に映していくことが方針だろうと思い込んでいた。
「打ち手」って、チェスや将棋の「打ち手」のことかな。「打ち出の小槌」でもないし。おそらく、「Googleの仕掛ける戦術(戦略)」のことだろうと思う。いや、「Googleの目論見」か?
また、同記事では「資本主義の誤謬」という言葉が使われているが、これは「切込隊長BLOG 〜俺様キングダム: パブリックP2P」で使われていた。どっちかと言えば、○経用語のような気がするが。。。
嗚呼...。やっちゃった.....(リプライズ)
こんなの↓をだしちゃうべく準備されておった、という訳だったのですねぇ。西垣大先生は。
西垣通『基礎情報学:生命から社会へ』、NTT出版
¥2,500、ISBN:4757101201、2004/02
さっき買って、ざくざくと読みました。読んでしまいました。
で、「嗚呼.....(ノД`)」です。
嗚呼.....(ノД`) 買っちゃったよ。。。読んでないけど。「思想」は読んでないからいいか。。
読者が認める「切込隊長」
切込隊長の会社 http://i--p.com/company/index.html
私たちイレギュラーズアンドパートナーズ株式会社は、闊達な議論を経て、多様で、かつ独創的な発想を、万難を排して実現する、実現者の、実現のための会社である。
上記理念を実現するために、自由・自主・自尊・自爆の四つの指針を有する。
自、自爆とな。。。
『イノベーションへの解』について質問される
以下、没バージョン
遠野君に質問された。
「クリステンセンの『イノベーションへの解』がすごいらしいんだけど、読んだほうがいい?」
困った。たしかにクリステンセンの『イノベーションへの解』はすごい。荒川洋治のように激しく「ボーセンカ」したいほどだ。
※「ボーセンカ」については ただ、風のために。2001/9/2 (日)(高橋征義san) を参照
▼そういえば同書の中の「片付けるべき用事」というのは、原書では何と言っているんだろう。。。
google:片付けるべき用事
【関連リンク】
"片づけるべき用事" の市場で、情報産業の将来を見つける:Goodpic
http://www.goodpic.com/mt/archives/000444.html