今日の大手紙社説
ロシアのラブロフ外相の来日に合わせて日露問題を各紙が扱うけど、特にどうという議論はなし。この問題は沖縄問題やTPPなんかとも同じでタブー化しているので、私のように孤立したブロガーが発言すると危険。
朝日新聞社説 日ロ関係―資源を軸に信頼深めよ : 朝日新聞デジタル:社説
軍拡を続け、圧倒的に多い人口でシベリア・極東で接する中国は、ロシアにとって脅威の性格を強めている。極東や北方領土で進めるロシアの軍備の近代化も、そんな事情がある。
しかし、海の安全協議が中国を刺激しては逆効果だ。長期的には中国や他の周辺国も巻き込み、地域の安定に貢献するような方向で進めたい。
北方領土問題で両国の立場の違いはなお大きい。遠回りのようでも、地域のなかでロシアと日本がともに利益になる関係を実行に移していくことが、互いの信頼を深め、問題を解決する環境を育てることになる。
事実関係の認識はよいのだけど議論が違っていて、ロシアは基本的に対中カードとして日本を維持しておきたい。というかプーチンは日本の底力をよく理解している。日本を弱体化させることはロシアのメリットにならない。
となると北方領土問題にケリをつけて日露関係を安定させるとその上に経済関係もスムーズになる、のだけど、まあ、無理。
朝日新聞社説 変わる春闘―労使の現場力で変革を : 朝日新聞デジタル:社説
企業別組合を基礎に、労働者が働く立場から経営を深く理解し、課題の解決に向けて経営側と知恵を出し合う。その歴史的な蓄積は、賃金や待遇の改善のみならず、経済や労働をめぐるさまざまな構造転換にも寄与する変革力を宿している。
例えば、年金支給年齢の引き上げに伴う65歳までの雇用維持という新たな課題にしても、そうだ。若者の働く機会を奪わない形でどう実現していくか。労使が現場で絞る知恵に勝るものはない。
格差の是正、少子高齢化やグローバル化への対応でも、この力を引き出さない手はない。
企業別組合ではなく、業態でユニオンを形成して労働者の流通をよくして若い人が参加できるようにしたほうがいいと思うんだけど。そうすることで、労働者が特定の企業と癒着せず、自身の労働者としての自立が図れる。
晴れ
1月も月末へ。今年もあと11か月というか、今年は世界的には騒がしい年になる。
お金持ちになりたい人が知っておくべき考え方21選
- 成功する人は自分の利益になりそうな人を尊重する。利益になりそうな人というのは、つい地位や名声、頭の良さ、ルックスで決めがちだが、さりげなく物や知識をくれる人と医者のこと(徒然草を読むべし)。
- 「大きなミスをしでかした部下は公平に接する」「仲間はずれにされている社員と公平に接する」。恩とか考えずやっかいな人間関係は公平を基本とする。
- 失敗と成功は結果論なので、結果論から議論するのは無駄だなと、目先のことを優先する。
- 小さなアイデアが大切なのではなく、アイデアを自分の継続的な仕事に育てられるか、人を巻き込める説得力があるかが重要。
- 成功する人には面白い人が多い。面白い人になるには、天性が必要なので真似して惨めなピエロにならないように。
- 時間を15分単位で使うと、多くの時間を無駄にしてきたのがわかり、いらいらが募る。時間の有効活用はその時間の質を見極めて選択するほうがいい。
- これといった特技がない人は淘汰されがち。特技がなくても、適当な学力と常識と頭さえあればやっていけた時代は終わった。これからは人柄をよくしてそれなりに世間のなかでやっていくほうがいいけど、それだと金持ちにはなれない。
- リーダーの資質は平時には調整、非常時には信念。
- お金を惜しんではならないのは質の高い時間を買うとき。
- 計画表が意味を持つのは明確な作業のみ。人生の計画というのは考えても無駄なので基本的な生き方を見つめておく。
- 買い物は価格に対する損失の可能性で割り切る(自分を結局何を買おうとしているのか、保有する快楽かなど)。
- 未来のための投資というのは曖昧だが、ドミニオンならまず「書庫」を買っておけ。
- 服装は若いうちはファッションセンスでなんとかなるが、中年以降は家柄の問題なので背伸びをしない。
- 成功する人は歯がきれいで堂々としている。歯には金を惜しまず使おう。それこそ効果的な投資だ。老人には高額なインプラントを。
- 本をたくさん読む人には、たくさん読めるような本ばかり読んでいる下品さが漂う。五十人に一人から「君、そういう本読むんだ」と感嘆されるような本を読め(そして友を選べ)。
- 仕事には困難がつきもの。困難があっても、「これ自分が好きでやっているんだからな、てへへ」と言えるような仕事をしろ。金持ちになれるかは、あとは運。
- アイデアを見つけるには、大きく分けると2種類。よく考える。いろんな人と話す。
- 一般的なアイデア発想法を列挙するより、当面の問題を解決する。
- 成功する人はチャンスに強い。しかしチャンスは続かないので、チャンスで成功する人は一発屋。
- 成功する人は感情的な喧嘩がうまい(経験談)。常人が真似できることではない。
- リーダーの一般論ではなく、何の、誰のリーダーかをわきまえる。