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成毛眞ブログ RSSフィード

2010-09-02

『地球最後の日のための種子』

| 08:36

本書についてはある週刊誌の書評で取り上げる約束をしてしまった。原稿の〆切は明日である。掲載誌の発売は3週間後になる。それまでとても待てないので、一言だけいっておきたい。「いますぐ買って読むべし」。本年、最高の科学読み物にして伝記になると思う。それでも疑うのであれば、本屋で14ページ足らずのプロローグを立ち読みするべきだ。書評用に付箋を張るくせがあるのだが、プロローグで5つも使ったのは始めてだ。いま、われわれの知らないところでとてつもないことが起こっており、それに対応しようとしている人々がいるのだ。

yesican93yesican93 2010/09/04 22:32 いつも成毛さんのブログを参考にさせて頂いています。
著作は3冊、紹介された本は6割ほどを購入させて頂いています。
現在大学4年で、文系学部に所属しています。
成毛信者です。カツマーではありません。

このエントリーとは無関係なのですが、一点質問させてください。
成毛さんが過去に出演された番組またはラジオを視聴することはできないでしょうか?
Googleの動画検索でもヒットしませんし、YouTube、ニコニコ動画にもありません。
有料のサービスでもかまいませんので、成毛さん関連の動画を視聴する方法がもしありましたら教えて下さい。

書店のイベントにも参加させていただきたかったのですが、今回はスケジュールが合いませんでした。
非常に残念です。

founderfounder 2010/09/05 17:53 yesican93さん、地上波はETVに一度だけ出演したことがあります。「大人げない大人」的な番組でした。詳しくは忘れちまいました。BSではキャスターをしている知人のヘルプで何回か出演しています。ラジオはJ-WAVEのショーンKの番組に2回出ています。時間どおりにその場に行くことが苦手なので(ひろゆきの学校の先輩ですからw)基本的に収録であっても断ってます。

ぜんぜん関係ないのですが、もしラジオ・テレビで最も好きな番組は?と聞かれたら山下達郎の「サンソン」です。これからはデジタルじゃないの?なんてのはたわごとだと10分でわかる番組です。

2010-08-31

『ヴェルサイユ宮殿に暮らす』 週刊朝日9月3日号 「ビジネス成毛塾」掲載

| 06:32

 

ここ20年間、モロッコネパール、ケニヤなど開発途上国の観光地を中心に家族旅行してきた。逆にイタリア以外のヨーロッパを観光したことはない。ヨーロッパ旅行は老後にとっておこうと思ったのだ。とりわけヴェルサイユ宮殿などは最期の際で良いと思っていた。

ヴェルサイユ宮殿がつまらないとか、楽な旅行だからというわけではない。先進国の観光地は200年後に行っても、いまとさほど変わっていないことが確実だからだ。変化しないことこそが、観光価値なのである。であるならば、慌てる必要はない。

ヴェルサイユ宮殿に暮らす』はそんな考えを打ち砕き、いますぐパリに飛びたくなる本だ。著者の専門はヴェルサイユ宮殿の歴史である。本書は世にもまれな大宮殿の蘊蓄本なのだ。

この宮殿には王族用以外にトイレがなかったことは良く知られている。貴族たちは城館や庭園で用を足したのだ。しかし、便槽の掃除で死者がでていたことは本書ではじめて知った。電気のない時代だから蝋燭は必需品だった。官位に応じて支給されたのだが、使用済の蝋燭を集めて転売する役得も制度化されていたらしい。

宮殿には226室の居室があった。ルイ14世は貴族に殺されることを恐れ、かれらを隔離し、相互監視をすることができるよう、この宮殿を作ったのだ。つまり、ヴェルサイユ宮殿は巨大マンションでもあったのだ。そのため王族の着衣ですら干すところがなく、無数にある窓から洗濯物がはためいていた。当然のことながら水は汚染され、巨大な庭園の噴水や運河は悪臭のもとになっていたという。

王が主催する食事会は大変豪華なものだったので、大量に食い残しが出た、これを順に官僚から使用人へと回し、最後に余ったものを町人などに売る小売商がいたという。

ところで、このところ政府は海外からの観光客誘致に真剣だ。しかし、その目的は文化理解よりも家電販売であるように見える。たしかに日本で不変なのは城ではなく製造業なのかもしれない。

2010-08-30

夏休み用に買った本 新書 8冊

| 07:14

『日本人へ』を読む必要があって駅前の書店にいったら、面白そうな新書がちらちら出ていた。

日本人へ リーダー篇 (文春新書)

日本人へ リーダー篇 (文春新書)

日本人へ 国家と歴史篇 (文春新書)

日本人へ 国家と歴史篇 (文春新書)

『日本人へ』

塩野七生文藝春秋に連載しているエッセイである。『リーダー篇』128頁の「気が重い!」で考え込んでしまった。「(『ローマ人の物語』が完結するという)先が見えたとたんに襲ってきた恐怖」があったという。さらに、イチローも同じことを語っていたと塩野はいう。自分で何らかのゴールを決めた人が、そのゴールを目前にしたときの感覚だろうか。2人の達人にしか判らない感覚なのかもしれないが、想像できなくもない。先頭をたった1人で走る人を尊敬する。

『なぜ人は砂漠で溺死するか』

1967年生まれの法医学者の書き下ろしである。不審遺体の解剖数は日本で1、2を争うという。本書はある意味で、新書の鏡である。パラパラとめくりながら、どんどん読んでいける。意外や意外の連続で、日常生活のためにもなる。掘り出しものだった。どこかの雑誌で書評にしてみよう。

『事情のある国の切手ほど面白い』

読む前から想像ができるテーマだ。金正日白頭山ナポレオンを気取っている構図などがすぐにでも頭に浮かぶ。ところが、南野洋子の切手を外国が発行する理由や、ベルギーの切手には食べ物が多い理由など、意外性のある内容もあるようだ。ちなみにベルギーの切手は英語表記だ。フランデレンとワロンが対立しているからだという。このたぐいの本は電子版のほうがよいかもしれない。フランデレンとワロンなどは読みながらググりたいし、図版はカラーで見たい。

『知っておきたいアメリカ意外史』

多くのアメリカ人にとっては常識だが、多くの日本人は知らない12の常識を紹介するという。著者は阪大の歴史学者だ。「独立宣言はイギリス国王への悪口が目的」「4600万人の無保険者がいた不思議」「ヴェトナム戦争の遠因は日本占領にあった」など、タイトルはこれ見よがしなのだが、中身はそれぞれに要領よくまとまっているようだ。

街場のメディア論 (光文社新書)

街場のメディア論 (光文社新書)

『街場のメディア論

メディア論やIT論などは、移ろいやすい一過性のテーマの代表選手である。かなりいい加減に書いても、業界関係者という読み手が多いので売れる。現実が先行して、本はすぐに陳腐化するので、錯誤があっても後に言い訳しやすい。読者の共感を得ることこそが、書き手の手腕の見せ所だ。で、本書にはなんとなく共感しそうな部分も多そうなので買ったまでだ。

江戸の気分 (講談社現代新書)

江戸の気分 (講談社現代新書)

江戸の気分』

堀井憲一郎って、週刊文春の「ホリイのずんずん調査」だよね、などとブツブツ言いながら買ってみた。パッと開いてみたら「無礼打ち」。元禄時代に酔っぱらいがお侍に絡み「この、へちまの皮、フンドシで金玉踏んで、死んでしまえ」と毒づいた。さらにしがみついてきたので刀で払ったが切れず、うち殺した。まるで落語だ。ホリイのエッセイ、こんなに面白かったのだ。さっそく、既刊を2点注文した。

『臓器は若返る』

福岡伸一のおすすめである。帯にはさらに「いま、時間とミトコンドリアのあいだに隠された生命の秘密が解き明かされる!」とある。著者は慶応医学部教授。無条件で買ってしまった。目次を見るかぎり、結論は適度なカロリー摂取と運動ということになりそうだ。結論は当たり前すぎるのだが、完全に科学的に説明されて始めて、納得して実行するタイプだから、この本はじつにありがたい。たぶん、おそらく、明日か明後日には運動するであろう。

2010-08-27

夏休み用に買った本 第4部 6冊

07:36

8月中に買った本の紹介はこれで最後である。合計43冊だ。じっさいは100冊以上買っているのだが、本ブログに適さないものなどは除外した。ほとんどが新刊本であり、フィクションは一冊もない。こんな調子だから、古典や文学などを読む暇などあるわけもない。やはりボクにとって読書は単なる娯楽であり、道楽なのだ。

『地球最後の日のための種子』

本書は雑誌または新聞の書評で取り上げる予定である。北極圏の凍土の地下に「地球最後の日のための貯蔵庫」と呼ばれるものがあり。そこには300万種の作物の種子が保存されているのだという。その施設がなにゆえに必要なのか、その施設を作ったのは誰なのか、なぜバイオ企業や発展途上国と対立するのか。読みどころが満載だ。文藝春秋翻訳部門は9月上旬にもこの分野でもう一冊だすらしい。絶好調。

2020年、日本が破綻する日 (日経プレミアシリーズ)

2020年、日本が破綻する日 (日経プレミアシリーズ)

2020年、日本が破綻する日』

このたぐいの本はめったに紹介しない。半年や1年で結果が見えることが多いからだ。事実は小説よりも奇なりのごとく、現実は意外にも高速度で変化する。なにしろ現実は小沢政権が誕生しそうな勢いである。前著の『世代間格差ってなんだ』も読んだのだが、あえて本ブログでは紹介しなかった。しかし、本書を紹介する理由は別のところにある。帯で中曽根康弘が推薦しているのだ。著者は1974年生まれ。1918年生まれの大勲位が推薦するにはそれなりの理由があるはずだ。それを知りたい。

ウォール街の歴史

ウォール街の歴史

ウォール街の歴史』

いかにも売らんかなという作りの翻訳書だ。帯には「投資家金融業界関係者必読」「経済・金融がこの1冊でわかる」などというコピーが並ぶ。ここまで売り文句が並んでいるところをみると、普通はあまり期待できない。ところで、日本史世界史の世界では大判のカラー図版本が売れている。本書はウォール街史の図版本として読めるかもしれない、と手にとってのだ。

『鉄砲を手放さなかった百姓たち』

半分くらい読んだ。テーマも内容もたいへん面白いのだが、こなれた歴史読み物ではなく、生乾きの論文といった風情だ。歴史雑誌を定期購読している程度の人であれば違和感はないかもしれない。江戸時代、百姓は武士よりも多くの鉄砲を持っていた。江戸時代のアウトローたちは鉄砲で武装していた。近世史においては歌舞伎などをイメージしながら読む人も多いはずだ。もう少し遊びが欲しかった。


『ビジネスで一番、大切なこと』

このたぐいの本もめったに読まない。どれも言っていることはほとんど同じだからだ。本書を手に取った理由は「まえがき」にある。著者は大学時代に読んだファインマンの『ご冗談でしょう、ファインマンさん』を引き合いにだす。そして、研究者には2つのアプローチがあるという。第1は複雑な現象を取り上げて、そこから不要なものを取り除くパワーポイント的アプローチ。第2は思いもよらない方向から微妙なニュアンスを積み重ねてゆくファインマン的アプローチ。本書は後者のアプローチで書いたのだという。どれ、読んでみるか。

情報と通信の文化史

情報と通信の文化史

『情報と通信の文化史

書物復権2010年の1冊だ。6000円である。高価だが妥当である。4大文明、古代ローマ、唐・インカなどの4大帝国、仏英の駅制、中世ヨーロッパ、ハプスブルグ家とタクシス郵便、アメリカ独立から西部開拓、弥生時代から現代までの日本。ともかくあらゆる「情報と通信」について、とてつもない量の情報を集積している。情報と通信のエンサイクロペディアだ。日本人はこんな本を同胞が書いたことに誇りを持つべきかもしれない。明日、無人島に流されることになり、一冊だけ本を選べと言われたら本書を躊躇なく選ぶであろう。まるまる1年はたっぷり楽しめるであろう。広い意味での「情報と通信」研究に一生を捧げた研究者の人生を読むがごときでもある。

nao-tananao-tana 2010/08/28 04:26 いつもブログの更新を楽しみにしております。ご紹介された本の中から興味がある本を購入して読むことが
楽しみになっております。本ブログを開始された頃から存じておりましたが、初めて質問させていただきます。
このたび引越しのため、本棚の整理を行ったのですが、本の上や本棚の台にほこりが溜まり、特に下段の本が
ほこりまみれになっていました。新居にそのまま持って行くのは控えたいのでしぶしぶ売りに出そうと
思っております。
今までも本棚のこと等、本の保管について掲載していただいておりましたが、本棚のこだわりや
具体的に気をつけていらっしゃったこと、行っていらっしゃったことがございましたらご教授いただけないでしょうか。

founderfounder 2010/08/28 06:21 nao-tanaさん、わが家の本棚は地下にありまして、あまり人の動きがないため、埃や日焼けの心配はほとんどありません。帯は本体からはずして、段ボール箱に放り込んであります。帯から書評のネタを拾うこともあるので捨てませんが、カバーに跡がつきそうなのではずします。

分類は単行本については「科学・技術」「世界史」「日本史」「経済学・経営学」「ノンフィクション」「フィクション」にざっと分けてる程度です。新書と文庫は出版社別に分けてます。この分類はあとから探しやすくするためです。

gotochingotochin 2010/08/29 16:58 成毛さんの本を読んでから、人生観が変わりました!
成毛さんの著書の中に「古典は人に任せて新刊を読もう」と書かれていましたが、著書の一つに「必読の古典50冊」があると思います。
成毛さんの真意はどちらなのでしょうか?

ちなみに私は社会人一年目の24歳です。

founderfounder 2010/08/30 07:31 gotochinさん、ボクが「監修」した「MOOK」の書名は『図解 仕事力が身につく必読の「古典」50冊』です。

「古典」を生で読まなくても「図解」でとりあえず間に合わせてという感じです。また「監修」なので、本人は文章を書いていません。さらに「MOOK」ですから雑誌を読むように気楽にどうぞという意味です。

ともあれ、書名は正確に引用し、『』(二重カッコ)で括ること。社会人であれば、このたぐいの小さな手間を惜しんではいけません。逆に大きな手間は惜しんでOK。

学生は学年・学期単位で評価だけど、社会人は10年単位で評価されます。小さなことこそ丁寧にすることが、かえって効率が良いのです。大きなことは嫌だったら、逃げてしまっても大きな傷にならないことが多いのですよ。

gotochingotochin 2010/08/30 21:28 ご回答ありがとうございました!
まさか返信頂けるとは思わず、大変失礼なことをして申し訳ございません。
「仕事も人生もナメてなんぼ」と言える様な人生を僕も送ります!
一度きりの人生

nao-tananao-tana 2010/08/31 01:05 成毛さん、本の分類についてお教えいただきありがとうございました。
また早々にコメントお返しいただいていたにもかかわらず、今日まで確認できずすみませんでした。

以前のコメントで、30台の頃は「すべての本を段ボールに詰めて一室に積んでましたので・・・」とございましたとおり、
私の本も段ボールに入れておいた本は無傷(綺麗)でした。

本棚に飾りたい、ある意味誇りたいという思いもありますが、しばらくは段ボール方式を有効に活用していくことにいたします。
どうもありがとうございました。

2010-08-26

小飼弾×成毛眞 トークイベント告知

| 13:43

●MARUZEN&ジュンク堂書店渋谷店オープン記念トークイベント 

時:2010年9月12日(日)14:00〜16:00

小飼弾×成毛眞

今こそ、ベストな多読術―本からしか得られない、真の教養とは―

電子書籍ブーム真っ盛り。毎日のように関連ニュースが流れ、本のありかたが大

きく変わろうとしている今こそ、私たちは読書そのものを見直す必要に迫られて

いる。これから生き残る本の条件とは、身につけるべき読書法とは何なのか――

本の選び方から、メディアの使い分け、既読本の活用方法まで、「多読」をすす

める二人の読書家がこれからの読書について徹底的に語りつくす!


場所:MARUZEN&ジュンク堂書店渋谷店(7階)特設会場

定員:50名

参加費:無料

お申込み:9月2日(木)10:00よりMARUZEN&ジュンク堂書店渋谷店メインカウ

ンターにてご予約承ります。

http://www.junkudo.co.jp/(詳細は、8月26日中にアップ予定)

『群れのルール』 プレジデント9.13号 新刊書評掲載

07:12

群れのルール 群衆の叡智を賢く活用する方法

群れのルール 群衆の叡智を賢く活用する方法

本書の骨子は、ネット時代には新しい経営学組織論が有効であり、そのためには生物学の知識が役に立つというものだ。しかも、この場合の生物学とは、個体の研究ではなく、群れとしての生態を観察することだというのだ。

例をあげてみよう。5つの選択肢をもつ超カルト・クイズを考えてみる。回答者は5つのうち、どれか1つだけは不正解であることを知っていることにする。個人が正解する確率は25%だ。

しかし、集団の正解率は100%近くなるはずだ。正解だけは20%以上の得票を得るからだ。つまり、集団の中から正解を出せる人を選ぶのではなく、集団として意思を決定させれば、正解率は跳ね上がることになる。

ネット時代にはそのような意思決定が、会社のような組織においても、社会レベルでも瞬時にできるようになった。

本書は前半で、サウスウェスト航空の予約システム戦略、赤アリの組織的行動、産業用ガス会社の生産・配送システム、ミツバチの意思決定メカニズム、「クイズ・ミリオネア」の観客参加時の正解率、ボーイングの巨大テスト・チームの教育、タウンミーティングでの政治決断の正当性などを列挙する。

後半ではシロアリや鳥、魚、トナカイ、バッタなどの行動を引き合いにだしながら、さまざまな人間の社会や組織とつなげて考えていくのだ。

その結果得られるキーワードは自己組織化、情報の多様性、間接的協業、適応的模倣などであり、経営学の知識があればすぐにでも応用可能な知識が満載である。

著者は『ナショナル・ジオグラフィック』のシニアエディターである。科学や自然が専門だ。それゆえに科学については信頼しうる新鮮な情報が満載だ。

たとえばハチが新しい巣を決定するときの行動を理解するために、ある研究者は4000匹のハチに個体識別のマーキングを施してから、ビデオを回して観察した。

他の研究者シロアリの巣の構造を理解するために、半年かけて巨大な巣に石膏を流し込んで固めたのち、上からスライスして3次元イメージデータを作り上げたことなどが紹介される。

本書で取り上げられる企業のケーススタディについても同様で、会社を取材したというよりも、組織を科学的に観察したという記述になっている。

巷にあふれる、簡単なアンケートと経営者インタビューを拠りどころに、著者の憶測で構成されるような怪しげな経営学とは雲泥の差なのだ。それゆえに本書は理系のための経営学書でもあり、文系のための科学読み物でもある。

それにしても、CIAウィキペディアを部内に作って運用しているこという記述には驚いた。インテリペディアと呼んでいるらしい。スパイ組織も間接的協業の時代に入ったのだ。

msuga1127msuga1127 2010/08/26 23:20 この夏、成毛さんのブログを知り、チェンジブルー、一万年の進化爆発、群れのルールを読んで(理系なので)、世界観影響受けました。同時期、酷暑の中国を仕事で訪れ、中国/香港入国審査で順を待つ人々の多様な外見を眺めて、同じアフリカを起源としている人たちがこれほど多様になってしまうのは驚くべきことだと、同行者と話していました、直後に一万年の進化爆発を読んだのだから、効果抜群です。目から鱗でした。もっとこういう本を大量に読まなくてはと思いました。いま、これらの本は家族の間で回し読みになってます。
もっとも、私は今晩は少し多読に疲れて、“月一ゴルファーが無理なく..”をいっぱいやりながら読んでいます。ともかくありがとうございました。
「スートニクの落とし子たち」の後輩より
ps日本を破滅から救うための経済学(スプートニクの登場人物の野口教授)も同時期に読んだのですが、経済学は未来予測をできるのでしょうか?

なかのひと