ガンダム バトルロワイヤル - PSP

買って一週間になるが、昨日になってようやくパッケージを開けてプレイ。
PSPでのガンダムゲーは2作目だけど、前回は本当に作りかけですという感じたっぷりだったが、本作はかなり完成度が上がっているように思えた。私の腕でも一日やれば一通りクリアできたので、難易度は同種のゲームと比してやや低めか。
舞台は主に一年戦争だが、最後にグリプス戦役の前半部分だけがある。連邦とジオン軍のいずれかのパイロットを育てながらゲームが進行していき、徐々に使えるMSの数が増えていくというよくあるパターン。基本的に原作に沿う形のエピソードで綴られているが、ブルーディスティニーとかオーストラリアの話なんかは同じぐゲーム化されたエピソードを踏襲する話が設けられていた。ブルディスティニーの話はサターン時代だし、プレイした人の方が少ないんじゃないだろうか。
私は連邦好きなので、当然連邦とエウーゴでプレイ。当初はジムとか陸戦ガンダムが主力。ビーム兵器が多い連邦とはいえ、序盤は実体弾でパチパチ撃ち合い。進むうちにガンダムとかアレックスが使えるようになる。出渕メカが好きなので当然アレックスを常用。ビグザムジオングもこれで倒す。
グリプス戦役ではジム2とリックディアスが当初の装備。その後Mk-IIを奪取して百式なんかも投入される。
この種のゲームの中でもまぁまぁの完成度だと思うけど、フィールドがやけに小さいのが気になった。やはりPSPのメモリー制限かな。サイコガンダムと闘う面では領域が狭いために距離をとるのに苦労した。近づけば一撃で2/3ぐらいダメージを受ける格闘技を喰らうので、フィールド境界を背に逃げ回りつつ遠方から実体弾による攻撃をチミチミやってなんとか倒せた。
ひとしきりグリプス戦役を堪能したので、グリプス戦役の先進的なMSで一年戦争の戦場に殴り込み。ビーム兵器はもちろん運動性においても当時のMSを圧倒できるので、シャアとて敵ではない。砂漠でゲリラ戦を挑まれない限り負けるわけがない。
連邦、エウーゴと原作での勝者ばかりでやってしまったので、話の筋は原作通りになったのだけど反対でやるとどうなるんだろう。連戦連勝すると話が変ってしまうよな。
(追記)ちなみにフォウの声はゆかなになっていた。やはり島津冴子さんのフォウはこのまま過去の歴史にされてしまうのだろうか。