カレー番長への道 ~望郷編~ 第479回「年輪」

今回は月島にあるスープカレーの店「年輪」でカレー修行だ。


店内は入ってすぐカウンター席になっており、
奥や二階にはテーブル席もある模様だ。
俺様は奥のテーブル席に案内された。
まずはカレーを選択する。
チキン、野菜、豚角煮、厚切りベーコンといったものが組み合わせになっている。
基本のカレースープはどれも一緒って事か。
俺様は「チキンと角煮と野菜」を選択。
次にスープだが、レギュラー、プラス200円でスープ大盛、
プラス100円でマイルド(ココナッツ追加)が選べる。
俺様は最初なのでレギュラーにした。
辛さは5段階で、5の激辛はプラス100円。俺様は「2」
ライスは小、中、大(+100円)、特盛(+200円)。俺様は「大」
最後に追加トッピングをチーズ、納豆、たまご、チーズいももち、コロッケ、
ブロッコリー、ザンギ、チキンレッグ、角煮、ベーコンから選べる。
俺様は「チーズ」「たまご」を選択。
(その他、ラッシーなどのドリンクもあるよ)
やがてカレーがやってくる。


変わった形状の器に入っている。
けど食べにくい事はない。


ライスにはレモンが添えられている。
まずはこれを絞る。


カレーにはキャベツ、ピーマン、ブロッコリー、ジャガイモ、ナスなどたっぷり野菜。
その上にチーズが炙られて乗っている。
玉子はもともと半分入っているらしく、
それに追加トッピングしたので1個半入っている。
まずスープを飲んでみる。
あ!美味い!
香ばしい塩味だが、しょっぱいわけじゃない。
奥の深い旨味になっている。
そのスープにチーズがベストマッチ。
より深みが増している。
野菜は素揚げされていて美味い。
特にブロッコリー

 


チキンはこんなサイズの骨付きレッグ。
スプーンで小突くとすぐに骨から剥がれるほど煮込み十分。

 


こちらは角煮。
角煮うまーい!
とろみがちょうどいい感じ。スープにも合う。

王道でありながらもしっかりしたクオリティのスープカレーだった。
札幌の行列店にも負けないくらい。
夜は北海道グルメを中心とした居酒屋になるらしい。
夜も来たいなあ・・。
この店は平日のみの営業なので注意。

寄生獣 ザ・グレイ

2024年4月5日にNetflixで配信開始
制作:Climax Studio、WOW POINT(韓国)
監督:ヨン・サンホ
脚本:ヨン・サンホ、リュ・ヨンジェ
原作:岩明均
出演:チョン・ソニ
シーズン1(全6話)

 

舞台は韓国。
スーパーの店員をしている29歳の女性スインは、
レジでのトラブルになった男に夜道で刺される。
そのとき、地球上に飛来した寄生生物に体を乗っ取られそうになるが、
スインが死にそうだったために脳を完全に乗っ取れずに定着してしまう。
同じように寄生生物に脳を乗っ取られた人間は韓国中に現れ、
その存在を知った政府は対策チームを作っていた。

 

日本の名作漫画「寄生獣」と世界観を共有するが、
漫画のエピソードをそのままドラマにしたのではなく、
「漫画の事件が韓国でも起きていた」という解釈で
オリジナルのシナリオ展開を描いている。
監督は「新感染ファイナル・エクスプレス」で
質の高い韓国産ゾンビ映画を生み出したヨン・サンホ
原作をリスペクトしつつ、
社会派スリラーとして再構築しているのが素晴らしく、
漫画実写化の正しい形の一つだと思った。
また、ヨン・サンホ監督のスピーディでドラマティックな展開は
連続ドラマとの相性がとても良く、痛快な出来映えであった。
主人公を自分に自信の無い内気な女性にしたのも巻き込まれ感が出ているし、
ハイジ(寄生獣の人格)との二面性も強く出て面白い。
きっと演技も上手いんだろうな。
また、寄生獣の描写にはCGが必要不可欠だが、
かなりリアルに描写できている。
物語の最後に菅田将暉演じる泉新一を登場させ、
続編への期待を抱かせる締め方もいいね!

今日のチョイ呑み(247)「食彩秩父じんじんばあ」

今回は秩父の「番場通り」にある「食彩秩父じんじんばあ」でチョイ呑みだ。


ここは秩父名物ジビエ料理を食べられる店。
基本的には食べ歩き客が主な店だが、
店の奥には囲炉裏席があり、お酒も飲む事が出来る。

 


まずは瓶ビールの赤星を飲みながらメニューを吟味する。

 


最初に頼んだのはコチラ。
秩父を代表する郷土料理「みそポテト」
蒸したジャガイモを天ぷらに揚げてから甘い味噌だれをつけたもの。
ホクホクのポテト天に甘すぎない味噌がアクセントを与えており、
1個目より2個目、2個目より3個目とクセになる美味さ。
もちろんお酒のツマミとしても違和感無し!

 


続いてはやはりジビエの店なのでジビエ串焼き2種セット」
手前が猪で奥が鹿。猪は脂が美味い感じ。
鹿は脂が少なくてしっかり肉。
どちらも臭みが無くてウマウマ。

 


お次は「しいたけ串焼き」
秩父しいたけも有名だね。
ご想像通りの良い椎茸。

 


アルコールは「塩レモンサワー」に切り替え。
塩が効いててツマミが捗る!

 


出ました「山菜天ぷら盛り合わせ」
山菜って現地行かないとなかなか食べれないからね。
どれがどの山菜なのか覚えてないけど、
どれも香ばしくて美味かったぜ。
当然、苦味無し。

 


こちらは蜂蜜酒
白ワインをもっと飲みやすくした感じ。
飲みやす過ぎてクイッと無くなっちゃった(^◇^;)

 


お次のアテは秩父きゅうりとおなめ味噌」
味噌うめぇ~。
合わせて頼んだ日本酒は秩父錦」
透明感の強いお酒。味噌と合う!

 


こちらは「こんにゃく田楽」
ツマミっていうよりデザート感。

 


シメに「猪汁」をいただきマンモス。
基本、美味い豚汁なんだけど、
細かく刻まれた猪肉が口に入るたびに強いアピール!
カップヌードルの謎肉みたいな美味さ!

 


おっと、この店は久住さんもフラッと来てるみたいだw

 

一応予約して訪れたが、
イートインを利用した客はほとんどいなかったので、かなり穴場だった。
ただし、18時に閉店してしまうので、2軒目に行かざる得ない。

 


二軒目は同じ番場通りにあるクラフトビールの店「MAHOLLO BAR」へ。
この店は沢山の種類のビールや発泡酒があるのだが、
少ない量で複数頼める飲み比べセットが出来るので嬉しい。


まず頼んだのはコチラ。
秩父麦酒 爽やか熊のラガー」「秩父麦酒 いちごと紅茶のお酒」「秩父麦酒 強熊」
特に「いちごと紅茶のお酒」が面白いね。
ちゃんと紅茶の香りが鼻に通る。
キビ糖を発酵させて作るハード・セルツァーという種類のお酒。


アテに頼んだのは「パテ・ド・カンパーニュ」
豚ひき肉と鳥レバーで作った自家製パテ。
これチビチビと口に含むだけでビールが進む進む。

 


ビールおかわり。
お次は秩父麦酒 華熊」「秩父麦酒 クマの山からの贈り物」
秩父矢尾本店 2月3日のごもっともさま」
ここまで来るとどれも美味くて味は忘れた(^◇^;)

店を出て特急で池袋へ帰るわけだが、駅ナカで日本酒の有料試飲を発見。

最後に日本酒でシメたくなったぜ。


選んだのは長瀞純米酒」「武甲正宗秩父純米大吟醸」「秩父純米吟醸
どれも辛めの日本酒だった気がする。(記憶が曖昧w)

そんなわけで秩父に別れを告げた。
秩父は観光地としてはコンパクトで、まったり感が街に流れてて良かったな。
また来るよ。

秩父探訪

芝桜の時期なので、秩父へと向かう事にした。
秩父へは池袋から特急ラビューでストレートに行く事が出来る。


1時間20分で西武秩父駅に到着。
11時チョイ前だ。
まずは腹ごしらえと行こう。
やって来たのはコチラ。


秩父名物の一つ「豚みそ焼き」の専門店「豚みそ丼本舗野さか」さんだ。
11時開店なのだが、さすが有名店。
すでに行列が出来ていた。
俺様が並んで店頭まで進んだ時、衝撃の事実。


この日は「弁当のみ」の営業だった・・。
まあ、その方が早く順番がまわってくるだろうから良しとしよう。
券売機でチケット購入。
買えるのは並盛りの弁当1種類。


店の横にベンチがあったから、そこで食べる事にした。


山椒と七味を塗す。肉は4枚。胡瓜漬け付き。
下に敷かれたゴハンを肉で巻いてパクリ。
うんまぁ〜い!!
豚肉の脂が味噌によってより滑らかに味付けされている!!
こんなにも豚肉が美味しくなる食べ方を考えた秩父民、あっぱれ!!
箸が止まる事なくパクパクパクパク。
あっという間に無くなってしまった。
やはり量は少なめに感じる。
まあいいさ、ここは秩父
他の名物もあるだろう。

 


「番場通り」という昭和を感じさせる商店街を進む。


リアルなレトロ感がイイね。

 


ああ、秩父と言えば「あの花」の聖地だったんだっけ。

 


秩父神社に到着。

一周したら次は「道の駅ちちぶへ。


この日は暑かったので、生ビールで体を冷やそうと思ってたんだけど、
何と生ビール無いの。
車で来る人が多いから?
いや、でもさ・・。


仕方ないので瓶の地ビールで我慢。
こちらは「秩父麦酒ペールエール華熊」。
ホップが効いてて美味い。


この店の駅には「腸詰屋」が併設されている。


せっかくなのでアテに焼きソーセージを購入。
カラブレッサ、フランク、カレーと3種類あったので、カレーを選択。
カレーはほのかな香り付け程度。
味は王道な焼きソーセージ。美味い。


別の売店でデザートにソフトクリームを購入。
バニラとゴマのミックス。
ゴマが強すぎず爽やかで美味い。

 

「道の駅ちちぶ」から25分歩いたところにある羊山公園にやってきた。


入場口では羊がお出迎え。
羊山公園」という名前だが、この公園の主役は羊ではない。

 


広大な丘に広がる芝桜だ!


この時期だけに楽しめる香しき天然絨毯だぜ。

 


あ、チューリップもキレイ・・。

 

芝桜の満開を祝して、埼玉県のお友達も次々と来園!


時の鐘とサツマイモから生まれた
川越市のマスコットキャラクター「ときも」ちゃん。


日本最大規模を誇る都心緑地空間"見沼田んぼ"の
主の子孫でさいたま市のPRキャラクター「つなが竜ヌゥ」君。


クマの妖精で秩父市のイメージキャラクター「ポテくまくん」


スーパースターが3人並ぶところが見れるなんて眼福だぜ!

 

ここから西武秩父駅に戻り、
駅に併設されている「祭りの湯」で今日の疲れを癒したぜ。


この施設では温泉むすめの「秩父美祭」ちゃんグッズを買う事も出来るんだ。

さて、このあとは秩父でのチョイ呑みに移行するわけだが、
それは明日に「今日のチョイ呑み」記事としてお届けしよう。

今日のチョイ呑み(246)「ムーラン」

東銀座の築地警察署のすぐ前に「日本鶏園」という大衆酒場があった。
入ろうと思うたびに満席でなかなか入れなかった。
今日あたり入れるかな?と思って行ってみたら、
「ムーラン」という四川料理の店に代わっていた!


ここまで来てしまったのだから、清水の舞台から飛び降りる心境で店内へ。

 


まずは生ビールで喉を洗ってメニューを確認する。
メニューを見てビックリした。
「焼き小籠包」「よだれ鶏」「ラーメン類」「肉まん」の
4種しかフードがない!(^◇^;)
ラーメンはツマミにならないので、実質頼むものは絞られる。

 


まずは「焼き小籠包」
一皿6個。
店員さんに「何かつけた方がいいですか?」と聞いたら、
「最初はそのまま食べて、あとはお好みで。オススメは黒酢です」との事。
郷に入っては郷に従え従うぜ。
アツアツの小籠包をゆっくりと慎重にガブリ。


油断するとスープがビュッと飛び出す。
出来立てアツアツのうちにハフハフ言いながら食べるのがやはり美味い!
そして黒酢も合う!
味変として機能。店員さんありがとう。

 


そして「四川よだれ鶏到着。
定食にもできるという事だったので、定食にしてもらった。
よだれ鶏の他はライス、きゅうりの漬物、中華スープ。

 


よだれ鶏めちゃめちゃ花椒が効いててシビレるぅ~。
これはアルコールが進まざる得ない。
俺様が今まで食べて来たよだれ鶏って甘辛程度だったんだけど、
これが四川本場のよだれ鶏なのかぁ!
鶏肉を食べた後は下に敷かれたネギだけが残ったんだけど、
タレがしっかり絡んでるから辛いのなんの!

 


なんだか漬物も辛いw
ライスはダメダメだなあ。乾いて表面が硬くなっちゃってる。
たぶんこの店でライスを頼む客ってほとんどいないんだろうな。

まだオープンしたばかりだからこのメニュー構成なのだろうか?
あと何品かメニューが増えたらチョイ呑みしやすい店になるんだけど。

カレー番長への道 ~望郷編~ 第477回「カリーシュダ」

今回は茅場町にある「カリーシュダ」でカレー修行だ。


この店のカレーは3種類で、
鶏もも肉カレー」「牛キーマカレー」「ラム肉カレー」
いずれも1300円で、2種あいもりが1500円で可能。
ライス、ルー、それぞれ100円で大盛可能。
俺様は鶏もも肉」と「ラム肉」のあいがけライス大盛で注文した。
やがてカレーがやってくる。


凄くシンプルな盛り付け。サラダ付き。
鶏もも肉カレーとラム肉カレーを交互に食べてみる。
うん、カレーが煮込み料理である事を改めて思い出させてくれる正直なカレーだ。


肉が主役。
何でもここのカレーは19種類のインド産スパイスを自家調合したもので、
小麦粉、人工調味料、添加物を使用していない、
塩分、油分控えめカレーだそうだ。
純粋に美味いけど、計1600円払ったら、
もう少しデラックス感が欲しいところ。
副菜がついてるとか、そういうの。

ラーメンはたまに食べるぐらいがちょうどいい(100)「まるとちび」

今日は池袋広島つけ麺が食べれるお店「まるとちび」でたまのつけ麺だ。


「広島つけ麺」は去年に広島を旅した時に初めて食べたご当地グルメ
東京で食べられる店は珍しい。
店内に入って説明を受ける。
チェック用の紙を渡されるので、それらをチェックしていく。
まずこの店は「広島つけ麺」の他に「まぜそば」もやっている。
どちらかを選択。
そしてトッピングをチャーシュー、蒸し鶏、納豆、山芋、わかめの5種から1つ選択。
次に辛さを5倍、10倍、15倍、20倍から選ぶ。
20倍から上も10倍追加するごとに100円追加すれば出来るようだ。
次に苦手な野菜を抜いてもらうことが出来る。
親切だ!
最後に追加したいトッピングも選べる。
100円のトッピングは麺半玉、半熟玉子、わかめ、薬味ねぎ。
200円のトッピングは麺1玉、チャーシュー、蒸し鶏、納豆、山芋。
もち麦ごはん(100円)、みにぶた丼(300円)も追加可能。
俺様は「広島つけ麺」「チャーシュートッピング」
「中辛(10倍)」「麺半玉」「蒸し鶏」「もち麦ごはん」追加でオーダー。
やがて広島つけ麺がやってくる。


あー、このスープの感じ。
広島で食べたヤツそのままだねー。
「広島つけ麺」の特徴の一つは大量の茹で野菜。


茹キャベツと茹もやしをオニオンスライスや白髪ねぎと一緒に
ドバッとつけ汁へ投入するのが俺様流。


こうすると辛さが和らぐからだ。


そしてチャーシューや蒸し鶏と一緒に野菜と麺を汁に絡めてパクリ。
これこれ。
中華麺に冷たくて辛酸っぱい汁が絡んで美味い!
10倍は俺様にはギリギリの辛さ。これ以上は無理そう。
野菜も食感に変化が出て面白いんだよねぇ。
そして辛さで麻痺してきたときにもち麦ゴハンを頬張るの好き。清涼感。

何より東京に全然進出して来ない「広島つけ麺」を
現地の味のまま食べれるってのが貴重な存在だよね。
なぜもっと増えないのか店主に聞いてみたら、
「広島つけ麺」は仕込みに手間がかかる事と、
野菜が高くて利益が薄いからかもだって。
蒸しキャベツにするときは大玉じゃないと味が落ちるから、
一玉300円ぐらいするキャベツを使わざる得ないらしい。
蒸しキャベツがないと広島つけ麺じゃないしなあ。