中国におけるブロードバンドの将来

http://www.enet.com.cn/article/2006/1114/A20061114289866.shtml

 記事タイトルは訳すと「Bit Torrentで議論紛糾!プロバイダーはネットワークの進歩(従量課金)に言及」といった感じなのですが、記事内容は上述タイトルの感じで。

 日本でも似たような状況のようですが、Bit TorrentをはじめとするP2Pトラフィックが全体の60%を占めているので定額制は辛い。IP電話の普及に電話運営会社でもあるプロバイダーは困り気味。といった日本と比べてもわかりやすい話が展開されているのですが、ちと中国風味のある話題としては、従量課金の反対意見として「スパムやFlash多用の企業サイトがあるのに、従量課金として一般ユーザーが負担するのはおかしいじゃないか」というご意見。Skipボタンもないえんえんと自己満足Flashを見せる企業サイトが多いのはまったくその通り。私も、ブラウザのセキュリティ設定をあげないと怖くてネットを見られないけど、Flashが見られないとまったくサイトが表示されないことも多くて困っています。

 天津だと512kbのADSLが月額80元です。日本と比べるとちょっと高いと思いますが、あまりPCに詳しくない子でもP2PやインターネットTVを使用していることを思えば、ユーザあたりの平均トラフィックは結構大きいのかもしれないですね。