ロシツキーはじまったな

リバプール  1 − 3  アーセナル




リバポの得点:ペナントのCK→クラウチ頭→カイト頭
アーセナルの得点:ついに覚醒してしまった男×2、またキャラガーこけてやんのw




個人技でゴールに直結するプレーが出来るアーセナルと、
出来ないリバプールの差がハッキリと表れた試合。




詳細といっても、基本的にリバプールペースで進んだんだけど
その合間にアーセナルが3点取ったっていうだけの試合。


アーセナルサイドに立って見れば、セスク不在の影響が大きくて
ゲームの組み立てすらまともに出来なかった。
8割ぐらいの時間帯は守ってたんじゃないかと思ってしまうぐらい。


ただし、守備という側面で見ると地上戦はそんなに恐くなかったですね。
リバポにはドリブル突破出来る選手がいなければ、
裏に抜けるスピードが速いベラミーはベンチだったし、
基本的にある程度ちゃんと守ってればセットプレー以外での失点は無いだろうと。


そのかわり、攻守に渡って空中戦ではリバポに分があったため、
セスク不在で中盤をコントロール出来ないアーセナルには
ちょっと相手にペースを握られやすい展開ではあった。




両チームともなかなか決定的なチャンスを掴めないまま
試合が進んでいったけど、そんな中先制したのはアーセナル
中でボールを受けたロシツキーが右サイドに開いていたフレブにパス、
フレブがボールをコントロールすると再び中のロシツキーにパス、
その鋭い横パスをロシツキーがダイレクトでシュート、
それが綺麗な弾道を描いてゴールに吸い込まれていった。


これはサッカーやったことある人ならほとんどが体験してると思うけど、
鋭い横パスをダイレクトで合わせるのって
見た目以上にコントロールが難しいんですよね。
それをあそこまで上手く合わせるあたり、ロシツキーの上手さを感じる。




2点目は完全にロシツキーの個人技。
アンリとペルシがオフサイドポジションにいたんでパス出せなかったんだけど、
数人にマークされながらシュートまで持ち込んでゴール。





3点目は完全にアンリの個人技w
後半途中から全くといっていいほど攻め手が無かったアーセナル
唯一攻撃に転じることが出来た場面でやってしまった。


中盤でボールを受けたアンリが一気に左サイドのスペースへ蹴り出し、
キャラガーがブロックしにいったけどスピードに勝るアンリを防ぎきれず撃沈、
左サイドでボールを持ったアンリがそのまま中へ持ち込み、
さらに中へ切り込んで打ったシュートがそのままゴール。
そんなに素晴らしいシュートでもなかったので、
デュデクみたいに衰えと試合勘に不安があるGKじゃなきゃ
何とかセーブ出来たかなと思います。




リバポに関しては交代策がリーセ→アウレリオだけってのは何とも寂しい。
以前エミレーツスタジアムで試合した時よりは持ち直してるものだと思ってたけど、
ジェラードがセンターに戻った以外は根本的に変わってないんじゃないだろうか。

第2GK


何でデュデク使ったか、何でアルムニア使ったか、について簡単に解説しておくと、
リバポ、アーセナルに限らず強豪クラブとかに良く見られる傾向で
FA杯、カーリング杯には正GKを使わないことが多い。


今回の試合に関してはアルムニアは役割を十二分に果たしたと言えるし、
デュデクは満足な働きをすることが出来なかったと言えるでしょうね。

滞在


そういえば9日にはカーリング杯でもう一度リバポと対戦するんだったな。
しかもアンフィールド
この際、FA杯のスタメンは全員休養でいいんじゃないかねえ。




GK:プーム
DF:ローレン、ギャラス、ジュルー、トラオレ
MF:ウォルコットデニウソン、ソング、リュングベリ
FW:バチスタ、アリアディエール




ローレンはここらへんで先発させるだろうし、
ギャラスもそろそろ復帰出来るみたい。
リュングベリはどうだったかなーと思いますが…


あと、この頃までに移籍が決まってなければ
トークスも一応使えるのかな。