沖縄旅行まとめ(7):土産物

 もう、この沖縄シリーズも延々と書いてきたので、そろそろ疲れてきたんですが、風邪の引き始めみたいな予兆があって、引きこもってるので、まだ続きます。始めて沖縄に行った人間が大喜びしてあれこれ書くのも何ですが、まあ、半ば自分の覚え書きですので、ご容赦下さい。
 さて、土産物。



ハイビスカスの苗!というか、ただの棒っきれにしか見えない。この赤い方のろうを削って、水に半分くらい突っ込んでおけば、水栽培で根が出て芽が出るそうな。ほんとですか?!思わずそう叫ばずにはいられない。一緒に買ってきた観賞用ミニパインとハイドロボールで寄せ植えにしてみました。殆どトロピカルカクテルです。ミニパインの方は枝が30cm位あってその先に着いていたんですが、持って帰る途中でぼきっとやってしまったので、直にねじ込みました。2,3週間して実が枯れたら、上の芽の部分を切って、土にねじり混めば、そこから根が出て、1〜2年でミニパインが見られるそうです。なんて不思議、簡単。本当にそうなのか、これから育てるのが楽しみです。

島とうがらしは、沖縄では、みんな、自分の家で育てているそうです。見た目もきれいで、自家製というのが、何とも魅力です。月桃は春に種蒔きします。野菜系、観葉植物系は、これまで「所帯じみてて嫌だ」「こじゃれたお手軽なだけの観葉植物は面白くない」というポリシーで決して手を出さなかった私ですが、種から育てる魅力と余りの不思議さについ手を出してしまいました。春に種を蒔くのが今から楽しみです。この植物の苗や種は空港のお土産物屋で買いました。

 ゴーヤマラカス(右)とゴーヤマスカラ(左)です。ゴーヤの形のマラカスを作ったら、お店に買いに来る人がやたら「ゴーヤマスカラ」と言い間違えるので、本当に作ってしまったそうです。お客様が欲しいというなら作りましょう、商人の鏡です。「笑っていいとも」でも紹介されたそうです。二つあわせて千円くらいです。

 沖縄人歌手Coccoの沖縄限定シングル「ジュゴンの見える丘」480円!です。いい歌です。ゴーヤマラカス&マスカラ&Coccoの沖縄限定シングルは、国際通りの高良レコード店で買えます。ここのお店は、三味線などの沖縄伝統楽器やオキナワ・ハード・ロックなど、地元に密着していて面白いです。
高良レコード店(沖縄音楽の通信販売サイト)


 沖縄全体が観光地みたいな所なので、至るところにスタンプがあります。ノートを一冊用意しておくと便利です。首里城のおみやげショップで買いましたが、重宝しました。見る角度によって絵が動く3D仕様の沖縄風の柄です。

 沖縄限定泡盛「松藤」、八重山泡盛飲み比べセット(100ml瓶が3本)です。重いので、お酒買うなら、空港ですね。限定といわれると、何故、こんなに欲しくなるのでしょうか。一本、一本、飲むのが楽しみです。泡盛好きじゃない筈なんですが。




 今回は水族館に完敗です。負けました。Sサイズだけの最少失点で切り抜けたのが、次の試合へつながると思いたいです。

 沖縄の観光施設やホテルだけではなく、民家にも必ずと言っていいほど、シーサーはちゃんとあります。観光客向けではなく、地元では守り神として現役バリバリです。
http://homepage2.nifty.com/mitsuo-m/
あんまり立派なものを買ってきても、置き場がないし、代わり映えのしないようなものもなんなので、これまた、国際通りのMITSUOシーサー美術館で買いました。赤は恋愛運、青は成功運に効き目があって、二つ組み合わせると、合わせ技で恋愛成功運が高まるのだそうです。黄色の金運と組み合わせれば、玉の輿狙いも可能だそうです。なんて便利なんでしょうか?!

 ジュゴンのエコバッグです。
海想 kaisou
国際通りの東端あたりのこのお店で買いました(ゆいレール牧志駅降りてすぐ)。落ち着いたデザインなので、ほんとに使ったり着たり出来そうなものがあります。わけの分からないTシャツを勢いで買ってしまうのも楽しいですが、タンスの肥やしになっても仕方ないな、と思う人には、ここはお薦めのお店でしょう。エコでアースでオーガニックで、良いデザインのものがあります。
 国際通りのお店を見て回ると分かりますけど、お土産物は大体どこの店でも一緒です。定番商品は空港のお土産物屋でも買えます。なので、そこでしか買えないオリジナルの商品を置いているお店やミュージアム・ショップで限定品だけ途中では買って、定番のお土産物は帰り際に空港で買う、というのが楽です。まあ、国際通りのような観光客向けのお土産物屋で買い物する楽しさというのも、それはそれであると思いますし、車で移動する人には余り関係ないかもしれないですが。
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 ぁ、会社のおみやげは水族館の「じんべえざめちんすこう」です。限定なので、わざわざ買ってきてやったぞ感を押しつけがましく狙っています。ジンベエザメの形をしていてかわいいので、受けが狙えるのもポイント高い(?)はずです。家用お菓子は「塩ちんすこう」と「紅芋タルト」です。なかなか減りません。が、どちらも激ウマです。ラード入りでカロリーが気になりますが、塩ちんすこうは甘さがまず来て、その後、口の中に残る適度な塩っ気が後を引きます。どんなクッキーにも決して出せないこの味わい。それから、モンド・セレクションは伊達ではない「紅芋タルト」。紅芋づくしには食傷気味の感もありましたが、買ってきて良かった。全ての紅芋づくしはここから始まった(そして、これに比べれば全て間違えた)と言えるでしょう。しっとりとしたタルトと上品にとろける紅芋クリーム。唖然として、そして、陶然とする他ないこの味わい。口の中で消えていくこの味わいが何とも惜しくなり、もう1個食べたくなります。これで1個105kcalなら、お菓子としては低カロリーの部類でしょう。ポリフェノールが何倍なんて、そんな味も素っ気もない数値データではこの味、語り尽くせません。ただ、食べるのみです。多分、次に行ったときもこの二つは絶対買って帰ります。
 免税店は空港の発着ロビーにもあるので、香水くらいだったら、ここで十分です。でも、新都心の免税店は確かに大きいので、気合いを入れて買い物したい人には良いと思います。
 国際通りのお土産物屋さんは、沖縄限定、キャラ(キティ等々)、特産品(ゴーヤ、紅芋、等々)などのキャラ属性が複雑に付与された百花繚乱のお土産物が乱舞している状態です。この混乱の沖縄お土産物バトルを勝ち抜くには、初球には手を出さない、まず、相手に球数を投げさせて、相手の持ち玉を見極めることがまず肝心です。ただ、その中で本当にそこのお店限定のものがあれば、積極的にゲットする見極めも大切です。今回はひめゆりの塔前の土産物屋の叶姉妹御用達のダイエット・健康茶を見送ったことが唯一の痛飲ですが、まあ、全体としては満足しなければいけないでしょう。水族館のぬいぐるみにツボを押されてしまったことは反省点ですが、これも不可抗力と半ば諦めています。。。水族館のオリジナルぬいぐるみは、何でこんなマイナーな動物がぬいぐるみになっているんだ?!という感じで、まるでストライクゾーンど真ん中に入ってくるフォークボールのような魔力があります。見回してみると、アメリカザリガニのぬいぐるみもありますね。。。ANAのスチュワーデスフィギュアも痛い敗戦の想い出です。空振りになってもいいから振りたい!と思わされてしまうのですから、負けは負け。気持ちを切り替えて次のゲームに向かうしかありません。旅の恥はかき捨てです。結局は買ったものの勝ちです!買わずに後悔するのが真の敗者です。重い良いことを今言ったかな、という錯覚に今浸っています。