Hatena::ブログ(Diary)

脱力日記 このページをアンテナに追加 RSSフィード

2017-05-09

[]眠っている間にポリープを取る

 昨年春に受けた基礎検診で大腸の精検が必要といわれ、生まれて初めて内視鏡検査を受けました。結果小さなポリープが1つ発見されて、半年ほどしたら取りましょうということで検査終了。そして気がつけば半年はとっくに過ぎて、ややっ!もう1年もたってしまったではありませんか!

 さすがにいつまでも放置というのも気持ちが悪くて、この春に検診を受けたときにポリープ切除日を5月8日に予約。昨日無事にポリープとお別れして参りました。良かった良かった!


f:id:goo:20170510012451j:image

良かったけれど、1週間はおとなしくしてなくてはいけません。


 その内視鏡手術でのことです。

 昨年初めて検査を受けたとき、先生は私の開腹手術歴を見て「麻酔して検査しましょう」と即断なさいました。手術歴から腸の癒着が予想されるので痛みを避けるためです。私もその点を危惧してましたので(手術の際に癒着がひどくて大変だったと執刀医が仰ってた)麻酔は願ったりかなったり。

 処置台に横たわって腕を出すと針が刺され、薬が入ったなと思うやいなやもう意識がなくなる感じでした。ただ、意識はなくなったはずなのに、ぼんやりどこかで他人事のように痛い。お腹の方がぼわわーんと痛い。危機感も恐怖もないんだけど、暗闇の中でなんか痛いのよねーー。という感じがする。名前を呼ばれたか呼ばれなかったか、いつの間にか目がさめました。この時には検査はすべて終っており痛みもなくて、眠っているときにどこか遠くで痛いような気がした記憶があるだけ。私としてはまったく苦痛なく検査が終ったという認識でした。

 ところが一休みしてから先生の説明を伺うと、かなり痛がっていたと仰るのです。見つけたポリープをその場で切除しなかったのも痛みが強くて無理だと判断したとのこと。私は確かに眠っていたし、痛みはあったけれど他人事の感じで苦痛ではなかったのに、先生からするととてもそうは思えなかった様子。いずれにしても次回はもう少し薬を多めにしましょうということでポリープ切除は延期されたのでした。

 そこで今回薬剤多目での麻酔、満を持してのポリープ切除となりました。今回も処置台に横たわり腕を出し…、あれ?眠くならないなぁ。処置台横の白い壁紙を見ながら眠りに落ちるのを待っているのに全然そうなる気配がない。変だなぁ。そう思いながら足下の方に目をやると腸内の様子が写されているモニターが目に入りました。内視鏡であんな風に見えるんだな…あれ?やっぱり全然眠くないねぇ。おかしいなぁ。と思ううちに処置終了。「終りましたよー」と先生が仰って処置室を出て行かれる。残された看護師さんが「大丈夫ですか?しばらく休んでくださいね」と体を仰向けにしてくださったので、それからようやく目を閉じてウツラウツラし始めたのでした。痛くはなかったけど眠りもしなかったなぁなどと思いつつ。

 さて、一休みのあとの先生の説明です。切除したばかりのポリープを見せてくださった後「痛がっていたね」ですと。

え?そんな記憶全くないんですが!

 どうも私は知らないうちに眠って知らないうちに目をさましていたようです。つまり眠ったことも目覚めたことも覚えていない。そのすっぽり抜け落ちた間に処置が行われて痛がっていたらしい。かなり愕然としました。以前に開腹手術を受けた時にはもちろん全身麻酔で、この時は意識がなくなる直前の記憶と意識が戻るときの記憶がしっかりあって、その間に意識のない時間があったことを認識できてました。でも今回はこれがない。眠る前と目覚めてからの記憶が地続きで、先生に言われるまで意識のない時間があったこと自体全然わからなかった。怖っ!

 すごくすごく不思議な感覚で、家に帰ってから娘にこの話をしました。そしたら「モニター見てるところも夢だったりしてね」と言われ、さらに愕然。いやあれは絶対にちゃんと見ていた。現実だった。と思うし、言うんだけれど、言ってるそばから自信がなくなっていく。処置室を出て行く先生の後ろ姿も、声をかけてくれた看護師さんの顔もすごくリアルだった。リアルだったけど、全部もしかして夢だったのかも…。いやまさかまさか。でも、記憶がどんどんあやふやになっていく。モニターには分割画面に腸内が写されていたけれど、確かに腸内だったけれど具体的にどんな様子だったか思い出そうとすると…。朝目覚めたばかりの時はしっかり覚えているのに、昼頃に思い出そうとしても手のひらに乗せた薄氷よろしく溶けてしまう夢みたいな、あんな感じ。

 いやいや、モニターはしっかりちゃんと見ていた!そこは自分の感覚を信じましょう。そうでないと怖いじゃないですか。今ここにいる私だって夢ってことになりかねない。それは困る。いやはや、私が私として意識を保つということの不確かさ。それを思い知らされた不思議な体験でした。

「わたし」なんてほんとあてにならないね。 

2017-05-02

[]工房めぐり

青空に誘われて、秋田空港近くへちょっとドライブ。

雄和地区で開かれている「春の工房展めぐり」をのぞいてきました。

「芸術の里かわべゆうわ」と名付けた活性化事業が行われているこの地域には、

陶芸や紙漉きなどの作家さんたちが工房を構えています。

そんな方たちが工房を開放しつつ、展示会を開いているのです。


f:id:goo:20170502231742j:image

まずもってローケーションがいい!

青空、散り初めの桜、芽吹き始めた木々。

こんな環境の中、ゆったりとそれぞれの工房を拝見するのは

田舎ならではの楽しみですね。


f:id:goo:20170502231743j:image

坂の上の三替沢ギャラリー


f:id:goo:20170502231744j:image

sanemiさんの貼り絵。sanemiさんは雄和の方ではないけれど

ご縁があって、招待展示とのこと。


f:id:goo:20170502231745j:image

瑠璃窯さんのこの雰囲気!


「春の工房展めぐり」

5月2日(火)〜5月7(日)

10時〜17時

場所は、椿台カントリークラブ近く

安養寺クラフトロード沿いの各工房です。


それにしてもみなさんがんばって作ってらっしゃるなぁ。

ああ、私もがんばらなくてはなぁ。。。

うだうだ言ってないで手を動かす。それしかないよねぇ。

絵を描く人、物を作る人、会ってお話をするたびに

結局そこにいきつく。

「まだまだ」「ぜんぜん」だもんなぁ。

精進しましょう。

2017-04-22

[]秋田の手しごと 春いろ展

f:id:goo:20170422112153j:image

昨日の桜です。やっと青空がでて、やっと満開になりました。

ゴールデンウィークもすぐそこです。

物つくり関係の方々にとってGWはお休みというよりむしろ稼ぎ時。

各地で開催されるイベントにあわせて多くの作家さんが展示会を予定されています。私はといえば、土鈴の在庫もさほどないし5月末に参加予定のクラフト市もあることだし、今はコツコツ原型作りだな。


なんて思っていた矢先に、先輩工芸作家さんから突然のお声がけ!

増田町での展示即売会に参加しませんか?とのこと。増田町は昨年と一昨年にイラストマップを描かせていただいたご縁のある町です。これは参加しない手はないです。とはいえ急な話で会期3日間全てはとても無理なので、一日だけ飛び入り参加させていただくことにしました。


【秋田の手しごと 春いろ展】

会期:4月29日(土)〜5月1日(月)

時間:10:00〜16:00

場所:まちの駅 福蔵(ふっくら)

   〒0190701 秋田県 横手市増田町増田字中町94

   0182-45-4190


 草木染め 鈴木 美保子(プロフィール)

 七宝焼き 湊 征子(プロフィール)

 ポストカード・土鈴 小西 由紀子(4月30日のみ)


f:id:goo:20170421225029j:image

というわけで、原型作りはお休み。あわてて絵付け作業を始めました。

手が遅いからなかなか難しいのですが、いつもある程度の在庫を持ってないとだめですね。地味に反省中。


2017-04-20

[]原型作り

大風が吹いたり雨が降ったり。お天気のご機嫌がなかなか良くならず、

桜も咲いたようだけれどお花見の陽気にはほど遠い感じです。

f:id:goo:20170421005851j:image

先週でかけた刺巻湿原も寒かったなぁ。

水芭蕉はこんな感じでしたけれど、ゆっくり見て歩くには寒くて早々に引き上げてしまいました。

今年の春はどうもはっきりしないことです。


そんなお天気具合はさておき。

時間のある時に作っておかないと後で泣きを見るなぁと私らしくもない計画性を発揮して、ここしばらく石塑粘土と格闘しております。

f:id:goo:20170421005852j:image


一昨年あたりから手捻りで作り始めた土鈴ですけれど、それだけじゃつまらなくなってきて、昨年は石膏型を使っていくらか形のある土鈴を作ってみました。

これが面白かったのはいいのですが、型を使うということはそれを作るための原型が必要ということで。

使い慣れない粘土を日々こねては形を作り乾かしては削り、削りすぎては盛るを繰り返しています。なかなか思うような形になりません。いつになったら納得いく形ができるんだろう。

この後コーティングして石膏取りして乾かして。それがうまくいったら粘土で型抜き、乾燥、焼成、絵付け。

ああ、先は長いぞ…。

2017-02-22

[]「春待ち展」終了しました。

f:id:goo:20170222221909j:image

19日(日)をもって5日間の会期、無事に終えることができました。

おかげさまで期間中大荒れの大吹雪という日はなく、

この季節としてはほどほどのお天気に恵まれました。

多くの方にお運びいただいてとてもありがたいことでした。


こうした機会でなくてはお会いする事のできない方たちと

お話することもできて、これも幸せなことでした。

大変な思いをすることもありますけれど

やっぱりやって良かったなぁ、「春待ち展」。



f:id:goo:20170222221910j:image

みなそれぞれに旅立って行きました。


お買い上げ下さった方、ご来場下さった方、

みな様ありがとうございました。

2017-02-15

[]「春待ち展」初日です!

3年目になるル・エタージュさんでの展示会、いよいよ初日を迎えました。

f:id:goo:20170215204515j:image

リビングにちょっと飾るのに手頃なサイズの絵と

生活スペースの片隅に彩りを生むかわいい土鈴を揃えました。

f:id:goo:20170215204516j:image

絵も土鈴も岩絵の具で描いています。

岩絵の具ならではのマットな質感と落ち着いた色合いを

楽しんでいただけたら嬉しいです。

f:id:goo:20170215204513j:image

手捻りの土鈴は形一つとってみても同じものがありません。

そしてこの形を一つ一つ見てお顔の位置や模様を考えるので、

出来上がるまでにとても時間がかかってしまいます。

でも、この時間こそが楽しい!

作品からそんな気持ちが伝わりますように。

f:id:goo:20170215204514j:image


会期:2月15日(水)〜19日(日)

時間:11:00〜19:00(最終日は18:00まで)

場所:デザインスペース ル・エタージュ

   秋田市山王5丁目11-31

   018-866-3890


18日、19日は終日在廊いたします。

みなさまのお越しをお待ちしております。

2017-02-01

[]春待ち展

今年もル・エタージュさんで個展を開きます。

昨年までと同じように、秋田の手漉き紙「十文字和紙」に

お雛様などの土人形を描いています。土鈴もあります。

和紙や素焼きの土に描かれた絵をお楽しみください。

f:id:goo:20170202010357j:image

会期:2月15日(水)〜19日(日)

時間:11:00〜19:00(最終日は18:00まで)

場所:デザインスペース ル・エタージュ

   秋田市山王5丁目11-31

   018-866-3890

2016-12-06

[]新作土鈴

新しい土鈴、作りました。トリ抱きっこです。

男の子はオンドリ、女の子はメンドリを抱いています。

f:id:goo:20161206144449j:image

f:id:goo:20161206144450j:image

f:id:goo:20161206144451j:image

f:id:goo:20161206144452j:image

f:id:goo:20161206144454j:image

舞妓さんも作ってみました。

f:id:goo:20161206144456j:image

f:id:goo:20161206144457j:image

どちらも明日からル・エタージュさんで始まる『師走展』に出品いたします。

日 時/2016年12月7日(水)〜20日(火)

    10:00-19:00

場 所/ル・エタージュ

    〒010-0951 秋田県秋田市山王5丁目11−31 エムドゥビル2F

    018-866-3890

2016-12-05

[]ワークショップ

今週末、土鈴の絵付けワークショップを開催します。

f:id:goo:20161206144458j:image

土鈴に膠(にかわ)と顔料を混ぜる昔ながらの方法で色を塗ります。

背景色とニワトリの下地はできていますので背景の葉や実、ニワトリの模様などを描きこみます。

地色は2色。お好きな色、お好みの音がする土鈴をお選びください。

金曜の午後、土曜の午前と午後の3回がありますので、ご都合のよろしい日にぜひ!

f:id:goo:20161206144459j:image

日 時/●平成27年12月9日(金) 午後1時30分から

    ●平成28年12月10日(土) 午前10時30分から

    ● 同上         午後1時30分から

場 所/秋田贔屓

    〒010-0921 秋田県秋田市大町1丁目2

    018-853-7470

参加費/2,000円(材料代含む)

定 員/要予約(前日〆切)

予約先/018-853-7470(秋田贔屓)

2016-10-31

[]夏のこと

久しぶりの更新です。

最後に更新したのが4月でもう10月も終わり。なんだか長いような短いようなこの半年です。夏には角館の平福記念美術館で開かれた日本画研究会「はんぽの会」グループ展に出展しました。

f:id:goo:20161031225019j:image

f:id:goo:20161031225017j:image

f:id:goo:20161031225016j:image

私は40号ほどの絵を4点出展。直前までとても描き上がるとは思えなくてどうしようかと青くなりながら絵筆を握っていました。なんとかかんとか出展はしたものの、どうにも自分の絵のお粗末さが恥ずかしく、他の方の作品は楽しく見る事ができるのに自分の絵は直視できず。一か月以上と長い展示だったのですが、自分の絵をしっかり見ることができたのは会期も半ば過ぎてからでした。そうしてやっと対面した自分の絵はいくらかましに思える部分もあったけれど、やっぱりどうにもならない部分が多いわけで。

絵を描くのは好きだし、何も描かない生活はまったく想像がつかない。のだけれど、描くということが何なのか。好きといいつつ結構苦しいこの作業の末に生み出される、この何もかも足りない絵に何の意味があるのだろう。私は何の為に描いているんだろう。などと深く思い悩んでいるようで、実は努力不足の言い訳に「考えてるふり」してるだけだったり…。

ただただ楽しく描くということに没頭できるといいんだけどなぁ。グルグルと考え事のまねばかりしてるこの頭がなければどんなにすっきりさっぱりすることでしょうね。


f:id:goo:20161031225018j:image

4点のうちいくらかましだと思えた1点です。