馬鹿たちの宴

〜これまでのあらすじ〜


 ニコマス紹介系ブロガーが集結して事前レビュー&座談会を繰り広げる『@ClubNights』、座談会の最終夜『PreTalkSession D』に参加した面々は、この企画・曲に関してはそれまでの『PreTalkSession A・B・C』であらかた語りつくされているのではないかと戦々恐々で座談会へ向かっていた。

 しかし、当初の予想からは大きく外れ、そこで繰り広げられたのは極度のアイマス馬鹿たちによる純度の高い狂宴だった!


〜『PreTalkSession D』FINAL〜

 spy108さんが終電により時間切れ、七宮さんTomさんが多忙により、むーくPがおねむにより脱落。それでも懲りない面々であったが、ようやくまとめに入る決心がついたようだ。


 座談会開始から実に3時間後のことである。

だめひゅ : さて、そろそろ一度話をまとめたいんだけど(今更ともいうが)


gouzou : いや、いい感じなんじゃありませんかね?w


だめひゅ : ここまで話して、改めてClubNightsについての印象というか各自の意見を聞いてみたいなぁ


婿固め : はたしてこのチャットログが宣材として使えるんだろうかって今ちらっと思ったw


婿固め : じゃあA-Z,50音順にいきますか


gouzou : いや、この濃さが多くの人を惹き付けられると信じる


ラク : 聴いてない人にはわけわからないもんなあw 興味を抱いてくれるのだろうか


だめひゅ : そんなもんは既に半分投げてるwこんだけ熱いバカがいると伝わりゃ何とかなるだろw


だめひゅ : えーとじゃあgouzouさんからか


婿固め : 伝わってくれればいいね。


gouzou : あ、そうなるのか。


だめひゅ : 今つけてる名前で判断しましたw


婿固め : (自分がトリになるように仕向けて時間稼ぎを計る悪逆非道な人間)


gouzou : えーっと、抱いてる感覚自体はブログに書いてあるのとそう変わらないかな。ただ、このチャットを通じてさらに距離が近くなった。ステージを降りてテーブルの近くまで来てくれた。その光景が「見える」


婿固め : うん。同意する。


gouzou : あと、こんな僕にも機会をくれてありがとう企画Pさん。


gouzou : そんなとこかしら。


だめひゅ : んではraydiveさんどぞー


婿固め : その言葉に対して同意する言葉を言いたいところだがそうしたら自分の時に言う言葉がなくなってしまうのだw


raydive : ありゃおいらもw


だめひゅ : この際勢いでw


婿固め : のがさんよ


婿固め : (こっそり世界着に入って264番席ゲット。今はミュートにしてる)


raydive前回も言ったんですけど、本当に公開が楽しみ。企画Pの腕とアイマス公式曲がいかに素敵なモノか、12月4日に聴く方々には音を楽しんで欲しいですね


婿固め : 企画そのものがどうなるかってことは未だに謎だよねwどういう感じにあつまるんだろう


だめひゅ : うんうん、ほんと楽しみだよなぁ


婿固め : 次はガラクタさんか


ラク : はいはい


お知らせ : gouzouさんは行方不明になりました。


だめひゅ : ここであずささんがw


婿固め : あず・・


お知らせ : gouzouさんが入室しました。


gouzou : ちぃっ油断した


婿固め : QAK


だめひゅ : QAKおそるべし


ラク : 曲については、最初はいい感じのアレンジだなぁ、という程度だったのが、会話しつつどんどん印象が深まってきましたね。今はいい距離感で聴けていると思います


婿固め : このチャットがあってよかったw


gouzou : このログを読むことで視聴者の人たちも距離感を縮めてもらいたいねw


ラク : ブログの方は、ブロガーの方々のいろんな一面が見えて面白かったw 宣伝としてはもっとやり口もあったろうと思うけど、これはこれで曲の世界観を共有する一助になるでしょうね


婿固め : 僕らがここで今日つかんだものは本当に尊いものだから、それがみんなに広がってくれれば最高だ


だめひゅ : ブログ展開も一つの大きな契機だよね。どこに向かいかはわからないけど、動けたことが大事


gouzou : よし、明日からまた頑張ろう


だめひゅ : んじゃ自分かな?


婿固めFLASH時代のニュースサイトくらいの規模があれば本当にすごいハリウッド級の祭りになってたろうなぁw


婿固め : だめひゅさんお願いします


だめひゅ : ぶっちゃけると、今のニコマスにどこかしんどさ、息苦しさを覚えてる人に、もう一度アイマスニコマスとの距離感を思い出させてくれる機会になるんじゃないかなと思うし、そう願う。


gouzou : 俺が言えた義理じゃないけど*1、最近そういう声よく聞く。


婿固め : うん。切り口が新しいからね。その入り口に到達させさえすれば勝ちだろうなと思う


ラク : こういう触れ方もあるんだ、と思ってくれればいいですねえ


gouzou : ほんとほんと。


だめひゅニコマスの限界なんて、決めつける側が勝手に思ってるだけなんだよ。だってそこに彼女達はいるんだから。


だめひゅ : どう接して、どこに行くかなんていくらでも選択肢はあるんだ。


婿固め : 扉の向こうにはいるんだ。あけてあるか閉めてあるかはその人しだい。


ラク : 限界とかないよね


だめひゅ : 以上。最後にマスヲさんよろしく。


婿固め : 限界は少なくとも地平線の向こうだなぁwあと7200kmぐらい進んだ先にはもしかしたらあるかもしれない。でもそんなの見るまで信じない


婿固め : 俺ですね。


gouzou : トリたのむぜミスターマスヲ


婿固め : まず今日のチャットで、さらに深度を増せたというところがすごくよかった。目をつぶって彼女たちを近くに顕現させる方法論とかね。


婿固め : そして、そこで初めて気付いたのが企画Pの最初の言葉の「ブロガーのレビューやポスターが映像の代わりになる」ってやつ。


婿固め : 今日初めてその企画意図についてまざまざと理解することが出来た。それがすごいよかった。


だめひゅ : うん、今日語れたのはほんとよかった。


婿固め : 僕らがこうやって何日かダベりあって気づいたことが、チャットを見た人にはもしかして数分で伝わってしまうかもしれない。


婿固め : それは財産だなと。


婿固め : そしてそれを企画したPは本当にすごいなと。発想がブッ富んでる


婿固め : 飛んでる


婿固め : そんなことを思いました。まる。


gouzou : パチパチパチパチ


だめひゅ : あざーす!


だめひゅ : うん、ほんといい時間で、いい語りだった。


ラク : いやあ、実際ここまで拡大というか深化するとは思わなかったですしねw すごい語りだった


婿固め : 実りがあった。すごくよかった


だめひゅ : ということでこれにて一旦締めさせていただきます。参加してくれた皆様、本当にお疲れ様でした&ありがとうございました!


gouzou : いい時間をすごせました。皆さんありがとう。落ちちゃった人もみんなみんな


婿固め : あざっーした!


ラク : 皆さんお疲れ様でした。感謝


raydive : お疲れ様でした


 以上で@ClubNights座談会『PreTalkSession』は全行程を終了いたしました。後は12/4 19:00の公開を待つのみ。 開演!
 この企画を立ち上げた企画P*2、我々ブロガーを代表しまとめてくれた爽快氏、お疲れ様でした、そしてありがとうございました。




――最後に私から。


 実のところ、今回の『@ClubNights』、基本的に動画としては「映像のない、アイマス曲Remixメドレーの動画」ただそれだけです。にもかかわらず、総勢29人もの語り手があつまり、これだけの言葉を交わし、熱い思いをぶつけ合いました。
概要については爽快氏の記事をどうぞ→@ClubNightsという音楽空間 ― (1)『歌』をプロデュースする - 爽快・楽しくなる動画


 この作品にはそれだけの意味があり、ニコマスにはまだそれだけの価値があります。結局何を言っているのか分かりづらい座談会でしたが(後半は特に)、この熱さが伝わればと、少しでも興味を持っていただければなと、そう願います*3


 奇妙なことに我々は、動画そのものに向き合うことよりも、仲間と語り合うことで動画への強い理解を得るという体験をしました。2005年から始まった「アイマス」は、或いは2007年から始まった「アイマス動画」「アイマスMAD」は、いつのまにか、かくも深く、広く、複雑で、豊かな『何か』になりました。

 ええ、確かに馬鹿です我々は。しかし、この熱さが、2005年から連綿と続く情熱の滾りこそが、アイマスが我々に与えてくれた財産であり、アイマスユーザーとしての誇りであり、ニコマスファンとしての喜びなのだと、そう信じます。

 ブームとは「熱」です。決して激しい曲調ではありませんが、その「熱」を確認するためにも、今回の『@ClubNights』という企画は価値のあるものだと思います。


 あります。たしかにここに「熱」があります。皆さん、是非確かめにきてください。

*1:本当にね

*2:これを書いている時点でも名前すら知らない謎のP

*3:手前味噌ではありますが『ブロガー達が紡いだ言葉も含めて一つの作品である』と、『合作である』と、そう考えていただきたくもあります。