そんなわけで昨日もらった心臓の血管のレントゲン映像を、Osiris 4なるその道のソフトで変換してみました。DICOMという、なにやら医療関係の画像規格用の画像のビューアです。無料です。ちょっと重かったり、作りとしてどうなのと思う部分もあったけど、他のソフトではできなかった動画の再生もできたし、動画をAVIに変換する機能もあるんで、良いんじゃないでしょうか。
さて。
レントゲンなんで別に血がダラーっとかそういうのではないけど、苦手な人が間違って見ちゃうといけないので、まず、全然関係ない話を少し。
今日はあひるなんちゃらという劇団の芝居を見に行ってきました。「父親がずっと新聞を読んでいる家庭の風景」というタイトル。
なんつーか、ぐだーっとした感じのゆるい笑いというんですかね。たまに、ベタすぎるツッコミが入るのが少し気になったといえば気になったけど、それもわざとのような気がする。終わり方とか唐突で、すごく良かった。というか「ここで終わりだったらすごい良いんだけど、そんなことはないだろうなあ」と思ってたら終わりだったので嬉しかった。もうちょい笑えるともっと良いんだろうけど、そうなってしまうと魅力も減ってしまうような気がする。なんとも不思議な感じ。
アンケートでコトノハ的に○と×を付けるようなやつがあったのだけど、主婦とか学生とか部長とか課長はあったのに社長がなかったので職業不詳の人になってしまった。
で、なんでこの劇団を見に行ったのかというと、高校のときの友達がこの劇団に所属してるんです。ちょっと前に、十数年ぶりにばったり会いまして、先日、飲んだのね。昔から知ってる人だからあまり気を遣わなくて良かったので、30代女子に聞いてみたかったことをいろいろ聞いてしまいました。へーとか、ほーとか、ふーとかいう感じ。何聞いたかは教えない。しかし久しぶりにあった知り合いが綺麗になってるとなんか嬉しかったり悔しかったりするなあ。とか思うのは変態かなあ。
と、そんな感じでレントゲン。
と思ったけど、もうちょいマージンがあった方が良いかな。
レントゲンと言えば12.ヒトエの素敵なブラス・ポップ・ソングなんですが、歌詞の中に「転ぶあなたの膝から溢れる赤血球を採取して、あたし愛する遺伝子探すの覚悟決めたらいいわ」という部分があるんですね。でもそれはレントゲンじゃなくて採血だよねえ。
いちおう、その部分を演じてもらったVがあるのでどうぞ。
さて。
そろそろ良いでしょうか。
まずは、狭心症で狭くなってしまった血管の写真。
赤丸で囲んだところが狭くなっちゃってるところ。つーか、むしろ千切れそうに見えるね。ああ、恐ろしや。
で、ここに、ちょっと造影剤が入ってないからわかりにくいかもだけど、
のようなバルーンを入れました。
で、こいつを血管の中で膨らませて、うんしょうんしょと血管を広げたのが以下。
100%の太さにはなっていないけれど、随分太くなりました。おかげさまで、いまは歩いても胸が苦しくならないと。
ちなみに、バルーンを入れたときは、血管の中にワイヤーが入ってるわけだけど、以下のような感じになってます。
ここに造影剤を流し込むとレントゲンに映るようになって、
こんな感じになり、で、
こうなると。
しかし誰が最初に考えたんだろうなあ、この心臓カテーテルってやつ。思い付いて実行しちゃうのがすごいよなあ。というか、一番気になるのは、練習ってどうやってやるんだろう。医者同士でやりあうのかな。美容師のヘアカットみたいに。もしくは、心臓カテーテル検査練習させバイトとかあるのかしら。きゃー。
さて、今回はAVIへの出力もできたことだし、せっかくなので僕のハートビート動画をYouTubeにアップしてみました。まだ変換途中っぽいから見れないかもだけど、貼っておきます。圧縮の関係で、あんまり見やすくないかも。
- 狭心症で血管が狭くなってるレントゲン映像
- 狭心症で細くなった血管を広げるためのバルーンのレントゲン映像
- 狭心症で狭くなった血管をバルーンで広げたあとのレントゲン映像
- 心臓の血管にワイアーが入ってるところ
というわけで、みなさんもコレステロールにはお気を付けて。