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「悪そのもののうちから、悪を癒すべき手段を探してみよう。」 (ルソー『ジュネーブ草稿』

2018-05-19

公営住宅は「独り者」の入居を拡大させよ

公営住宅はなぜ「独り者」を排除するのか。
入居資格がほとんど二人となっている。一人はあっても割り当てそのものが少なく募集時点で空きがない状態が多いようだ。
わが市営住宅でみると、0.5%ぐらいか。
これは身障者の割り当てよりも少ないのではないのか。
さらに老人の一人割り当てとなると更に入居は困難を極める。
老人優遇賃貸も、ほとんどが二人が基準で、一人分は皆無に近い。
一人入居条件が赦されているのは、夫婦死別と離婚の場合だけである。
夫婦の片方が病気入院、介護施設入居済みで独りの場合でも認められない。
片方が早く死んでもらわないと老人優遇賃貸に応募もできないのだ。

公営ではなくなってはいるが、税金投入している準公営のURの場合は、制限はないが、家賃が高く年金老人では年金の半分持ってかれる覚悟でないと入れない。
先進国を自称しているわれわれは、先進国国民といえるのだろうか?
この間、現役の「お独りさま」数人の住宅探しの相談に乗ってみてつくづく日本の住宅政策が貧しいことを痛感した。
相談にきた現役女性たちは悲鳴をあげていた。
わたしも改めて愕然とした。

2018-05-13

俳句弾圧事件不忘の碑―朝日新聞マブソン青眼インタビュー記事

朝日新聞阪神支局の崔記者が俳人青眼マブソン(仏人)のインタビュー記事を送ってくれた。
俳句弾圧事件不忘の碑建立の発起人である。(愚生は二月にアップしているので参照願いたし)
マブソンについては記事の通り、付け加えればモデルのような奥さんと女児が一人いる。気さくなオッサンで信州では知られた俳人だ。俳句は地域性があって、全国区になるには、旧態依然とした結社や協会で顔をうる、賞をとるってとこです。
わたしのようにデモの句や、沖縄反基地や原発事故の句ばっかり作っている奴は、もうそれだけでアウトなのです。
そういう中で、戦中の俳句弾圧事件の碑を作ろうなどと言い出したり、金集めを本気でするとか、フランス人だから動いたのではないかと思う。事実現俳協といっても、表現の弾圧に敏感なのは、鈴木六林男亡き後では、金子兜太ぐらいのものだろう。その金子も除幕式直前には逝去してしまった。
反戦をモチーフにした現俳協の成り立ちは微塵もなくなっている。
ここ数年の会長に座った宇多喜代子、宮坂静生ら執行部はひたすら俳句交流倶楽部にベクトルを向け、表現者として最低限もたなければいけない矜持を捨て去った。
マブソンの話では、この両人に現俳協として取り組めないか打診したが、個人的には賛同するが組織対応はできないとの返事だったと。執行部へ提案し検討もしないまま、個人的にといいながら組織的対応の検討すらしなかった、ということだろう。
さいたま市公民館俳句弾圧事件にも、表現の自由行政が圧殺しながら、現俳協は組織として抗議のひとつもしていないのである。金子兜太が誌上で批判したくらいで、本来ならしっかり裁判闘争を支えなければならないはずである。
また「豈」編集人の大井恒行が機関紙で、現俳協創立70周年で多額の金が集まっているにもかかわらず、内部留保しても仕方がないだろうと異議を申し立てている。
そんな金があるなら、いまだ収拾できていない原発避難民へ寄付でもしたらいいだろうと苦言を呈していたが、こんな声は無視だ。「現在」に向き合って表現する主体は日に日に放棄されていく。
話を戻す。
朝日の阪神支局が立派なのは、赤報隊暗殺事件がもちろん駆動させているのだが、この手の平和への取り組み、反権力闘争などへの精力的な取材姿勢だ。
崔記者は、東京本社も記者をだしていないなか、わざわざ神戸から上田まで足をはこんで来た。まことにご苦労なことでした。
愚生の古巣Y紙ではこんなネタはまったく歯牙にもかけない。ジャーナリズム放棄でしかない。
一線の記者の奮闘を称え、今後の活躍に期待したい。
くれぐれも「不審死」をしないように、警戒を怠らず頑張って欲しいと思う。
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