駄目社員はむの日記

USO800 certified.

1時過ぎ、目が覚める。

仕方がないので(?)、「夜明け前より瑠璃色な Crescent Love」#1リアルタイム視聴。
・・・んー、面白くなくはないけど、なんだか作品の本質を微妙に誤解して、無理矢理楽しげにする要素を増量気味に作ってないすか?
#「つよきす」の悪夢が。


この日曜深夜は「RED GARDEN」(サンテレビ)が「夜明け前より瑠璃色な」(KBS京都)の15分後に始まってW録状態になる筈なのだが、そこは相手がサンテレビ。縦縞軍団の野球延長で第一話からいきなり1hr押しに。・・・さすがに寝ます。

朝。

8時半起床。体が楽だ―。
今週の出張の準備を開始。


RED GARDEN」#1を観てみたけど・・・びみょー。GONZO的なエログロナンセンスさが、生理的に受け付けないというか。「SPEED GRAPHER」を想起させるかも。
#米国で売る事を意識した作りなのだろうか?もしそうだとしたら、設定が甘いな。

午前中。

やはり風邪か?熱を出してダウン。ダウンした状態に任せて、パブロン飲んで寝ておく。
ウィークデーに体調不良を残したくないからなぁ。


そういえば、今期の駄目系番組でサントラに期待できるもの、無いですね。
#一つ二つあるものと期待してたのだが。

本日作り始めたのは、ヒロさん頒布のNOSDAC3。

今日中に本体基板の動作確認まで行きたいと思う。
基板を取り出す。実に美しいパターン


さて、組んでいく。
部品点数も比較的少なく、半田がしんどくなりそうな表面実装部品も無いので、スムーズに進んでいく。

  • 電解は、ありがちだけどデジタル部にOS-CON、電源の受けにはmuse FXと万全のベタな体勢。
    • ただし、3.3Vの低ドロップレギュレータの後にOS-CONは発振の危険があるのでやめておく。
  • フィルムコンは、デジタル部がニッセイAPS、アナログ部ではKP1830。
    • DCサーボ用の1uFは実装の関係で、シリコンハウスで売ってる無酸素銅リードのMKP。
    • KP1830はクッキリした音を出せる定番だけど、このDACで出てきた音によっては弄る余地アリかも。
  • アナログ部の抵抗は、DALE CMF-55がデフォ。
    • なんだけど、流石にあまり使わない値の手持ちはないので、動作がおかしくならない範囲で多少ズレた値。
    • それでもない場合は、とりあえずデジットの10円金皮でお茶を濁しておく。後で替えたいところ。
  • 半導体類。
    • トランジスタは、2SC1845/2SA992の定番コンプリを採用。というか、dDDに使った余りなのだけど(^^;
    • OPアンプは、とりあえずテスト用ということでI/V(1回路入り)にOPA134PA、DCサーボ(2回路入り)にはOP275Gを挿しておく。
  • リクロック用の水晶発振器はTXCの100MHz。
    • 4パラエピの経緯を考えると、恐らく最良の周波数があるのだろう。4パラは70〜80MHzのようだけど・・・

19時過ぎ、基板完成。

何となく基板ができあがった。
#折角の楽しい時間が3時間ほどで終わっちまった・・・


とりあえず、以前DD-miniDAC7が入ってたケースに「LM317/337な電源」(±5Vと±15V)と電源トランス(ヒロさん頒布のもの)が載ってるので、これに繋いで動作確認してみよう。とりあえず繋ぎこんでみる
で、IN0に同軸デジタルを挿して音出しをしてみると・・・おとがでない。うわー。
・・・と、落ち着いてマニュアルを読んでみると、インプットセレクターのSEL0, SEL1がOPENの場合、IN3でしたか(^^;
繋ぎ替えると無事音が出た。

音は?

インプレにならないが、とりあえず出たての音。


最初「フツーかな」と思ってたんだけど、だんだん本領発揮。
僕の部品(実はちょと定数も変えてある)での音の特徴は、オーディオ批評家風に言うなら”端整で精緻”。
PCM63Pで出がちな (コンプが少し掛かったような) 中域充実の濃ゆい音というよりは、中域に軸足を置きながらも、予想外に明るい美音。高域も丁寧に抜けて、女性ヴォーカルや弦が美しい。


これから楽しみ。そして、また日をかえて電源部も作らねば。
完成すると、総合点の非常に高いDACになりそうだ。

こまごま。

端整ながら、ホットな音になってきた。これからどうなるのだろう。
とりあえず、少々チューニング。

  • I/VのOPアンプをOPA627APに替えてみると暑苦しくなったので、AD797ANに更に変更。
    • 音離れもよくこっちがベター風味。折角音離れが良い構成なのに、627で分解能を曇らせる事もあるまい。
  • それから、水晶発振器を替えてみるテスト。聴感上だけで調整。
    • 手持ちは40MHz、70MHz、100MHz。メーカーも入手時期もバラバラだけど、今の所クロックが高いほうが音のクリアネスは高く、低いと中域が厚めかな。様子見。

夜。

本体基板完成から3時間ほど。
NOSDAC3にて、「ARIA ピアノ・コレクション スタジオーネ」を聴く。


いやー、NOSDAC3は本当に精緻。特に残響音や音の消え際をノイズフロアまで表現している感じ。
#これがNOSのせいなのか、アナログ段のディスクリート化のせいなのかは分らないけど。
ただ、繊細そうな化けの皮を被ってるけど、それでもやっぱりPCM63P独特の”旨味”も感じさせる音でもある訳で。
拘って部品を選ぶと、ますますよくなるのだと思う。


とりあえずのToDo:

  • NOSDAC3の片割れであるディスクリート電源基板を作る。
  • アナログ周りの抵抗をCMFに統一する。
  • DIPパッケージな74HC04などはソケットにしておいたので、ACかHCUあたりにしてみようかな。
  • オシレータの電源には直下にOS-CONをかます方が良いかも。
  • 箱に入れなきゃ。

寝る前。

BGM:「DEEP RIVER / 宇多田ヒカル」(2002, 東芝EMI, TOCT-24819)
より、Tr.12”光”。
これまたポップスの名盤。そしてかなりの高音質盤。


まだまだDACの音は安定には程遠いのだけれど、ダイナミックレンジがやたらでかくクリアネスの高いソースを鮮やかにこなしてくれる。うーん、なかなかやってくれる。
#この曲を掛けると、ヘボいDACではサチりっぱなしになって
#モコモコな音を出力するので、DACのテストになかなかいいらしい。


asahi.com: 愉快な研究にイグ・ノーベル賞 日本人受賞は11人 - サイエンス
朝鮮日報 Chosunilbo (Japanese Edition)
イグノーベル賞、今年は逃してしまったか・・・残念(^^;
#それにしても、文鮮明って受賞者だったのね。