駄目社員はむの日記

USO800 certified.

あれ、この橋どこかで・・・

そう、ここはセーヌ川にかかるポン・ヌフ(Pont Neuf)橋だった。この突き出した、目が覚めるような美しい白い橋
遠くから撮影すると、こんな感じかな。ああ、これこれ


そう、パリは真下耕一監督のおそらくは最高傑作である、ノワール(NOIR)の舞台なのである。
ミレイユ・ブーケが、夕叢霧香が、大活躍暗躍した場所である。
すこしだけ、聖地巡礼もしてみようっと。
ポンピドゥノートルダム大聖堂サクレ・クールはこの前行ったばかりなので、行かないけど。*1

*1:少し考えると、ノワールのロケハンをした連中は、有名な観光地ばかりを回っているのですよ。ロケハンと称して観光に行ってたんじゃ

次に、近くのサン・ジェルマン・デュプレ聖堂へ。

#そばで見るとかなり渋い建物です

さ、せっかくここまで来たんだから

ミレイユのアパルトマンでも探そうではないか。
聖堂の正面左側から小さな通りを入って行くと、それらしきアパルトマンは確かにあった。窓の形、雨戸の形からしても、この建物を元にしていると思う。
#僕も実際に歩き回ってみて、BeeTrain fanの方の見解と同感である。
なるほど。そのまんまじゃないけど、似てる。屋上の出窓はちいちゃいけれど、あの位置からなら聖堂はよく見えるだろう。下から撮ると、「日々の糧」での聖堂の見え方そっくり
てか、こんな観光地ドまん前の目立つ場所に居ちゃ駄目でしょ、殺し屋さん

ちなみに、そのアパルトマンのそばを見回す

その隣の地上階は、なんとPoliceになっているんですが!!
アジト作る場所にもほどがありますよ、ミレイユさま!
#って、ふと気付くとノワール聖地巡礼の旅になり始めている気がするんだ。

ついでだから聖堂にも入ってみた。

聖堂に入ると、まさに日曜のミサ中だった。
聖歌が広い天蓋へと響く。


重厚な宗教画やステンドグラス、そして後方にて深い音を奏でるパイプオルガンが、sacredな気分にさせる。
とてもカメラを向けられる雰囲気ではなかった。
せめて、座るときに「よいしょ」*1とつぶやいてみる。

*1: (C)霧香

セーヌ河畔を歩く。いい天気だ。

「レ・ソルダ」に出てくる川に下りるシーンにでてきた階段がありましたけど、こんな雰囲気でしたね
セーヌ川周辺が登場するシーンが多いんでしょう。


「地獄の季節」に出てくる”霧香がセーヌ川の土手に腰を下ろし絵を描く”というシーンは、残念ながらありえない。セーヌ河畔には土手が無く、みんなコンクリで固められているからである。
少し芝生になってるところはあるんですけどね*1
こういう日こそ、屋内で十九世紀絵画鑑賞と洒落込むのがよかろう。


歩いて、Musee d'Orsayに来る。
5階層にて印象派絵画を飽きるほど見て回る。
時代・画家ごとに展示されており、見応え抜群である。オルセー美術館は、19世紀絵画をレビューするのに世界で最も適した美術館なのであろう。

*1:若者が平日からヒマそうにたむろっていました。絵描きも居ました。

続いて、シャンゼリゼ通りを歩く。

コンコルド広場を経由して凱旋門へ向かう。
と、最初通りはは木々に囲まれた広い散歩道+幹線道路なのが、凱旋門に近づくにつれ、買物通りとしてのシャンゼリゼの素敵な雰囲気を見せる。


ここにはそのうち、某「オーシャン」Tシャツを着て来るのがよかろう。

途中にあるVirgin Megastoreに入ってみる。

入ってみて気付いたこと:

  • 一般書を売っている。本屋でもあるらしい。
  • ジャズは日本からの輸入盤も売っている。レコードジャケット風紙ジャケで売ってるのはこっちではマイナーなので、こっちに来て初めて見たよ。
  • ジャパニメーションのコーナーが割と広い。サントラも売っている。サントラの売れ筋はドラゴンボール改NARUTOのようだ。因みに映画版「攻殻機動隊」のサントラは45EUROもしていた。
  • コミックのフロア(!)*1がある。

*1:画材とかも売っていたりします。こっちのコミックと、あともちろん日本のマンガの仏訳、あと韓国のマンファもあります。CLAMPのコーナーが広かった。

15時、凱旋門に着く。

上に登る・・・ほどには観光客してませんがな。


さて、16時にはMusee d'Orsay駅まで戻ってきてRER C線に乗る。
更にサン・ミッシェル・ノートルダムでRER B線に乗換え。2駅で16:20にはパリ北駅に到着。
暑かったし疲れた。喉も渇いた。
17:25北駅出発。

アマチュア無線に萌えを

廃部寸前のアマチュア無線*1を復活させるところから始まる「はむらじ!」でいきましょう。
#なんだか、ウェブラジオのタイトルみたいだなぁ。

*1:ここだけ妙にリアリティがあるが