半熟七英雄ということか。

お薬経過5日目。 特に無し。 出かけてみると雨が降りそうに。 何の因果。 ひとまず山登ってゲーセン。 ポップンミュージックをひさしぶりに叩く。 「登山者たち」は好きだけど難しい部類なのでクリアならず。 体力も続かずすぐ移動。 そしていらない遠回りをして古本屋「万歩書店」に。 説明しよう。 「万歩書店」は岡山県内で最も古参の古本チェーン店である。 もとは普通の古紙回収業であったが、漫画が躍進するにつれてそれの買取中古販売行うようになった、んだと思う。 おそらく日本での中古本チェーンのさきがけであろう。 成立時期はこれも岡山発の古本市場より早いと思われる。 とか書こうと思ったらはてなキーワードに登録されているという罠。 こんなローカルなのよくいれたな、と思うものの、確かに「古書店」としては日本でも有数の広さではある。 神保町は町全体としてすさまじい量の本があるが、一店としてみると中堅本屋くらいの大きさが限度なのである。 そこへ行くと漫画中古が中心になったものの、奥の方には昔の名残である古書の山や古い文庫本やペーパーブック、「NEWTYPE」から「コンバットマガジン」までひたすら広く網羅されたおびただしい量の雑誌類、ひたすらに怪しい雰囲気のまさしく18禁にふさわしいその類の一群、ちまちまと見え隠れするプレミア憑き物品。 なんか1975年の仮面ライダーカレンダーなんて変なものまでおいてありました、4500円で。 そしてそれらを入れ込むために、拡張と配置換えを繰り返したために迷路のごとくなった店内の狭さと複雑さ。 なにせ本当に店内で迷子になりそうになるのだから、すえ恐ろしい。 ある意味古本桃源郷、いやサファリパークとすら言える場所ではある。 読子さんなら余裕で生息可能だと思います。 さておき。 ひさしぶりというか余裕で3年くらい行ってなかったので、一つ、本店の方によってみたわけですが。 店の状態は相変わらずひたすらに混沌としていてすごくいい。 古本屋に行くと心が休まるタイプの人にはまさしくうってつけの場所なわけであり、私はそのタイプの人間なので非常にぽんやりと店内を眺めすがめてしているうちに、ろくごまるに「食前絶後」(絶版)を発見。 すでに今年も夏が来ないまま秋になり、*1さすがにこうも夏が来ないとろくごまるに」さんの本に手を出したくなるのも人情といえます。 つかいいます。 人情です。 よってまたしても金が無いのに「ああ、買おう」と手に取った私を誰が攻められましょうか。 攻められません。 というわけで購入し積みがまたふえるのであしました。 そうこうしていると空の雲行きも怪しくなり、なによりお金が心もとないのでこのまま外にいても仕方ないと判断し、家路についたのでありました。
要するに何がいいたいかというと。
ねんがんの 「しょくぜんぜつご」 を てにいれたぞ

*1:ろくごファンにとって夏=新刊がでる時ということなので、今年も夏がなかったという事なのです。

 感想一題

内容を要約すると「教授ー、最初からそうすればよかひはひひはひ」
“探耽求究”ダンタリオン満を持して登場。 いやそれが主題ちゃうし。
前の巻の段階では「こいつの口癖うっとーしーなー」位にしか思ってなかったのが、メインの回になるととたんにいい味を出してきました“探耽求究”。 そうなると口癖も愛着がでーてくるというもーのです。 えふん。 このように。
さておき。
相変わらず、秘密がばれてしんみりムードか、と見せてあっさりいなしてその上一気に全員にばれたりとか、「ウツ展開みたいなノリには意地でもなってやるもんか」という反逆精神の旺盛な所を見せ付けてくれます。 この流し方こそ「高橋流弥七郎」の骨子なのです。 というわけで、こっそりいろいろ進むけど、このお話、まだまだ先は長そうであります。 もっと早く終わると思ってたのになあ。