漫画実話ナックルズ

『漫画実話ナックルズ』というぼくのイメージとはかけ離れた雑誌があるのですが、
http://www.taiyohgroup.jp/index.php/module/Default/action/Detail?item_id=090128006
そこに「ぶっちゃけうちの雑誌ってどうですか?」という連載インタビューの誌面があり、今日はそこの取材を受けてきました。この連載、宮崎哲弥佐高信森達也鈴木邦男有田芳生宮台真司……とじつは錚々たる強面系の論客がならんでいて、ぼくとしてはそんなラインナップの末席に並べられてけっこう嬉しい経験でした。

ちなみにこのコーナー、登場したほとんどのひとが表紙の是非を話題にしています。そこで帰宅後ためしに娘に表紙を見せてみたら、中身もなにも見ず「怖い〜」と逃げ出していました(笑)。この表紙、幼児にも通じる本能的なインパクトがあることはまちがいなさそうです。

原稿告知

『新潮』4月号に「ファントム、クォンタム」第6回、『文學界』4月号に「なんとなく、考える」第9回、『SIGHT』次号に「東浩紀ジャーナル」第11回、『SF JAPAN』次号に第29回日本SF大賞の選評を書きました。
ファントム、クォンタム」は第2部に入りました。現在500枚ぐらいで、あと連載2回で終わり単行本になる予定です。けっこうおもしろい展開になってきたと自負しているのですが、いかがなもんでしょう。小説もよろしくお願いします。

ゼロアカ単行本

そろそろ講談社BOXより『東浩紀ゼロアカ道場 伝説の「文学フリマ」決戦』が出版されます。文フリで売られた門下生の同人誌4冊全頁(ひと組には残念ながら収録を拒否されてしまいました)、道場破り3組の同人誌から抜粋した「課題論文」6編、それに当日のルポやぼくの講評などもろもろ詰まった540ページの本です。「東浩紀ゼロアカ道場」の模様は最終的に一冊の本にまとまるはずですが、その文フリ特別版という位置づけです。同人誌をBOXにするときに判型が小さくなっているため、全体的に妙に文字が小さくイイ感じのカルト感が出ています。
http://www.amazon.co.jp/dp/4062837056
ところでこのアマゾンの宣伝文を見ると、なぜか「ゼロ年代のアカデミズム、ここに決着!」となっています。しかし、むろんゼロアカはまだ決着していません(笑)。第5次関門以降もご期待ください。