Hatena::ブログ(Diary)

マネー・ヘッタ・チャン 物語るモノガタリ

2016-05-24 現役株式ディーラーのぶっちゃけ話

[]現役株式ディーラーのぶっちゃけ話

こんにちは、ヘッタ・チャンです。

現役ディーラーが書いているということで業界で話題の上がっている「株式ディーラーのぶっちゃけ話」を読みました。

良く業界事情が表も裏も書かれていて、とても楽しんで読めました。

今まで、ディーラーってどんなお仕事なんですか?って聞かれて説明に困っていたのですが、この本を読んでもらえば一発で解決です。

以下は、そうなんだよなぁと思った部分、感心した部分の備忘録です。

P.26 月間1億円の利益を得るために、30億円という運用資金を数十パーセントを使ってトレードに励む。訓練すれば可能なようで、僕を含めた過去のディーラーには不可能であった。

→ この後にあるなぜできないかに激しく同意しました。玉が大きくなる精神的重圧と、大きい故の投げ場の無さ。これ本当怖いのです。

P.35 11時08分、第一値幅8620円に達成したためサーキットブレーカー発動。11時25分、第二値幅8200円に達成したためサーキットブレーカー発動。それでも売りは止まらずに、7800円まで下落した。

→ 5年前の3月15日、原発水素爆発したときの値動きは今も鮮明に覚えています。私も同様に飛びかけました。。。

P.107 毎朝のレーティング情報を、楽天証券個人投資家配信するのは、9時10分頃だと思う。しかしディーラーの手元には8時40分頃には届いているはずだ。

→ 昔は本当に個人投資家ディーラー情報格差がありました。他にもいくつも当時使えた技が載っています。今はほとんど使えなくなり、むしろ個人の方が早いことも…。

先日紹介したジャックさんの著書「普通のサラリーマンがスキマ時間を利用して株で1日1万円儲けた スマホ投資術」と合わせて読むと、良いと思いました。

ディーラーになりたい方、私の仕事がどんな感じか知りたい方必読です。

嗚呼当時の簡単に儲かった時代に戻りたいなぁ。(ノスタルジーに浸りながら・・・)

2016-05-20 総資産25億の不動産投資術

[]総資産25億の不動産投資

こんにちは、ヘッタ・チャンです。

最近の新興銘柄の暴騰暴落はすごいですね。

2ヶ月で株価10倍になったと思ったら、数日で半分以下になったりと、上がってるときはともかく、下がり始めたら心が安まりませんね。

今回のような暴騰暴落で上手く高値で逃げられた方にオススメなのが不動産投資です。

ある程度資産を築いたら不動産投資というのは、金持ち父さんから今ついに大統領になろうとしているドナルド・トランプ氏、あのBNFさんまで、共通しています。

そこで、個人的におすすめなのが、最近エンジュクさんで不動産投資手法公開している三浦氏の投資手法です。

氏の経歴と実績はかなりすごいです。

まず経歴ですが、社会人1年目から不良債権処理の会社に勤め、その後不良債権及び不動産を対象に投融資をする投資会社へ転職

15年以上、債権投資および不動産投資(主にB級不動産)に携わってきました。

自分も株の世界に入って12年くらいですが、やはり長いこと同じ業務を続けてきたことでの知識・経験の蓄えは、身を助けてくれます。

そして、三浦氏が本当にすごいのは、そうした中で不動産投資を始めたタイミングがリーマンショック後の不動産バーゲンセールになったときだったという事実。

株でも不動産でもあの100年に一度のバーゲンセールで買えた方は実はあまり多くありません。その行動力に脱帽です。

そして、そこから氏の快進撃が始まります。

2009年から2016年までに40物件、総戸数545戸総額25億という偉業を成し遂げます。

そしてまだ会社員を継続するという石橋を叩いても渡らない盤石ぶり。敬意を表す以外ありません。(そしてめっちゃうらやましいです)

今回のDVDでは、三浦氏がどんな物件に投資してきたかを全て公開。

バーゲンセール時代から今のマイナス金利による不動産バブル時代まで、天国と地獄の地合全てを経験した事による、時代別投資手法の話は必見です。これでどんな時代も不動産で利益を得られるなと。

また実際買うまでの業者の付き合い方、購入後の管理方法についても詳細に解説。

税金対策まで対応してるところが、かゆいところに手が届くを体現しています。

私も不動産投資がしたくて、何十冊と本を読んできましたが、これだけ網羅的に解説してあるものは初めてでした。(なお、私の不動産投資は、現在土地を決めて進行中です。)

今回の新興市場でプチお金ができた方、そろそろデイトレに疲れた方(私のことですw)に三浦氏の25億の不動産をゲットできた投資法、おすすめです!

2016-03-02 不安やストレスに悩まされない人が身につけている7つの習慣

[]外資系金融産業医が教える不安やストレスに悩まされない人が身につけている7つの習慣

こんにちは、ヘッタ・チャンです。

知人の外資系金融産業医の武神さんの新作「不安やストレスに悩まされない人が身につけている7つの習慣」を読みました。

今日は600円以上の上げでポジションの利益が増えてホッとしている方がほとんどだと思いますが、

1月末の日経平均は17518.3円、2月の日経平均は16026.76円と9%超下がって、多くの方が不安やストレスを抱えていたと思います。

実は、自分は今年の下げていても、不安やストレスはあまり感じていませんでした。

この本に載っている不安やストレスに悩まない習慣を自然に身につけていたのが大きいようです。

以下、私なりの相場ストレス対処法を本書より抜粋

・不安とストレスに上手に対処している人たちは、「想定内の範囲が大きい」という特徴を持っています。

相場で10年食べていると、暴落も暴騰もテロ大地震金融ショックもだいたい経験したので、だいたい想定内になります

・仕事以外のアイデンティティを持つ生活をすること、つまり意識して好きな軸を増やすことが大切です。

→専業投資家さんなどで、株だけが人生のような方は、暴落相場などで大きくストレスを持つ方が多いようです。折角お金があるのでと、色々とやっている方はそうでもない気がします。


・人に話すことで、不安の9割は解消できる。

→やられたときほど、飲み会やオフ会で話すことで、気持ちが浄化されるというのはあると思っています。というか私などはやられたら美味しい、飲み会のネタになるくらいの気分だったりします。(もちろんリスク管理をしっかりした中でのやられだからというのもありますが)


他いろいろと紹介しきれないためになる話が多い冊でした。1−2月の下げで不安やストレスを感じた方は、一読をオススメします。

2016-03-01 普通のサラリーマンがスキマ時間を利用して株で1日1万円儲けた スマ

[]普通のサラリーマンがスキマ時間を利用して株で1日1万円儲けた スマホ投資

こんにちは、ヘッタ・チャンです。

JACKさんの新作「普通のサラリーマンがスキマ時間を利用して株で1日1万円儲けた スマホ投資術」を読んだのですが、今の個人投資家は工夫次第で、ディーラーよりも情報収集が早くなってることを実感させられました。

以下ディーラー辞めた時用の備忘録

スマホ投資に適した証券会社

「SBI証券」「カブドットコム証券」「GMOクリッ証券」「松井証券」「楽天証券

週刊誌アプリ 「週刊誌まとめ!全巻無料!」

株式新聞WEB プレミアムコラム 月々4000円

アプリ「FISCO」

楽天証券 iSPEED 四季報無料閲覧

ツイッター有名投資家フォローリスト

他いろいろ

とてもためになる一冊でした。おすすめです。

2016-01-26 外資系金融より、国内証券ディーラーの方が10倍以上もらえる!?

[]外資系金融より、国内証券ディーラーの方が5倍以上もらえる!?

ざっくりいって、フロントオフィスの社員の適正な取り分は、会社にもたらした利益の5%−10%くらいだ。つまり年収5000万円の社員だったら5億円〜10億円ぐらいは稼ぎ出すことを期待されている。

しかし毎年10億円稼いでくれる社員がいたとして、会社が自動的にそれに見合った報酬を払うか、といったら絶対にそんなことはない。毎年10億円稼いでも、他社に引き抜かれない社員なら、会社は容赦なく最低の賃金を支払うのだ。そういうものなのだ。結局、会社側はこの社員を引き留めるのにいくら支払わなければいけないかを考え、そのぎりぎりの水準を払おうとする。

外資系金融の終わり 年収5000万円トレーダーの悩ましき日々 藤沢数希/著 ダイヤモンド社より

上記の部分を読んだのは去年だったのですが、運用という仕事に対してインセンティブがここまで違うのかと、びっくりしたので、ここに載せてみました。

というのも、ざっくりいって、ディーラーの取り分は、会社にもたらした利益の30%〜50%くらい。つまり年収5000万円のディーラーになりたかったら、1億円〜1.5億円ぐらいで稼ぎ出すことで、目標が達成可能なのです。

もちろん、外資系金融だからこそ、得られる情報、得られる経験などもあるのでしょうが、それでもこの差は看過できないレベルです。

ちなみに、裏を取ってみました。

ゆたか証券 ディーラー募集要項 ← 約30%

アーク証券 ディーラー募集要項 ← 約30%以上

三田証券 ディーラー募集要項  ← 約40%以上!?

どんな仕事でも、1番自分を高く買ってくれるところで働くに越したことはないですね

(この考え方は同書でも書かれていますので、興味のある方は読んでみてください)

2015-11-13 フラッシュ・ボーイズ 10億分の1秒の男たち

[]フラッシュ・ボーイズ 10億分の1秒の男たち

こんにちは、ヘッタ・チャンです。

最近「フラッシュ・ボーイズ 10億分の1秒の男たち」を読みました。

「世紀の空売り」の作者マイケル・ルイス氏の著書です。

この本を読むと、金融市場での「金取りゲーム」は、一般人には理解できない想像も出来ない方法で、無知な人からお金を掠めて取っていることがよくわかります。

またウォール街の人間がどれだけ、自分の利益を優先し、他者に対して冷酷かも。

特に、メリルリンチバンクオブアメリカの話は噴飯モノでした。

以下は、私が気になった部分の備忘録です。

46頁 売ろうとした瞬間に買い注文が消える

 ジェレミー・ソロマーがブラッドの人生に入り込んできたのとちょうど同じころ、アメリカ株式市場がおかしな動きを見せるようになった。この最先端のはずの電子商取引企業をRBCが買収する前は、ブラッドのコンピューターはきちんと機能していた。ところが、いきなりうまく動かなくなったのだ。

カーリンテクノロジーを使うようになるまで、ブラッドはコンピューターに現れる取引画面を信頼していた。その画面にインテル株式一万株が一株二十二ドルの売り気配で表示されていたら、ブラッドはインテル株式一万株を一株あたり二十二ドルで購入できた。そのためにはボタンを押すだけでよかった。二〇〇七年の春を迎えたころ、取引画面にインテル株式一万株が売り気配二十二ドルで表示されているのでブラッドがボタンを押すと、その一万株が消えてしまった。トレーダーとして働いてきた七年の間、デスク上の画面を見れば常に株式市場がわかった。ところが画面に現れる市場は幻になってしまったのだ。


112頁 捕食者の手口

 システムの奥深くに巣食っていたのは、一種のモラル麻痺の問題だった。内部の人間すべてがシステムからわずかでも利益を得ている限り、たとえシステムがどんなに腐敗した悪辣なものになろうと、内部変化を求める人間は現れない。もっとも“腐敗した”や“悪辣な”といった言葉は、使うだけで真剣な人々を不快にするので、ブラッドは使うのを避けた。ブラッドが投資家と話すときにいちばん気を遣ったのは、陰謀説を振りかざす妄想家がまた現れたと思われないようにすることだったかもしれない。


120頁 メリルリンチは、最悪中の最悪のサブプライムモーゲージ債をせっせと生み出していた銀行の一つだ。メリルリンチが市場の裁きを受けていたら、つまりバンク・オブ・アメリカが彼らを救済しなかったら、メリルリンチ職員は通りへ放り出されていたに違いいない。ところが実際には、買収の直前、自分たちに巨額のボーナスを与えることに決めていた彼らは、結局それをバンク・オブ・アメリカに払わせた。

「とんでもなく不公平だ」とシュウォールは言う。「それにとんでもなく不当だ。九年かけて築きあげたこの銀行でのおれの株はくそにまみれ、そのくそをひり出したやつらが、記録的な額のボーナスをもらっていた。あんなのはろくでもない犯罪だ」。

さらにとんでもないことに、元メリルリンチ組はその後、バンク・オブ・アメリカ株式部門の管理職に就き、職員の大量解雇に取りかかった。対象となった者の多くが、善良で、義理堅い行員だった。「ウォール街は腐ってる、とおれは思い知った」。シュウォールはのちにそう語った。「従業員への誠意なんてどこにもありゃしない」 


198頁 ウォール街の売り込みトークに慣れている投資家たちは、他人を信用しない性分だったし、信用する性分だったとしても、環境によって変えられていた。ウォール街で働く人たちは、嘘をつき、真実を隠し、ひとをごまかすことで大金をもらっているようなものなので、金融市場で信頼感が生まれても、そのあと必ず延々と疑念が続くということになる。


288頁 壊れたスロット・マシン

 テクノロジーウォール街とは、特殊な形で衝突した。テクノロジーは効率を高めるために使われるべきもので、かつてはそのとおりの使われ方をしていた。ところがそれはまた、特殊な種類の市場の非効率を作り出すのにも用いられた。その新たな非効率は、金融市場が簡単に正せるものではない。たとえば大口の買い手が市場へ来てブレン原油の価格を上げたあと、投機家が市場へ跳びこみ、北テキサス原油の価格も上げるのは、健全でよいことだ。トレーダー原油価格と石油会社の株価との関連を見て、株価を上げるのも健全でよいことだ。抜け目ない超高速トレーダーが、シェブロンエクソンとの株価の問に必ずある、統計的な関連を予想し、関連が乱れたら反応することさえ、健全でよいことだ。

しかし公共の取引所が注文形式やスピードの優位性を導入し、超高速トレーダーがほかの全員を食い物にできるようにするのは、健全でもなければよいことでもない。この種の非効率は、発見して対処した瞬間に消せるものではない。

いわば壊れてコインが出っぱなしのスロット・マシンだ。誰かが何か言うまでその台は出続けるが、プレーヤーが得をしている限り、壊れていると指摘する人間はいないだろう。

 ウォール街テクノロジーを使ってしてきたことの大半は、ただ金融市場の外の人間が知らない何かを、内部の人間は知っているという状況を作るためだった。かつてどんな投資家にも理解できない、サブプライムモーゲージ債にもとづく債務担保証券をもたらしたのと同じシステムが、今では、どんな投資家にも理解できない注文形式を駆使した、危険な速さで行なわれる、一ペニー単位の取引をもたらしている。

他の多くの人々が理解できるようにものごとを説明しようとするブラッド・カツヤマの態度が、体制の秩序を乱すとみなされるのはそのためだ。ブラッドは自動化された新たな金融システムの核心を攻撃した。それはシステムの不可解さから生みだされている金である。

抜粋ここまで


この本を読んで感じたのは、テクニカル、ファンダンメンタル、システムトレードなどのトレードとは全く違う発想の収益方法、それはシステムの隙間から絶対に負けないトレードを考え出す人たちの強欲と執念の凄さでした。

チャートや統計的に考えるでもなく、企業の財務など全く気にしない注文のシステムルールを徹底的に自分に有利持ってくるための飽くなき挑戦には、逆に敬意すら頂きそうになります。

そして、そのシステムが回り始めたら、自浄作用はまず働きません。誰かが気付かない限り。

東証も本作で紹介されるコロケーションシステムを実施しています。同じ形ではないにしても、一般の投資家が、気付かれないまま搾取されているのではないかと、心配になります。

週末または来週の3連休に、ぜひ「フラッシュ・ボーイズ 10億分の1秒の男たち」読んでみてください。

2015-11-06 いい女はドMが9割

[]いい女はドMが9割

こんにちは、ヘッタ・チャンです。

最近「いい女はドMが9割」という本を読みました。

ただのナンパ本と思われそうですが、ホストナンバーワンの男性視点で、女性の扱い方を心理学経済学生物学的に説いてる珍しい本でした。

この本で、いくつか投資と女性は同じだという紹介があり、なるほどなぁと思ったので、ここに書いてみた次第です。

以下抜粋

・「これは脈がないな」と思ったらあっさり切り上げることも重要だ。株で言えば、いわゆる”損切り”である。

・女性は恋愛において、良くも悪くも”投資家”になってしまう。男のことを”金融商品”としてみてしまうのだ。

・女性は男性を「ディスカウントキャッシュフロー法」で現在と未来の価値において天秤にかけるという考え方をする。

投資家の方で、投資も女性関係も上手くやっている方が何人もいますが、「一時は万事に通ず」 投資法と人間関係相通じるモノがあるようです。

読書の秋によろしければどうぞ。

2015-09-28 9時からトレードは心身に大ダメージ?! 近「なぜ生物時計は、あな

[]9時からトレードは心身に大ダメージ?! 近「なぜ生物時計は、あなたの生き方まで操っているのか?」


こんにちは、ヘッタ・チャンです。

最近トレードのに向かう時間について、どうあるべきかを「なぜ生物時計は、あなたの生き方まで操っているのか?」という本を読んで考させられていました。

そんな折に、ネットで「9時始業は心身に大ダメージ、オックスフォード大研究 10時始業で19%の成果上昇も 」という記事が話題になっていたので紹介です。

本によると、我々が常識としている睡眠や仕事の常識は、いま色々なところで再検証が行われているようです。

本を読んで、私が気になった点をいくつか列挙すると


・ 幼い子供は比較的、早起きで(若い親にとって頭痛の種)、しだいに遅くなる。

思春期から青春期に向かって、夜更かしになり、二〇歳前後でターニングポイントを迎え、その後は再び早く起きるようになって、それがずっと続く。

→ 夜に強いトレーダーは若い人に多い可能性があるのでは?

ティーンエージャーの少年は、少女よりも一年半長く時計を遅らせたまま大人になる。そのため成人男性のクロノタイプは夜型が多く、平均して女性よりも寝るのが遅い

→ 同い年の異性は就寝、起床の時間が合わないのが当たり前。

・ 現代では若者も老人も含め、クロノタイプの分布が全体的に遅くなっているという事実を無視している。いまや人口の六〇パーセントをはるかに超える人が、学校が始まる朝の早い時間帯には、勉強や仕事に完全に集中できていないと考えられる。つまり伝統的な始業時間について、現在の時間が最適な妥協案だということを示すデータがない

→ もっと寝たいは正しかった!w

・ 人間の体内時計は社会的時間ではなく、主に太陽時間に同調する。

→ 太陽が早く登る地域の人間は早起きがしやすい、北海道の方がトレードに集中できる?

・ 個人の睡眠持続時間には遺伝的な基礎があることが証明された。

→ 誰でも早起きが正しいわけではない

色々と研究が進んで、これでトレードが10時開始になったらいいなぁ(笑)というのは、冗談ですが、効率的に、仕事と人生を考えるに当たり、睡眠と起床について考えるきっかけとなりました。

興味のある方はぜひご一読を!

2015-08-03 20年ぶりのインフレ社会をどう活かすか ハイパーインフレ編

[]20年ぶりのインフレ社会をどう活かすか? ハイパーインフレ

長々と書いてきた20年ぶりのインフレ社会をどう活かすか(前回の記事はこちら)、今回は最後にハイパーインフレについて、書いてみたいと思います。

ハイパーインフレは国家破産時やそれに類似した国家の大混乱時に起こります。

このようなことが起きると、その直前からその国の通貨は大きく売り込まれるようになります。

通貨の大暴落は想像以上にすさまじく、悲惨の一言です。

図32(サブプライム後の新資産運用―10年後に幸せになる新金融リテラシーの実践より)はロシアが1998年8月に財政破綻した後の通貨暴落を現したものです

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1997年7月に、1ドル=6・24ルーブルだった相場は、

財政破綻1ヶ月後に14・84ルーブル、1年後に25ルーブルを超え、3年後にはとうとう30ルーブルに達しました。

また、通貨暴落すると、それに伴う物価の急上昇、ハイパーインフレが同時に起こります。

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図?(同サブプライム後の新資産運用より)のロシア物価上昇率を指数化した表では、1997年を100として計算すると、

財政破綻した年に184、その1年後に251、3年後に358、5年後には462に上昇しています。。財政破綻の1年後に物価が2・5倍になるという事が実際に起こったのです。

国家が破産すると預金封鎖も起こります。

ロシア国民はロシア国内の銀行から預金の引き出しができなくなり、国民生活も破綻に追い込まれます。当時のロシアでは、非常に多くの自殺者が出たといいます。

これを実際の日本の数値で考えてみましょう。

1ドル=6・24ルーブル財政破綻1ヶ月後 14・84、1年後25ルーブル、3年後30ルーブル

この6・24ルーブルを二倍にすると12.48。これを10倍すると124.8 今のドル円レートとほぼ同じになります。それも基に計算すると以下のようになります

1ドル=124.8円 → 財政破綻1ヶ月後 296.8円、1年後500円、3年後600円

ということになります、これが起こったら本当に怖いですね。

なお、ちなみに当時の物価の推移は

1997年を100、財政破綻した年184、1年後251、3年後358、5年後462となっていたので、

実質的な外貨資産は、1年後に500/(184〜251)=2〜2.5倍あたりがピークでした。

つまり、ロシアハイパーインフレでは、物価外貨の価値の動きに時間差があったわけです。

もしハイパーインフレで儲けようと考えるのであれば、外貨をいつ自国通貨に戻し何を買うかがポイントになります。

歴史上、過去のデータでは?為替 ?金 ?物価 ?不動産 ?株価の順番に価格が上昇しています。

つまり、為替リスクをヘッジし、資産保全した上で、ハイパーインフレ為替が吹っ飛んだ、どこかで外貨を自国通貨に戻し、国内の不動産株価などで割安なものを探して、そこに投資するというのが、理論的には最も利益になるわけです。

このようなケースでは、ドイツで起きた株価不動産価格のタイムラグが参考になります

以下「お金は「歴史」で儲けなさい」より抜粋

同じようにハイパーインフレになったドイツ

自動車会社ダイムラードイツを代表する企業のひとつです。ハイパーインフレで混乱しているといっても、フランスイギリス米国はいつも通りの豊かな生活を満喫しています。彼等は当然のようにダイムラー製の自動車を欲しがりますから、生産は通常通り行われていました。

しかしダイムラー株主の中には、毎日の生活資金に窮してしまい、株を手放す人が多かったようです。このためハイパーインフレであるにもかかわらず、ダイムラー株価暴落してしまいます(見かけ上はインフレですから上昇していますが、物価を考慮した実質株価では大幅なマイナスとなっていました)。

しかし、結局のところ同社の株価は最終的にはインフレに追い付きます。

この時に、底値でダイムラーの株を買った投資家は、インフレ収束した頃には莫大な利益を得ていたわけです。

同じように、ドイツ国内の優良不動産も、しばらくは破格の値段で放置されていました。この間に、こうした物件を取得できれば大きな利益を得られたわけです。

戦争前後の日本では、為替取引が制限されていましたが、ドイツの場合には、為替自由に取引できました。【抜粋ここまで】

以上のように、ハイパーインフレは国内外に多大な影響があります。ただ事前に準備をしておけば、大きく利益を得られるチャンスでもあるのです。

ギリシャが破綻すると言われてから、実際に銀行封鎖が行われるまで大分時間がありました。

もし日本が破綻するとしても一晩で全て決められるわけではないでしょう。

通常の投資をしながら、こういった起こるか起こらないかのレアな事象についても準備をしておきたいものです。

そういう意味では今回のギリシャの騒動は非常に良いサンプルケースなので、儲けた投資家の本がでたら、ぜひ読みたいですね。

2015-07-21 20年ぶりのインフレ社会をどう活かすか? スタグフレーション編

[]20年ぶりのインフレ社会をどう活かすか? スタグフレーション

少し空いてしまいましたが、前回の続きです。


前回は、経済成長に伴うインフレは誰もが幸せな世界、そこでどんな株が強いかについて書きました。今回は低成長の中のインフレ、俗に言うスタグフレーション下での資産運用について書いてみたいと思います。


そもそも、スタグフレーションとは


「stagnation(停滞)」と「inflation(インフレーション)」の合成語で、経済活動の停滞(不況)と物価の持続的な上昇が併存する状態を指します。(wikiより)


まるめると物価は上がるけど、給料は上がらない世界です。いやはやぞっとします。

歴史上何回か、スタグフレーションは起こっています、その場合の株価はどうだったのでしょうか。


参考になるのが1970年代の米国です。当時の米国英国は低成長とインフレに悩まされていました。

米国スタグフレーションに陥ったきっかけは、ベトナム戦争による財政危機製造業の競争力低下、オイルショックによる石油価格の上昇などがあげられます。(ここでは詳細は割愛。)


この1970年〜1980年の10年間の間に米国では、


消費者物価    平均7・5%(約2倍上昇に相当)

実質GDP成長率 平均3・1%(約1.4倍に相当)

経済成長率より、物価の上昇が進んでいました。

平たくいうと、モノの値段は2倍になったけど、給料は1.4倍しか増えていないということです。購買力は10年で激減です。


この10年の間に、ダウ平均株価は、70年代の前半は物価上昇に伴って株価も上昇しましたが、米国企業の競争力低下が顕著になってくると、その後は株価下がり、600ドルから1000ドルの間を行き来する、ボックス圏相場でした。単純な指数への投資は現金より、マシ程度で、儲けるという状況ではありませんでした。


参考 1928-2013 ダウ平均 の長期推移 NightWalker’s Investment Blogより


では、米国を代表する4銘柄の当時の株価推移はどうだったでしょうか

生活必需品としてP&G

・資源株として石油メジャーのエクソン・モービル

製造業として重電大手のGE(ゼネラル・エレクトリック

自動車大手のGM(ゼネラル・モーターズ


米国を代表する4銘柄の当時の株価推移 表参照 「お金は「歴史」で儲けなさい」より

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最上のパフォーマンスを出したのは、オイルショックによる石油価格上昇の恩恵を受けたエクソン・モービル物価を考慮しても2倍になっています。


あとの銘柄は、当初は調子がよいものの、インフレの影響が深刻化してくると、結局株価はもとに戻っています。

GMが1番低迷している理由は、企業としての競争力低下が激しかったこと、国内の販売が中心でドル下落の恩恵をあまり受けなかったこと、などが上げられます。

一方、P&Gは生活必需品を扱っており、まだGMよりはインフレに対する耐性が高かった、また、GEはグローバルに製品を展開している点で有利だったようです。


ただ4社とも株価物価の上昇に対しては追い付いていたという意味で、資産防衛の約割は十分に果たしたとはいえるかもしれません。


上記を参考にすると、ある程度の基礎体力があり、グローバルに展開している、あるいは需要が減らない商品を扱っている企業の株は、スタグフレーションから資産を防衛可能があります。


これについて、日本企業では、「お金は「歴史」で儲けなさい」によると7203トヨタ自動車、9984ソフトバンク、5938LIXIL、4452花王、この4社が該当する可能性があると上がっていました。

そこでこのインフレ傾向の2年間の株価推移を調べてみたのですが、その成績はまちまちでした。

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(これが投資の難しさで理論的にはこうこうだとしても、実際の値動きは理論通りに行かないというものです。)


ただ、今回記事に書いたように、スタグフレーションに日本が陥った場合は、日経平均株価は10年単位でボックス相場になる可能性があります。

その場合は日本株資産運用をするのであれば、グローバルに展開している、あるいは需要が減らない商品を扱っている企業の株を探しだして、投資することが大事だと言えるようです。

(私の場合はイベント投資が、今のように使えれば、それほど悲観することはないと思ってます。また、上げようと下がろうと利益を取れる斎藤さんのシステムトレードを勉強するのも手だと思ってます。)


さて、次回はスタグフレーションのさらに先、ハイパーインフレ時の資産運用について、書いてみたいと思います、長かったインフレ関連の記事は次回で終わりです。


*今回の記事は「お金は「歴史」で儲けなさい」をかなり参考に書いています。興味のある方は本書を強くお薦めします。