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マネー・ヘッタ・チャン 物語るモノガタリ

2017-05-22 栄光なき天才たち

[]栄光なき天才たち

こんにちは、ヘッタチャンです。

週末読みふけっていた本の紹介です。

今回は株の本ではないのですが、経済や人に関する良書で、どんな方にも読んでほしいとの思いがとまらず、取り上げることにしました。

栄光なき天才たち

このシリーズでは歴史に翻弄された天才たち、成功者たちの話です。

当時はだれにでも知られていた時代の寵児が、今では誰にも知られていない、それはなぜなのか、いろいろな話を知ることができます。

一度の勝利で、国民の期待を一身に背負いつぶれてしまったランナー

無音映画の天才監督が、音声映画の隆盛についていけず、地位を失う

お色気女優が本格演技派に転向するも世間が受け入れてくれず失意の人生に

天才投手が戦争に巻き込まれ、肩を壊す

冒険家が新しい山脈を発見するも、列強諸国のプライドのために握りつぶされるなどなど

人の毀誉褒貶がこれほどとは、驚くばかりです

そしてこの栄枯盛衰は、株式市場でも起こっていることだなと思わされました。

鈴木商店の話などは、ライブドア事件とリンクすることしきりでした)

最近私のフォローしている投資家ツイッター界隈では、億飛んじゃった! 株のしくじり先生 天国と地獄が話題なのですが、それと同じくらい面白いおすすめ本でした。

投資家として、栄光を得た方々とお会いする機会が、このブログを書くことで増えましたが、実は栄光なき天才さんにも(この場合の栄光なきはツイッターや出版ブログなどをしていない天才投資家という意味です)たくさんお会いすることがあり、日々学ぶ毎日です。

私自身はあまり、みなさんに与えられる投資哲学手法などないのですが、投資業界の末席に身を置く身として、何か今後もできたらと考えています。

そういう意味では「栄光なき天才たち 株式投資版」書いてみたいですね笑



追記 と書いていて思い出したのが百人百色の投資法 ──投資家100人が教えてくれたトレードアイデア集 、これもおススメです

2017-05-16 勘違いエリートが真のバリュー投資家になるまでの物語備忘録3

[]勘違いエリートが真のバリュー投資家になるまでの物語備忘録3

こんにちは、ヘッタチャンです。

先日二回に分けて、紹介した勘違いエリートが真のバリュー投資家になるまでの物語備忘録

前回の続きを紹介します。

前回の記事はこちら

前々回の記事はこちら

十年以上株式投資短期から長期までいろいろやってみて思うのは、業績の良い株はあがるという当たり前のことです。

社長がどんなに魅力的でも、業界が斜陽だったり問題があると株価が上がるのは困難でした。

バフェットも言っているように、「素晴らしい経営者経済性の悪い会社の経営に挑んでも、結局、無傷で残るのは悪い会社のほうです」

これは至言だと思います。

また金銭的にある程度満たされたのち、どういきるかについての筆者の考え方は、投資で成功した後のひとつモデルとしておすすめです。

長い間エンジュクさんでブログを書かせていただくことでたくさんの資産家にお会いしました。

その中でとても良い人生を生きていると思える人たちの生き方をこれからも参考にしていきたいと思えた一冊です

そう考えるとエンジュクさんのメルマガやDVDからのコミュニティは、そういった人たちと繋がれるチャンスでおすすめです。

以下、「勘違いエリートが真のバリュー投資家になるまでの物語」より抜粋です

・経営陣にどれほどの能力があっても、この経済的に厳しい現実を覆すことはできなかった。バフェットも言っているように、「素晴らしい経営者経済性の悪い会社の経営に挑んでも、結局、無傷で残るのは悪い会社のほうです

・ほかの人たちを助けることに集中していると、結局は、それが自分を助けることになるというのは皮肉としか言えない。ただ、この考えに馴染めない人もいる。そういう人は、人生がゼロサムゲームだと思っていて、与えた人はその分貧しくなると思っているのだろう。

もちろん、バフェットもこのことを完璧に理解している。これには、ものすごく親切で寛大だった彼の亡き妻スーザンの影響と実例も少なからずあるかもしれない。バフェットは、病院に彼女を見舞ったあと訪れたジョージア工科大学での講演で、次のように述べた。

「私くらいの年になると、成功した人生だったかどうかは、自分が愛してほしい人のなかの何人が本当に愛してくれているかで決まります。私の知り合いには、お金持ちで、謝恩晩餐会を開いてもらい、病院の一角に名前が付いているような人もいます。しかし、実際には世界中のだれも彼らのことを愛していません。私の年になって、自分のことを良く思う人がひとりもいなければ、貯金がいくらあってもそれは最悪の人生です。これが、人生をどう生きたかの試金石です」

彼はさらに続けた。

「問題は、愛はお金で買えないということです。セックスは買えます。謝恩晩餐会も買えます。自分を称賛したパンフレットも買えます。しかし、愛を得る唯一の方法は、愛される人になることです。もしお金をたくさん持っていたら、非常にしゃくに障るでしょう。小切手で、一〇〇万ドル分の愛が買えればいいのに、と思うかもしれません。しかし、そうはいきません。ただ、愛はたくさん与えれば、たくさん得ることができます」

バフェットが教えてくれたさまざまな教えのなかでも、これが最も大事なことかもしれない。

・私にとって最も価値があるビジネス上のつながりのいくつかは、この月一回の昼食会で得たものだ。  このようなグループに参加することがどれほど助けになっているかを見てきた私は、のちにジョン・ミハルジェビック(『バリュー投資アイデアマニュアル』[パンローリング]の著者)と組み、「同じ考えを持った人たちが、役立つ知恵と、より良い投資家になるための学びを通じて、より良い人になる」ための場所として、バリューエックスを立ち上げた。

 

 

 

勘違いエリートが真のバリュー投資家になるまでの物語

抜粋ここまで

この本の紹介はここまでです、また面白い本があれば紹介します(#^^#)

 

2017-05-11 勘違いエリートが真のバリュー投資家になるまでの物語備忘録2

[]勘違いエリートが真のバリュー投資家になるまでの物語備忘録2

こんにちは、ヘッタチャンです。

先日紹介した勘違いエリートが真のバリュー投資家になるまでの物語備忘録

前回の続きを紹介します。


先日投資家さん6人の座談会を聞きに行ったのですが、みなさん投資法もこれからの相場先行きもなにもかも違っていて、でもみなさん成功していました。

自分もそうなりたいという思いは当然あるのですが、「人間のすべての不幸は、ひとりで静かに座っていられないことに由来する」という言葉にも通じる」という文章を読み、自分のスタイルを堅持することの重要性にも気づかされました。


また情報への正しいアプローチの仕方、人間として生まれたからの限界。

たとえば睡眠不足が仕事に影響を与えることは誰もがしっていることですが、それ以上に人との関りやその環境が、気づかないうちに自分の判断に影響を与えることが最近の研究で分かってきています。

その影響をいかに排除するか、著者が神経を使っている部分についての記述などは大変参考になりました。


以下、「勘違いエリートが真のバリュー投資家になるまでの物語」より抜粋です

・大きなアイデアを見つけるには、静かで満ち足りた心が必要だ。このことは、パブライがよく引用するブレーズ・パスカルの「人間のすべての不幸は、ひとりで静かに座っていられないことに由来する」という言葉にも通じる。チューリッヒで暮らすことで得たさまざまな恩恵のなかでも、静かな満足感を得られるようになったことは、何よりも大事なことだと思っている

・自分の合理性の限界が分かっている以上、私はゆがんだ影響を受けるかもしれない場所に身を置きたくない。特に、会社の第一印象の形成に経営陣の手が加わるのは、投資家にとって危険なことだと思う。

マネーマネジャーのなかには、一通り調べたあと、「安心して投資するために経営陣と会う必要がある」という考えの人がいることは知っている。しかし、経営陣に魅惑されてしまう可能性だってある。もし株を買う理由をCEOに聞かなければ分からないのであれば、それは深刻な警告サインとも言える。それ以外の調査で、十分分かるはずだからだ。そして、もし経営陣の質を知りたければ、個人的なつながりからではなく、年次報告書やそれ以外の公共のデータやニュースなどを使って、客観的に調べたい。

このように、間接的に彼らを観察するほうが、ゆがんだ現場に行くという危険を冒して直接会うよりも良いと私は思っている

・そのアイデアに十分見込みがあり、さらに調べを進めたいものであれば、そのあともまた注意深く正しい順番で調べていく必要がある。これには賛同しない投資家もたくさんいるだろうが、最初に入って来た知識が過度の影響を及ぼすことを考えれば、資料を読む順番はとても重要だと思っている。  私はいつもの手順に従って、バイアスが最も小さくて、客観性が最も高い資料から始める。これはたいていその会社の公的な届け出書類になる

・年次報告書は、経営陣の挨拶文も重要だ。広報目的で、実態よりも良く見せているのか、それとも真剣に現状を伝えようとしているのかを見極めてほしい。私は、物事を可能なかぎり良く見せようとする宣伝がかった会社は避けたいと思っている。反対に、バークシャーがB株を発行したときの募集案内には、バフェットもマンガーもこの価格ならば買わないと率直に記してあった

 

 

勘違いエリートが真のバリュー投資家になるまでの物語

抜粋ここまで

この本のメモはかなりあるので、また後日続きをアップします。

2017-05-08 勘違いエリートが真のバリュー投資家になるまでの物語

[]勘違いエリートが真のバリュー投資家になるまでの物語

こんにちは、ヘッタチャンです。

ゴールデンウイークに読んでいた本がとてもよかったので、以下の本を備忘録を兼ねて紹介します。


勘違いエリートが真のバリュー投資家になるまでの物語


世の中に投資法はいろいろあり、どれが正解というものはありませんが、著者のガイ・スピアがたどり着いた投資法と人生の生き方は一つの参考としてとても有意義なものだと思いました。


またバリュー投資では、どんなに正しい銘柄を選んでいても一時的に、資産が激減することもありうるということも本書から学べます。

リーマンショック以降大きな下落がない中で、これは胸に刻んでおきたいと内容でした。

また読書家の著者が進める本で、興味深いものが多く、読書の幅が広がるのを感じました。

(アリの生態系から経済を学ぶという視点どんなものでしょうか)


加えて、ついやってしまうことで効率が悪化するものをどう排除するかの視点なども学びとなります。

以下、「勘違いエリートが真のバリュー投資家になるまでの物語」より抜粋


ファンドの運用を始めて最初の一〇年間で、私はマーケット指数を大きく上回り、設立当初の顧客の資金を四倍に増やしていた。成績が最も悪かったのは一九九九年だったが、それでも損失は六・七%に収まっていた。

 しかし、二〇〇八年はそれまでとはまったく違った。私にとって、ポートフォリオが雪崩のように崩壊していくのは初めての経験だった。

損失が深刻になり始めたのは六月で、ファンドは一一・八%値下がりした。

そして翌月にはさらに三・五%下げた。その後も、状況はますます悪化していった。九月には六・八%下げ、一〇月には二〇・三%も落ち込み、一一月にはさらに一二・五%下げたのだ。

この年の下げは四六・七%に達していた。紙の上では、投資家と家族のお金の約半分が消えてしまったことになる

・私がそのなかから学んだことは、経済を複雑な適応システムとして考えるべきだということだった。経済学者がこの概念を嫌うのは、複雑な適応システムはモデル化できないし、これまで学んできた公式が当てはまらないからだ。

それに私たちは、魅力的で、調和がとれていて、難解なアイデアに引き付けられる傾向がある。例えば、一般均衡理論は、世界がどう動くべきかを見事に説明しており、政治家にとっては役立つ指針になるかもしれない。

しかし、これが私たちの現実の受け止め方をゆがめることにもなっている。  ビル・ミラーやチャーリー・マンガーのような博識な投資家は、標準的な経済モデルがマーケットには不適切だとすぐに気づき、生物学の考え方で構築したモデルのほうがうまく適合することを発見した。サンタフェ研究所の論文に触発され、私はバート・ヘルドブラーとエドワード・O・ウィルソンによる『蟻の自然誌』(朝日新聞社)を読んだ。

この本には、蟻の種類ごとに違う生き残り戦略と、さまざまな種がいかに共進化し、生存競争してきたかが書かれている。私は経済学を大学で何年もかけて学んだが、この一冊はそれ以上のことを教えてくれた。おかしく聞こえるかもしれないが、本当だ。それは、蟻の巣が経済と同様、複雑な適応システムになっているからなのである

・すべてはつながっていた。最初に良い環境を作ろうと思ったのは、リターンを押し上げるためだった。しかし、そのための決断がより良い人生へとつながったのである。

事務所のなかの環境も、言うことを聞かない私の頭が合理的かつ効率的に仕事ができるように注意深く整えていった。

ここでも大事なのは、己を知り、それに合わせていくことだった。前述のとおり、私の欠陥のひとつは、すぐに気が散ることなので、この問題に対処できる物理的な環境を考えなければならない。とはいえ、コンピューターもeメールも使わずに素晴らしい仕事ができるバフェットと違い、私にはコンピューターが必要だった。しかし、インターネットやeメールが大いに私の邪魔をすることも分かっていた。

そこで、集中を切らさない対策として、私は物理的に部屋を分けることにした。  廊下の一方の端には、電話やコンピューター、四つのモニターなどを設置した「忙しい部屋」を置いた。そして、コンピューターとモニターは、高さが調節できる机に置き、立ち上がらないと使えないようにした


 

勘違いエリートが真のバリュー投資家になるまでの物語

抜粋ここまで


この本のメモ欄はかなりあるので、また後日続きをアップします。

2017-03-21 「本当にいい会社」が一目でわかる有価証券報告書の読み方

[]「本当にいい会社」が一目でわかる有価証券報告書の読み方


こんにちは、ヘッタチャンです。

DUKEさんの1勝4敗でもしっかり儲ける新高値ブレイク投資術を読んで以降、ファンダメンタル分析を勉強したいと思っていたので、「本当にいい会社」が一目でわかる有価証券報告書の読み方 ― 決算書だけではわからない「儲かる仕組み」はココを見る!をこの連休で読んでみました。

投資として、どこを読むかという視点も勉強になったのですが、有価証券報告書を読み込むことで、投資以外にも役立つことがあるとわかったこともよかったです。


以下備忘録を兼ねて、

「本当にいい会社」が一目でわかる有価証券報告書の読み方 ― 決算書だけではわからない「儲かる仕組み」はココを見る!


ト ー ク に 問 題 が あ っ た の で は な く 、 営 業 先 の 会 社 に 問 題 が あ っ た ん だ っ て わ か っ た 。 業 績 の 悪 い 会 社 に い く ら 営 業 か け て も う ま く い か な い 。 そ も そ も 予 算 が な い も ん な 。   あ れ か ら は 、 ち ゃ ん と 事 前 に 有 報 を 使 っ て 会 社 の 情 報 を 分 析 し 、 戦 略 を 練 っ て か ら 営 業 を か け る よ う に し て る よ 。 見 込 み の あ る 会 社 に 絞 る よ う に な っ て か ら 、 成 約 率 が う な ぎ 登 り に な っ た よ 」


開 示 N e t と い っ た 有 価 証 券 報 告 書 の 検 索 シ ス テ ム を 使 っ て 、 会 社 の 事 業 年 度 に 係 る 期 間 を 選 択 し た う え で 「 移 転 」 と い っ た キ ー ワ ー ド を 入 力 し 、 開 示 項 目 ( こ の 場 合 は 「 第 3 【 設 備 の 状 況 】 3 設 備 の 新 設 、 除 却 等 の 計 画 」 ) を 選 定 し て 検 索 し ま す 。


中 小 企 業 庁 が 発 行 し て い る 『 フ ラ ン チ ャ イ ズ 契 約 は よ く 理 解 し て ! 』というパンフレットを一読しておくといいだろう

2017-03-15 勝率75%の投資法をさらに磨きをかけたら…!?

[]勝率75%の投資法をさらに磨きをかけたら…!?

こんにちは、ヘッタチャンです。

株式市場でもどんな世界でも、知っている人なら簡単に儲けられる、、壊れたATMからお金を引き出すだけのような投資法が実はあります。

その方法は、大別すると二つあります

ひとつは資格なり、地位なり、経験値なりがないと上手くいかない方法で、これは誰でも出来るというわけではないので、私を含め業界人がこれで儲けてます。

まあ、ある意味当たり前と言えば当たり前の方法です。

もうひとつが、知ってしまいさえすれば、誰でも真似できちゃう方法。

壊れたATMの場所さえ知っていればいいだけの方法


今回エンジュクの柳橋さんが講師をしている柳橋式IPO投資プロフェッショナル講座はまさにそれです。


3月になって、トランプ相場後で、いまひとつの値動きに乗れてない個人投資家さんもかなりいると思います。

そういった方には、柳橋式IPO投資プロフェッショナル講座はやる価値があります。

というか、私も個人投資家に戻るなら、イベント投資とIPO投資の両輪を全力で回して安定的に利益を取ることを考えています。

そもそもIPO投資というのは、ただ単純に当たるだけで約75%の勝率をたたき出す、とんでもなく安定した投資法です

(その理由などは下記のリンク先動画参照ください)


そこに火傷しないように、ある程度の分析を足せば勝率はさらに高まります。

その分析について、延々6時間、微に入り細を穿つように説明が入ったのが今回の講座です。

まずは動画だけでも見ていただければ、私の言うところがわかるかと。

また今回の特筆は、今までのIPO投資であまり取り上げられなかったセカンダリーという上場後の投資法について述べている点です


この部分は、私も勉強不足で、DVDを見て初めて意識したのですが、一言でいうとセカンダリーはイベント投資です。

計算できる部分がとても多く、公募や225採用除外系のイベント投資をしている私はなぜ今までこれを逃していたのかと、歯噛みしたほどです。

実際先月のIPOセカンダリーは予想通りに動いて私に利益をもたらしました。

IPOはディーラーだともらえないので、興味ないと放置していたのですが、イベント投資の要素があると知り、もっと前から知っていればと思わずにいられませんでした。


エンジュクさんのすごいところは投資法を売りながら、ちゃんとそれを知った社員が利益を出しているところだと思います。

サラリーマンしながら前回は200万儲けましたとか、言ってる柳橋さんはそれでいいのか謎ですが・・・笑

今回のIPO投資プロフェッショナル口座の動画ぜひ一度見てみてください


動画はこちらをクリック

2017-02-21 生涯現役の株式トレード技術備忘録

[]生涯現役の株式トレード技術備忘録

こんにちは、ヘッタチャンです

今日は“生涯現役”の株式トレード技術の備忘録です

この本は、私も登場させていただいている「百人百色の投資法」に掲載されていた優利加氏の本です。

個人的な感触だと、ずいぶん長い間、上げ相場が続いてると思っています。(いつ終わるかはわかりませんが)

今後、本格的な下げ相場が来る前にこの本を読んでおくと、生涯現役のための心の準備ができるのでは、ないでしょうか。

また暗黙知についてもうまく説明がしてあり、私がセミナーなどで投資法を話さない理由は、この本を読むとわかってもらえると思います。

手法的な部分もメンタル的な部分も納得できるとても良い本でした


以下「“生涯現役”の株式トレード技術」引用

相場に限らず、どんなことでも、難しいことをうまく行うためのノウハウには、言葉では伝えることができない暗黙知の部分があります。そして、残念なことに、それが決定的な役割を果たしている場合が多々あります

 

相場は逃げないんだよ。追っかけてはいけない。待つ売買がいいんだ。待たなければならないんだよ。待つのは難しい。追うのはやさしい。誰でもできる。……ゆっくりだよ。意識的にやれよ。できてくるよ……」と。肝に銘じておきましょう

 

「買いポジションに有利な状態がたまたま続いたから儲けることができたこと、その人の『相場技術』が上達した結果ではないこと」を意識している人はほとんどいないと思います。

“意識していなかった”人は、おそらく、その後の調整相場資産を減らし始めたか、保ち合い相場ジリ貧に陥ったのではないかと思います。

生涯現役を目指すなら、上げ相場でも下げ相場でも、どんな相場環境でも比較的安定的に儲けられる技術を、そして「再現性」を高める「相場技術」を向上させなければなりません。その第一歩が自分のトレーディングスタイルの決定なのです

抜粋ここまで

2017-02-15 イベントトレーディング入門備忘録3 地震編

[]イベントトレーディング入門備忘録3 地震

こんにちは、ヘッタチャンです

昨日紹介したイベントトレーディング入門備忘録追加3です

前回ブログはこちら

前々回ブログはこちら

今回はいつか来るであろう地震の部分です。

この部分を読んでおくだけでもこの本は価値ありです。

以下引用

イベントトレーディング入門

地震時の値動き地震に限らず、自然災害によって一番痛手を受けるのは例外なく保険会社だ。この事例でも保険業界の株は6%下落した。

一方で大幅に伸びたのは建設株だ。当時の建設業界は政治家への不正献金疑惑に揺れていたが、それでも関連銘柄は日経平均に逆らう形で上昇した。

三井住友建設株価の推移を見てほしい(図7.6)。

地震の発生後は、揉み合い状態から一気に125%も上昇した。短期間でこれだけのリターンが出れば上等だろう。しかも同社は上半期の経常利益を10.36%ほど下方修正したばかりだった。投資家にとって幸いだったのは、この銘柄はいったん上向いたあと、4日ほど足踏みしてから本格的に上昇したことだ。つまり最初のチャンスを逃しても二度目があったわけである。

201702earth

抜粋ここまで

日本で大震災が起きた場合の株価の方向可能性

弱い値動き?

損害保険会社

強い値動き?

建設関連

東日本大震災は場中に発生しました。(午後2時46分)

今でも覚えていますが、大きな揺れを感じた瞬間から、損害保険会社はあっという間に下がり、と東北地方の建設株はものすごい勢いで上昇して引けました。

(私もJ-COFFEEさんのサイトでなんとなく覚えていたので多くはないですが利益になりました)

多くの人が混乱している中で15分もない短い時間で、冷静に上がる株下がる株を判断した投資家たちがいたのです。

投資業界に身を置く人間として、少しでもそうなれたらと思わずにはいられません。

イベントトレーディング入門」の紹介はここまで

次回は別の本を紹介予定です。

2017-02-14 イベントトレーディング入門備忘録2

[]イベントトレーディング入門備忘録2

こんにちは、ヘッタチャンです

以前紹介したイベントトレーディング入門−感染症・大災害・テロ・政変を乗りこえる売買戦略

備忘録追加です

前回ブログはこちら



以下引用

イベントトレーディング入門

感染症のイベント時の値動き

交通機関、ホテル、小売り、旅行業者、娯楽施設はどこも客離れに苦しんだ。例によって医療機関と健康産業は大盛況だった。医療機関インフルエンザによる欠勤者や死亡者が相次ぎ、深刻な人手不足に陥った。しかも急増する患者に対応するために施設を拡張しなければならず、看護師や清掃員や栄養士の不足はさらに深刻化した。「手とヤル気があれば、だれでも歓迎」と求人広告を出した病院まであった


 遺体を扱う業者が需要を伸ばす一方で、健康と公衆衛生の分野も急成長した。防護マスクのメーカーや「くしゃみは危険」と書かれた掲示物の製造元などは売り上げが倍増した。葬式や埋葬を請け負う業者も軒並み増収になったが、医療機関と同じで需要をさばき切れず、増える一方の遺体を前に墓掘りや棺職人は悲鳴を上げた。葬儀社のなかには、2000年問題のときのIT技師よろしく、通常の6倍の料金を取るところもあったという。各自治体は遺体安置所を増やすとともに職員の確保に奔走しなければならなかった。この時代、人の死が商機につながったことは議論の余地もない


狂牛病感染で)今後の教訓として覚えておきたいことがいくつかある。第一に、感染症関連の情報は必ずしも正確ではないし、平等に伝わるとも限らない。

逆を言えば、きちんと予習をすませ、最新のニュースを注視していれば、市場での勝負時が分かるということだ。第二に、もっとも打撃を受ける業種に注目し、より大きな相場の動きをうかがうことだ。関連銘柄はいずれ下がるものと割り切って、いつでも売る準備をしておきたい。逆に需要の増加が見込まれる業種(この事例では鶏肉関連や漁業関連)は積極的に買い進めるのが得策だろう。ここは教科書どおりにヘッジして、牛肉と無関係の企業は買い、牛肉を主力商品としている企業は売る。


ここで出番となるのが特定のサービス業者だ。例えば宅配便のUPSやオンラインスーパーマーケットピーポッドは飛躍的に業績を伸ばすことが予想される。それは、感染者との接触を避けたい消費者ネットショッピングを頻繁に利用し、配送業者を必要とするからだ。

その結果、オンラインショップは全般的に活況を呈するだろう。これがクリスマスシーズンなら、あるいは国民的なスポーツイベントを控えた時期だったらどうだろうか。黒死病のときと同じで不特定多数の人が集まる場所は嫌われるから、スポーツバーや競技場は閑散とし、ビールアルコール類の売り上げも減少するはずだ。

その反対にインターネットの需要は高まるので、通信事業分野は全般的に好調だろう。さらに踏み込んで考えると、ホームエンターテインメント産業も大いに期待できる。コンテンツを提供するマイクロソフト任天堂、ブロックバスター、ネットフリックスに加えて、薄型TVや映像機器のメーカーも大幅な黒字になるに違いない。  保険業界では生命保険に力を入れているところは打撃を受けるが、個人年金保険を主力にしている企業は救われそうだ。したがって、前者を売り、後者を買うのが究極のヘッジトレードになるが、あいにく保険会社も自身のリスク回避のために同様の手段に出ると思われる。

一般消費財セクターに目を転じると、超のつく有望業種がひとつある。1918年の事例に倣えば、葬儀事業者には対応能力を超える需要が殺到するに違いない。全米最大手の葬儀社のサービスコーポレーションインターナショナル(SCI)などは人口の激減を招く異常事態に対するヘッジとして最適だ。この場合、人の死が最大の商機になる。おしなべて遺体の後始末を請け負う業者はどこも有望だ

抜粋ここまで


インフルエンザ狂牛病など、パンデミックが起きた場合の株価の値動きの可能性

弱い値動き?

交通系銘柄

ホテル・旅行銘柄

アミューズメント施設

生命保険

外食系銘柄


強い値動き?

防護マスクなどの銘柄

葬儀関連銘柄

医療関連銘柄

人材派遣

在宅ゲーム関連銘柄

運送業銘柄

イベントトレーディング入門」、イベント系好きにおすすめです。

2017-01-25 イベントトレーディング入門−感染症・大災害・テロ・政変を乗りこえ

[]イベントトレーディング入門−感染症・大災害テロ・政変を乗りこえる売買戦略

こんにちは、ヘッタチャンです

ここ最近、読書はキンドルでするようになりました。結果、読んでいた本の内容をメモしたり、保存するのがとても効率的になったので、備忘録をネットに残しておこうと思います。

今回読んだ本はイベントトレーディング入門−感染症・大災害・テロ・政変を乗りこえる売買戦略

本書におけるイベントトレードは、225入れ替えなどの指数系のイベント投資ではなく、ある出来事をイベントといい、その場合にどのように全体として相場が動いたか、また個別株が動いたかを、まとめた一冊です。

東日本大震災時に、私は阪神大震災相場の動きを覚えていたことで、大損を回避しました。

(といっても原発は当然想定外でそこでがっつりやられたことも付記しておきます)

愚者は経験から学び、賢者は歴史から学ぶという言葉通り、本書におけるイベント時の値動きと、その場合どうなるかの私の考えを徒然に書いていけたらと思っています。

以下引用

イベントトレーディング入門

インフルエンザ流行時に)交通機関、ホテル、小売り、旅行業者、娯楽施設はどこも客離れに苦しんだ。例によって医療機関と健康産業は大盛況だった。医療機関インフルエンザによる欠勤者や死亡者が相次ぎ、深刻な人手不足に陥った。しかも急増する患者に対応するために施設を拡張しなければならず、看護師や清掃員や栄養士の不足はさらに深刻化した。「手とヤル気があれば、だれでも歓迎」と求人広告を出した病院まであった

中略

 遺体を扱う業者が需要を伸ばす一方で、健康と公衆衛生の分野も急成長した。防護マスクのメーカーや「くしゃみは危険」と書かれた掲示物の製造元などは売り上げが倍増した。葬式や埋葬を請け負う業者も軒並み増収になったが、医療機関と同じで需要をさばき切れず、増える一方の遺体を前に墓掘りや棺職人は悲鳴を上げた。葬儀社のなかには、2000年問題のときのIT技師よろしく、通常の6倍の料金を取るところもあったという。各自治体は遺体安置所を増やすとともに職員の確保に奔走しなければならなかった。この時代、人の死が商機につながったことは議論の余地もない

抜粋ここまで

インフルエンザなど、パンデミックが起きた場合の株価の値動きの可能性

弱い値動き?

交通系銘柄

ホテル・旅行銘柄

アミューズメント施設

強い値動き?

防護マスクなどの銘柄

葬儀関連銘柄

医療関連銘柄

ここまで書いて、気づきましたが、テロ震災時に同じようになる業種群もありますね

この「イベントトレーディング入門 」、イベント系好きならかなりおすすめです