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yvsu pron. yas このページをアンテナに追加 RSSフィード

2010-08-23

受託開発に未来はない?

私は1年以上、エンタープライズ世界(企業向けSIとか)から離れ、ずっとGoogle App Engineをやっています。今は、Google App Engine + Webkitベースブラウザで動くHTML5を使ったグローバル新サービス提供しようとしていて、新規事業立ち上げのために日々奮闘しているので、エンタープライズ世界に戻ってくることは、基本無いでしょう。


私は、受託開発に未来はないと思っているので、自分サービス提供する側に回ろうとしているわけです。受託開発に未来はないといっても、文字通り未来はないという意味で、すぐになくなるわけではないし、生きてくために必要な部分も多々あると思います(うちの会社SIerだし)が、今後は撤退すべきだろうという判断です。


受託開発になぜ未来がないかというと、世の中の動きがかなり速くなっているので、その中で素早くチャンスを捕まえたものが生き残ると思うからです。受動的に待ってるだけじゃ、じり貧なだけ。受託開発は、受動的なビジネスなので、生き残っていけないだろうということです。

生き残るためには、素早く動いたほうがいい。過去の延長で、なんとなく生きているのが、今は、最もリスクが高いと思う。

これは、個人にも企業にも言えます。


後、サービス最初からグローバル市場を狙ったほうがいい(これは受託には直接関係ないけど)。Smart Phoneがメインなので余計そう感じるんだろうけど、国内だけじゃマーケットが小さい。最初国内からからはじめ、成功したら海外と考えがち(自分もそう)だけど、多くの場合、甘えであることが多いので、最初から覚悟を決めてグローバル市場を狙うべき。


もちろん、これは私の個人的な感覚で、押し付ける気持ちはありません。


エンタープライズ世界にかかわらないといっても、Seasar2は別。既存ユーザーが安心して使っていただけるように今後もメンテナンスし続けます。

Seasar3の開発が中止になり、Seasar2.5の企画もSeasar-dev MLでの話し合いによりなくなったので、Seasar2.4は最終版として安心してお使いください。


慣れって生産性を向上させるのには、かなり重要です。Seasar2に慣れている開発者の方は、慣れをさらに重ねることで生産性を向上させることができます。


はっきりいって、エンタープライズJava世界で、Seasar2(+それを取り巻くフレームワーク群)以外の部分は、多少進化しているでしょうが、Seasar2と比べて生産性が著しく高いというものは殆ど無いでしょう。

新たな機能/仕様というのは、きちんと使いこなせるようになるまで時間がかかるし、慣れてないので、一時的に生産性が落ちるリスクもあります。


エンタープライズJava世界は、ほとんど動きのない世界なので、果敢にチャレンジしてもメリットよりリスクが大きく、慣れを重視したほうがいいということです。


今後どうしても受託をやるならforce.comのような少数精鋭で付加価値をつけられるようなやり方がいいと思います。仕様を決める人がその場でプログラミングをして組み立てていく感じ。

大量に人を投入し、上流下流にわけて分業するようなSIは不幸を増やすだけ。下請けは不幸になりがちだし、大手SIerは一時的に儲かるかもしれないけど、技術力もなく、あいまい仕様しか決められず、人に作業を振るだけのだめ社員だけになって会社が先細ってしまいます。

BSBS 2010/08/23 19:06 >技術力もなく、あいまいな仕様しか決められず、人に作業を振るだけのだめ社員だけになって会社が先細ってしまいます。
そうですね。そんな仕事ばかりであまり仕事に面白みを感じられない毎日なのですが、比嘉さんのやってる事が形になったら面白くなりそうですね。頑張って下さい。

名無しのSier名無しのSier 2010/08/24 00:20 そうなのか?本当にそうだったらアンタが今までやってきたことはなんだったんだ? S2使ってSIやってる俺たちは不幸にはならないぜ、絶対。それを証明してやるよ。

下請け下請け 2010/08/24 09:35 Sierは逝ってよし

PONPON 2010/08/24 09:44 比嘉さんに限らず要約して書かれた文章は、誤解されてしまうような表現にせざるを得ない事もありますが、受託をされている方々に「今のままで良いの?」というメッセージなんだと思います。なるべくビジネスの源流に近い所に居る事が苦労が多くても良い事だということは、立場は違えども真剣に仕事をしている人は絶対に思うことだと思います。ビジネス企画の会社と技術力の会社がパートナーとなるイメージが良いと思うし、それに近い仕事のしかたをしている受託会社には未来があると思います。
恐縮です〜PON〜

trading newstrading news 2010/08/24 16:44 Does the site has information in English?

anooooanoooo 2010/08/24 22:23 その通りだと思う。

vlcvlc 2010/08/24 22:30 サービスを生み出す側はそりゃー付加価値は多いけど、それをいつまでもできるかという話も思うわけではあるが、まぁそれよりも
サービスは一発あてちゃうと、もうずっとそればっかりになっちゃうからなぁ。
古いパッケージをいつまでも販売しているとこと同じで、技術が固まちゃっう。

piepie 2010/08/25 00:40 私も某SIer元請から去る覚悟を決めたものです。
元請も安泰なようで、いつか会社潰れたら絶対に食っていけないと思って危機感を抱いています。

higayasuohigayasuo 2010/08/25 11:35 > trading news

Sorry, this site has articles in only Japanese.

iam not trading news.iam not trading news. 2010/08/25 13:13 Higa-san,
if you really intend to start up enterprise with some
web services beyond your country, Japan,
it would be better to write articles like this entry in English, I think.

Gan Batte! ;-)

maitomaito 2010/08/26 13:31 禿同です。僕も同じ考えを持っていて今年、勤めていたSIerの会社を辞めました。

昔から来た男昔から来た男 2010/08/26 17:52 昔、新卒でSIerに派遣された職場では、製造工程(プログラミング)は低く評価され、仕様を考えて、人に仕事をふることの方が価値があるという考えでした。私は、自ら全行程をするのが効率が良いと思って、プログラミングとか勉強していましたが、周りから白い目で見られましたね。それが、今では求められている姿のようですね。時代もかわりつつありますね。

KKMMKKMM 2010/08/27 07:43 そうなのかもしれないけど、受託開発で、ずっと仕事やってきたから、今さら別の道へは進めそうにありません。
転職とかも難しそうですし。
このまま、朽ち果てていくしかないかなと思っています。

ペンギンペンギン 2011/01/13 21:43 元SIer社員です。全く同感です。辞めるに至った一番の理由です。>大量に人を投入し、上流下流にわけて分業するようなSIは不幸を増やすだけ。下請けは不幸になりがちだし、大手SIerは一時的に儲かるかもしれないけど、技術力もなく、あいまいな仕様しか決められず、人に作業を振るだけのだめ社員だけになって会社が先細ってしまいます。

ばしくしばしくし 2011/03/08 02:04 新卒で某大手通信系SIerに入社した者です。
新人で現場に入った頃、ソースを書かないで設計するということがどうしても理解できず
全っ然使えない子でした。
が、Webに転職してソースオリエントで開発するようになってからは、スイスイできるようになりましたよ。
頭に入ってくる知識の増え方も、任される仕事のレベルも、周りからの信頼も段違い。
多分、前職(SIer)の人達からすると、今の自分は到底想像できないだろうな。
システムに対する考え方、スピード感、ビジネス感覚。全然違いますね。
SIerなんて、年収5000万積まれても戻りたくないッス。

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