桃なのか梅なのか?

もう幾日か前、通勤の途上で毎日見上げる木で蕾が膨らんでいるのに気付いた。
写真に撮ろうと考えていたが、機会が無くて日が過ぎたが今日数日ぶりにその木の下を通りかかって見上げたら花が咲いていた。

最初は梅かと思ったがちょっと早いような気もするし、かといって桃とも思われず、毎日何気なしに通り過ぎているのに如何に注意が散漫であるか。
これからもう一締め寒くなるのか、それでも春に向かって一歩ずつ進んでゆくのを感じた。
写真は夕刻の撮影で少し暗くなってきた上に花が白いのに少しも映えないのでフラッシュを使ったらすこしおかしくなった。

反逆者の月2−帝国の遺産−/デイヴィット・ウェーバー

読了

反逆者の月2―帝国の遺産― (ハヤカワ文庫SF)

反逆者の月2―帝国の遺産― (ハヤカワ文庫SF)

前の巻で太古からの侵略者による地球侵略が2年後に迫っていると言うところで終わっていたが、今回はその続きの物語で、侵略を撃退するまでの話。ネタバレだけど、これ以外の話の展開は考えにくい。
読んでてどうしてもマイクル・マッコーラムの「アンタレスの夜明け」「アンタレス突破」とオーバラップした。技術的背景としては「反逆者の月」の方がはるかに先行しているんだけど、例えば侵略者の身体的特徴、あるいは侵略を受けた側が専制君主国家に変貌したということ、その変化の理由、侵略者が何ゆえ他の種族に対して狂的に好戦的なのかその理由などが酷似しているような印象を受ける。
どちらが面白いかといえば、設定として劣っている技術的な設定で登場人物たちが遥かに大きな制約の元で動いている「アンタレス」の方がわくわく感があって良い。
設定として超新星になった後のアンタレスネビュラの中に入り出来立てのパルサーに曝されそうになるスリルがあったり、反物質重力子などの強烈な大道具を利用する平気が使えない分、核兵器や運動エネルギー兵器、レーザなどしか使えない不自由さがうまく使われていたり、サンダーが専制君主制に移行している必然が旨く説明されているなど比べるとどうしても「アンタレス」のほうに軍配が上がる。
デイヴィット・ウェーバーはオナー・ハリントンシリーズの作者でもあるけど、ハリントンのほうは星間国家間の政治に対する表現や、内政の合従連衡の表現、艦隊決戦の苛烈さの表現の見事さなど、かなりの巻数を重ねているが読んでいて飽きさせない。
反逆者の月2の解説によると、次の巻も用意されているみたいだが、次の巻では私の不満を打ち破ってくれるような展開を望む。

はてな年間100冊読書クラブ: 58

humbert humbert

3POの大将からCDを借りた。彼の店でよくかかっていてなかなか良いなと思っていた。
iTuneで取り込んでiPodで聞いていた。たぶん、今ありがちな歌なんだろうと思うけどあまり聞いたことが無かったので新鮮だった。フォークとカントリーと他いろいろなものの要素があって面白い。ボーカルは佐野遊穂さん。あっさりと歌うんだけど、時々妙に色っぽい。はまりそう。

11のみじかい話

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焚日

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道はつづく

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アメリカの友人

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