投信ってどうなのさ。
そもそも資産運用をどうしようかと思って読んだのが、勝間和代『お金は銀行に預けるな』で、インターネットで評判が良かったので買った。
お金は銀行に預けるな 金融リテラシーの基本と実践 (光文社新書)
- 作者: 勝間和代
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2007/11/16
- メディア: 新書
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404 Blog Not Found:責任を他者に預けるな - 書評 - お金は銀行に預けるな
お金は銀行に預けるな
勝間さんの本は胆になるポイントを平易な言葉で繰り返し説明するのですぐ読み終わるし、キモポイントがしっかり頭に残っている。付箋つけてみたら4つしかつかなかった。
この本でのキモは投信。
だからおすすめなんだとか。
じゃあそれをやろうと思いつつ、この本ではわからなかった疑問点なんかを自分なりに調べたので自分なりにまとめる。
投信への反対意見はどんなものがある?
勝間さんも本書で書いているのだが、投信はイメージが悪い。木村剛『投資戦略の発想法』*2でも、投資信託は勧められていないし、勝間さんが挙げていた竹川美奈子『投資信託にだまされるな!』なんていう本もある。
- 作者: 木村剛
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2001/03
- メディア: 単行本
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- 作者: 竹川美奈子
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2007/04/06
- メディア: 単行本
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概して以下の理由から反対のようだ。
さらに上記2冊に共通している見解もある。
- 買うなら手数料の安いインデックス・ファンドがいい。
この辺、言ってることは勝間さんと大して変わっていないので、そこさえ気をつければいいんじゃないのか。
ポートフォリオをどうすればいい?
勝間さんのおすすめポートフォリオはこう。
- 国内株式 25%
- 国内債券 25%
- 外国株式 25%
- 外国債券 25%
きれいです。
『投資戦略の発想法』では、だいぶ違って以下のポートフォリオがオススメされている。
- 国内株式 60%
- 国内債券 30%
- 外貨預金 10%
これとは別に、以下も確保する。
- 国内預金 生活防衛資金(今の生活を2年続けるためのお金)
もうひとつ、勝間さんの本でおすすめされていた稲葉精三『10万円から始める投資信託入門』*3では、ポートフォリオ全体というわけではないが、以下が推奨されていた。
- 国内株式 25%(内投資信託 10%)
そこで疑問が生まれた。ポートフォリオを考えるとき、投信はどう考えればいいの?
これも検索してみると、ポートフォリオ中の投資信託は、その投信の投資先を持っていると考えていいみたい。国内株式の投信を持っていれば、ポートフォリオを考える時、それは国内株式として扱えるようだ。
流動性リスクはないの?
もうひとつ、ポートフォリオを考えたときの疑問は、全部投資信託で持っていていいの?ということ。『投資戦略の発想法』では流動性、換金したいときに換金できることを重視していた。
勝間さんのポートフォリオは、上り下がりのリスクを考えた分散としては疑問はないが、全部投資信託にして流動性は大丈夫なの?すぐお金に換えれるの?というところが不安だったので検索してみた。
結果、ズバリそのものの解説は見つからなかったが、概してファンドの投資対象なりの流動性リスクがあるみたい。中小株が対象だと流動性に劣る、とか。
だったら国債のファンドがあれば、それほど流動性で困ることはないんじゃないか、という印象を持った。
証券会社はどこにすればいいの?
ネット証券会社比較web 〜 ネット証券比較サイト 〜
このサイトで調べたが、各会社ともそんなに差異が見られなかった。僕はとりあえずE*トレード証券にした。
だいたいクリアになった。
疑問に思っていたことはだいたいクリアになったので、これで投資信託を始めようかという気になった。
E*トレードに送った開設書類がハンコ不鮮明でもどってきたからもう一度出そう。
注意点
このエントリーは酔っぱらって書いたのです。