漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

そんなにか

■台風が来ているというのに午前中は晴れ。暖かい。昼からはずっと雨。畑がじゃばじゃばになるなぁ。

■夕方まで送迎と訪問をして、夜は札幌自由が丘学園主催のフォーラム。トロイカ病院の中野育子医師の「発達障がいを持つ子どもへの関わり方」。中野さんは以前札幌こころのセンターでひきこもりの人たちと関わっていたり、若者総合支援センターや児童自立支援施設とも繋がりがある人。医学的な診断を下すためだけでなく、実際の生活でどのようなことに困っているかを見ようとしている人だな、と思った。

■話の内容としては、発達障害、特に自閉症スペクトラムについての概論的な話に自らの経験したエピソードを交えた感じ。構造化された環境の方が安定しやすい人たちであるから、学校生活に自由度が増していくほど大変になるという話しを聞いて、便所飯が大学生の問題として取り上げられるときがあるけれど、実はそれ以前の学校生活では昼食をクラスで食べるという構造があるから問題になってないのかもな、などと思ったり。

■それにしても自由が丘の人が複数、「やせましたね」と声をかけてきてくれて、微妙な感じ。そんなにやせたべか。いや、ダイエットはしているのだけど。