イエコト・ミシュラン #042 PickUp3
みなさまこんにちは、ハザマです。先週金曜日からスタートした夏休みスペシャル“イエ・ルポ”-Summer House Laboratory 2009-、素晴らしいルポが続々と集まっていて、みなさまどうもありがとうございます! また私の工作ルポにもコメントを頂き、とってもうれしくてw ユニークな実験、工作の数々とともに、美術館や博物館巡りなど、思い思いのこの夏の体験が語られて、充実した暮らしと学びの時間が詰まったいわしが進行しています。夏休みスペシャルのご投稿の締め切りは27日(木)正午です。ぜひ、いつか『リブ・ラブ・サプリ〜KIDS』本につながるような楽しい暮らしの自由研究をご紹介下さいませ。まだまだお待ちしていますね♪
さて、今日は“イエコト・ミシュラン”#042のピックアップ賞・ノミネート賞のご紹介です。「仲良くなれる、盛り上がる!パーティの楽しみ方コンテスト」というお題、今回のいわしも、それこそパーティのように賑やかな語らいでしたね! 集いのテーマ考案から、美味しいもので盛り上がるさまざまなメニュー・アイデア、パーティでのコミュニケーションや話題づくり、楽しいサプライズ・プランやゲームやプレゼント…。実際に心に残ったエピソードもいっぱいで、これからのパーティ計画の発想がぐんとひろがったと思いませんか? みずから楽しみ、みんなを楽しませる素敵な心意気に満ちたメッセージを、みなさまどうもありがとうございました!
イエコト・ミシュラン #042 ピックアップ賞・ノミネート賞
#042は「仲良くなれる、盛り上がる!パーティの楽しみ方コンテスト」のテーマでご投稿頂きました。
パーティのさまざまなお楽しみの中でも、まず一番話題を集めたのはやっぱり美味しい集い! ポピュラーな夏の「バーベキュー」パーティは親戚そろって毎年恒例という方も多く、お父様が育てられた野菜自慢、釣ってきた鮎の贅沢など、家族それぞれのエピソードが楽しかったですね。「カレーパーティ」では、ドカンと大鍋とくれば、「トッピングを持ち寄るカレーパーティ」に、海鮮バージョンやフルーツカレーなどバリエーションをいろいろ作って味わう楽しみ、罰ゲームには激辛カレー!と、アイデアが次々と。「自慢の一品」や「郷土の一品、土産類も」持ち寄る会、子供たちと一緒に「カナッペとバター作り」、みんなでわいわい作る「たこ焼き・お好み焼き」や「餃子」はもちろん、ホットプレートで思い思いにトッピングする「ハンバーグ・パーティ」なんていうのも面白いw そして、パーティの出し物・ゲームでは、「マジック・手品」「変装」「衣装を用意する」「プレゼント交換」「サプライズ・プレゼント」「質問バトンを廻す」「怪談大会」、遊び方にも商品にもこだわる「ビンゴ大会」などなど。初対面の人とのコミュニケーションのきっかけづくりには、「アピールカードを作ってきてもらう」「その場で手書きイラスト」のほか、料理係や出し物係など「みんなに役があるパーティ」というプランも素敵でしたね!
そんななかから、今回も、ユニークな視点がキラリと光るメッセージとして、下に★(一ツ星)〜★★★(三ツ星)のピックアップ賞&ノミネート賞を選ばせて頂きました。書き込みの中にあった「気の合う仲間と一緒に楽しもうという気持ち」がうんと込められたアイデアばかり。リラックス、デリシャス、コミュニケーション、アミューズメント、サプライズ…パーティ上手のお手本がいっぱいですw
★(一ツ星)
迎える側としてはちょっと負担が大きくなりますが、可能なら隣接する別室をもう一部屋セッティングすると、とても面白い演出が出来ます。
たとえば久し振りに古い仲間で楽しもうと集まったパーティーの宴もたけなわの所で、
「ちょっとみんな悪いんだけど立ってくれないか」
バタンとドアを開けると、ハッピーバースデー○○君のバナーも華やかに、もう一つのパーティーが仕込まれていた、なんていう趣向です。
地方に転勤する友、結婚が決まった友、そんな様々な友への企画を、パーティーの中のもう一つのパーティーとして仕込みます。
特別なことが何もなくても、ベランダに焼き肉の用意が出来ている、庭で花火の用意が出来ている、なんていう鮮やかな切り替えがあると盛り上がりますね。こういうパーティーの中にパーティーがある、パーティーのマトリョーシカみたいな企画に招待されると、すごく楽しませてもらったという気持ちが高まります。
狭い家ではなかなか自由が利かないということもあるかと思いますが、工夫次第で色々なパターンが考えられると思いますので、ちょっと参考にしてみてください。
将来的な課題として、いつか自分で家を立てる時が来たら、ゲストルームに隣接した部屋はパーティーのサブルームとしても活用可能、といった間取りを考えてみたいと思います。
★★(二ツ星)
泊まりがけで騒ごう、なんていう企画もよくあると思いますが、わっと盛り上がった後に疲れて雑魚寝、なんていうのでは、ちょっと夜がもったいないと思いませんか? もちろんパーティーの余韻をみんなで共有して一晩過ごそう、というのも素敵ですが、「祭りの後」というのは何故か淋し気。おまけに翌朝、疲れ切って目の下にはクマ、見上げる太陽は真っ黄色、なんてことになっては、せっかくのパーティーがちょっと形無しです。
そこでお勧めなのが、まずパーティーの前日に集まって泊まる、というパターンなんですよね。コンセプトは「家族」です。メイド喫茶ではありませんが、まず参加者がやってきたら、ホスト役は「お帰りなさい」の言葉で迎えます。
三々五々集まってくるメンバーをこうして迎えていきます。これは集まる側がすごく楽。キッチリ決まった集合時刻に合わせる苦労がありませんから、特に、
・仕事の時間が定まっていないフリーランスの人
・自由時間が定まっていない主夫婦の人
・出先から駆け付けてくる仕事一筋の島耕作
などには、この上なく有り難い企画です。
「○日の夜に△△ん家に集合な」
「時間は何時でもいいの?」
「うん、適当に。ただし○○時過ぎるとバス無くなるから駅から徒歩だよ」
「オッケー」
ってなもんです。
集まったメンバーは、まだパーティー前ですから、何気ない夕食メニューの振る舞いで過ごしつつ、お茶でも飲みながら談笑します。これはホスト役も楽ですよ。客を迎えても、普段と同じようにやっていればいいわけですから。でも、こういったひとときが、とても大切な役割を果たしてくれるんです。友人同士の関係が、ちょっとした家族の姿に変身。「同じ釜の飯を食う」以上の親密さを作ってくれます。
もちろん夏の夜なら、夕涼みがてら花火を楽しんだりするのもいいですよね。子供の頃の「お泊まり会」の再現です。あの頃は「お泊まり」をすることが、とても特別な出来事でした。ただ相手の家族の輪の中に入れてもらうだけなのに、それがとても特別な経験でした。そんなことをしながら過ごしていくと、友人同士の関係が、家族を通り越して兄弟姉妹と呼び合いたくなる親密さに深まっていきます。
さて、夜はあまり夜更かしせず、早めに休んでください。といってもどうせ遅くまでおしゃべりしてるんでしょうから、せめて消灯時間だけは早めに設定しておきましょう。修学旅行みたいなもんですね。
そして翌日、軽い朝食を済ませたら、みんなでパーティーの準備の開始です。もうみんな、血を分けた蚊以上の義兄弟ですから、全員が客ではなくホスト側。買い出し係、おー! 料理係、おー! 部屋のセッティング、おー! ってな感じで、みんなが準備の主役になっていきます。こういうのも、学生時代の文化祭のノリがあって楽しいですよ。本来のホストである会場の家のヌシには、みんなの行動の調整役、実行委員長を務めてもらいましょう。家を貸してくれるホストには出来るだけ楽をしてもらう。そういう気遣いも大切です。
さー、いよいよメインのパーティーの開始です。スケジュールの都合でこの段階から参加、という人が来たら、一斉にクラッカーでも鳴らして、「お帰りなさい」と迎えてやりましょう。みんなで準備したパーティーなら、不満など出ようはずがありません。楽しい時間が過ごせること請け合いです。
なお、こうしたお泊まりの伴う集まりの解散は、早めの時間とすることがコツのようです。まだ解散なんて早いよ、今夜も一緒に過ごそうぜ、と言いたくなる気持ちをグッと抑えて、パーティーの開始時刻にもよりますが、まだ日のあるうちとか、宵の口には潔く解散してしまいます。居残りは、酔いを醒ます間だけ。この思い切りの良さが大切なんですよね。名残惜しい気持ちが、楽しかった時間をより楽しく心に刻みつけてくれ、また集まろうという気持ちを強くしてくれるんです。また、一晩家を空けても帰りが早ければ、それぞれの参加者の家族の心証が良くなり、次回また参加しやすくなってきますよね。これも大切なこと。もちろん終了時刻が早ければ、ホスト役を務めてくれた人も楽で助かります。
こんなふうに、友が家族のように親密になっていくパーティー。実行できたらほんと、楽しいですよ。私なんか一人暮らしですから、こういう集まりの後は、なんかやたら感動したりしてしまいます。集いが終わっても続く友情。終わってからさらに深まる友情。そんな絆を深める方法の一つとして、まず家族のように集まって肩肘張らないフツーの夜を過ごしてからパーティーにのぞむ、というパターンを考慮してみてください。泊まりがけで楽しみたい、夜だけでなく翌日もたっぷり使えるという時にはお勧めの方法だと思います。
★★★(三ツ星)
糸を持ち合って、縫い物の練習をみんなですることがあります。
これもある種のパーティ。この10数年ずっと続いています。
集まるのは同じ学校区の友人・知人。みんな孫がいて、仕事も終え、主婦業に専念しているおばあさん方です。
発想はキルティング!絨毯や厚手の大きめの模様ある布地を作るには共同作業が不可欠!
まず、みんなでデザインのあらましだけを決めます。デザインが決まらないとどうにもなりません。
デザインも植物の模様にするのか?色合いは何を基調とするのか?
もちろん、素材にもこだわります。使う糸の動物の毛は何にするか?染料は自然由来のものを使うかなど。。
パーティとはほど遠いものの、みんな黙々と共同で縫い合います。縫うのは目が疲れる!そして手先が固まってくる!(年齢のせいか!?)
楽しみなのは、布地を発表する年に1回の発表パーティ。地元の商工会議所が主催するコンテストも兼ねているのです。
毎年のライバルは素晴らしい竹細工の工芸品・日用品を家庭から演出してくる「浅宮竹センター」のおじいさん。何を隠そう、同じ校区の方なのです。
私たちの作る布地の意匠(デザイン)も、たいていはペルシャ絨毯だったり、仏画の曼荼羅、和服の家紋などをモチーフとすることが多いですが、竹の組み方を参考にさせてもらいにアドバイスを頂いたことがありました。
ですから、よきライバル!そして、絨毯も竹細工もどちらも衣食住に関係している。だからこそ、芸術性が互いに映えるのです。
みんなで集まって歓談をしつつ、1つの目的に向かって取り組むこと・・・単に作品としてだけではなく、にぎやかなパーティの成果として見てくれるとうれしいことこの上ないですね。
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「手作りパン教室→パンパーティ」by id:canorps
以前住んでいたところでは、それぞれいろいろ特技を持っていたり多様な人がいました。
みんなにたような年代で、似たような年頃の子供を持つ母親ばかりでした。
その中で、パン作りの上手な人がいたんです。
普段から彼女に、今度パン作りを教えてね。などと話していた私たち。
ある日のこと子供はパンは大好きだし、パンパーティをしようという話になりました。
そこで、そのパン作りの上手なお母さんにパン作り教室をしてもらったのです。・・・続きを読む
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「昨日あったいい話を紹介する」by id:tunamushi
イギリスでは広く行われているらしいのですが、初対面の人同士が集まる場合、自己紹介の際に、「昨日あったいい話」をするのだそうです。先日、研修会があり、実際にやってみたのですが、初対面であってもその人の日常を聞けたようで、親近感を持つことができました。・・・続きを読む
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「闇鍋・闇チョコ・隠しわさびetcでアタリ・ハズレゲーム」by id:Lady_Cinnamon
みなさん、最近、闇鍋ってされていますか? 私はここ随分とやっておりませんので、懐かしくて仕方ないのですが・・・。
あんな風に、皆で具を持ち合わせたり、何が当たるか分からないというドキドキ感のある闇鍋は、なかなかアレンジしがいがあって面白いと思うのです。
さて、初めての人も一緒にプチパーティーということなので、こんな闇技・隠し技メニューをご紹介。・・・続きを読む
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「星を見るパーティー」by id:momokuri3
今、「宙のまにまに」というアニメが放送されています。
http://www.mmv.co.jp/special/soramani/index.html
原作は「月刊アフタヌーン」で連載中のまんがで、基本はスクールラブコメですが、天文部を舞台に、星を見る楽しさや喜びをたっぷりと伝えてくれます。
- 作者: 柏原麻実
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- 発売日: 2006/06/23
- メディア: コミック
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「小腹が空いた時を見計らって気の利いた物を出す」by id:Oregano
視点がパーティというより飲み会にシフトしてしまうかもしれませんが、飲み食いよりも語り合いたい的な集まり方というのもよくあると思います。そんな時は、名目は飲み会でも、ツマミは適当な乾き物が数袋。夜はこれからという時に、ちょっと腹減らないか、となってきます。
そんな時に、おーっと歓声が上がるような気の利いた食べ物がサッと出せると、一気に場が盛り上がってきます。たとえば、・・・続きを読む
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「終わってからも〈みんな大好き!〉が続く寄せ書き」by id:MINT
パーティーの締めくくりはお礼状だと思います。自分がゲストとして招かれた立場だった場合、また来てねの一言がメールで届くだけでもうれしくなります。それをもう一歩進めて、パーティーの終わりにみんなで寄せ書きをして、それを全員に郵送するというのはどうでしょう。
わが家では過日、「庭で楽しむナンチャッテ浜茶屋」パーティーを催しました。そこでこの寄せ書きをやってみたんです。それをパソコンの複合機でコピーして、来てくれてありがとうのお礼状とともに郵送したら、みんな一度は書いた時に実物を見ているのに、記念になる、うれしいと大好評でした。・・・続きを読む
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「いろいろ持ち寄り交換パーティー」by id:VEGALEON
これは私の母達が毎年2,3回やっていますが、
着なくなった洋服やバック・アクセサリー・小物、
その他なんでも家にあって使わないモノを持ち寄って
気に入ったモノを交換しあうのです。
母は6人姉妹ですので、女性同士で趣味も合うのでしょうね!
ブランドモノなどあると奪い合いでジャンケンで決めています。・・・続きを読む
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「郷土話」by id:powdersnow
個人的には、田舎はどうのと言っていても、地元に愛着を持ってる人は結構多いように思います。
自分で卑下するのはよくても、人に馬鹿にされると立腹する人が多いのが、その証拠だと。
ですので、地元の郷土話などは、パーティーの話の肴としては、最適です。
同じ地元同士でも盛り上がれますし、旅行などで訪れたことがあれば、また違った見方や良さ、穴場の名所の紹介など、話も弾みます。・・・続きを読む
「今日の一枚“リブ・ラブ・スナップ”」
早朝の風とご座と握りめし、ゆるやかな時間はこんなふうにつくるんだと教え頂きました…。
とても気軽ながら、手にする一つひとつに愛情が込められているんですよね。
水出し煎茶もそう、ゴザを「ご座」と書かれているのも…日本らしい端正な暮らしに心洗われますw
−ハザマ−
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