西沢渓谷

2度目の西沢渓谷。
登山というよりは、トレッキングに近い場所。
2年前に初めてアウトドア師匠に連れて行ってもらって、
山登りの魅力を知った思い出の場所。

きれいな緑とマイナスイオンが忘れられなくて、
絶対また来よう!って決めていたのがようやく実現。

富士山仲間の3人も参戦。


まずは、入り口手前にあるお茶屋さんで山菜弁当を購入。
頂上で食べる予定!

待っている間は、怪しげな薬膳茶なるものとお菓子で一服・・


そうしている間、自称晴れ女の私がいるにもかかわらず雨!(その後やみました。勝った!)
仕方なくレインを着込んでレッツラゴー!!


12:40出発。これが遅かった・・。


吊り橋ひゃっほ〜い!!

ずーっと川や滝のそばの細い道を進んで行きます。



三重の滝


竜神の滝


貞泉の滝


途中で、なんと外人さんのチームが体一つで川下りをしているところに遭遇!
恐いけど楽しそう〜!!



そしてついに七ツ釜五段の滝だーー!!!感動!


さてさて、頂上まであと少し。
この階段が以外と長くて、つらい!



だいたい2時間程で、頂上着
木のデッキにはベンチがあります。


私たちってば、まるでBE-PALの中の1ページみたいではないですか・・(?)




お湯をわかして山菜ごはんとカップラーメンを食べて
コーヒーで一服!!幸せ〜


シーフードヌードルって天才ですよね。
でもチリトマトにするか実は結構悩みました。




さてさて、登ったからには降りなくてはなりません。
でも、ここの下りはきつくなく緩やかなので、おきらくです。
下りは旧森林軌道を歩きます。




こうみえて橋はアミアミで、下が見えるので結構ドキドキです。


そうこうして結局、下に着いたのは17時前位で真っ暗になりましたとさ。
教訓:アウトドアは朝早くからの行動を。



とにかく、ここは都心からも近いし、日帰りにはもってこいのトレッキングコースだと思います!
雰囲気はモノノケ姫のような感じでシシ神さまがでてきてもおかしくありません。
ただ、紅葉の名所なので紅葉シーズンには混むようです。
私たちは、紅葉には少し早い時期だったので、休日でしたがそこまで混んでいませんでした。
気分転換にはぴったりのお手軽登山でした。


※今回のデータはありません。
実は携帯で時間をメモしていたのですが、
その携帯が完全に壊れてしまったのです・・まぁ、一度キャンプに行った時に川に落として壊れて、
1年後に乾いて奇跡的に使えるようになった携帯なんで、いつ壊れてもおかしくなかったのですがね・・ははは。。
それで、12月現在iPhoneにしましたが、すでに落としまくって液晶が一部割れてます。


報告1
先日の富士登山ルー大柴を見たと書きましたが、なんと趣味悠々の放送で、
私たちチームがうつっていましたー!(0.1秒くらい)

報告2
先日の高尾山で散歩の達人に撮られた写真が、なんと掲載されてました!

爆笑しました。

高尾山

都内からすぐに行けるお手軽登山。
彼と2人で高尾山に行ってきましたー!


普通は高尾山から経験を積んで富士山・・が一般的なのでしょうが、順番が逆になってしまった。



もちろん天気は晴れ!!
新宿から準特急にのり1時間程で高尾山口駅に到着。

ずっと「たかおやまぐち」だと思っていたが「たかおさんぐち」だと言う事が判明。
そりゃあそうだよね。


まずはストレッチから。


駅前から自然たっぷり


今日の装備。ハイドラパックに1L+LAKENボトルに500MLくらい


今回のルートは初高尾山という事で、1号路を登りベタに、ザ・高尾山的なスポットを通り、
もみじ台にあるお茶屋さんでお昼ごはんを食べ、沢沿いを歩く6号路で下山する予定。
コースマップはこちら→http://www.takaotozan.co.jp/cource/index.htm


駅から少し歩くとケーブルカー、リフト乗り場に到着。


が、これには乗らず、すぐ右から1号路を行く。

アスファルトが続く・・けっこう長い。


巨大ミミズあらわる!!ぎょえ〜



・・しばらくすると、道がやっと土になり、階段が続く。

これがけっこう辛くて、汗だくだく・・




階段を終えて、金比羅台に着。

都会が見える〜!



その後、少し進むとケーブルカーの降り場に着く。


自販機は170円くらい



気持ちいい〜!




450歳のたこ杉


しばらくすると長い階段が。。

けっこうきつい


薬王院着。





おみくじ

2人して大吉!大吉しか入っていないのか・・?


そしてお参り。雑誌「散歩の達人」の人に声をかけられる。







ようやく山頂着。平日だけど人が多い!






山頂を少し下ってもみじ台にある細田屋へ

昼間からビール。最高!

みそおでん

持参したおにぎりとなめこ

幸せ〜


ここで、またまた散歩の達人の人達に会って、写真を撮られたけど載るのかな〜?



このまま寝てしまいたかったが、下山開始。6号路をゆく。




沢沿いを行く。滑るので危険



琵琶滝着。修行者が滝に打たれて叫んでいる。が、撮影はNG



1時間半位で登山口に到着。
駅にいる天狗


電車の時間まで、少し時間があったので・・・

電車で爆睡。


初高尾山、正直、若干なめてかかってました。
しかし!標高が低いせいで、とにかく暑かったのと、今回のルートだけかもしれないけど階段が多かった〜
さすがミシュラン三ツ星の観光地という事で、人が多かったけど、あいさつが多かったのが印象的。
6号路を登りにしても楽しそうだし、もう少し寒い季節でもよさそう。
とてもよく整備されていて、登山初心者の一発目にはとてもよいと思った。
心地よい疲れでちょうどよく発散できました!



また違うルートで行きたいな〜


★今回のデータ★
・日時
9月16日
・ルート
9:47新宿発・準特急→10:40高尾山口駅着→11:00登山開始→11:30金比羅台→11:56山上駅→12:25薬王院→12:55山頂→13:15細田屋→13:58下山開始→14:206号路入口→15:13琵琶滝→15:27登山口着→16:03高尾山口駅→16:27準特急乗車→17:25新宿着
・服装
半袖Tシャツ+7分ウインドブレーカー+ハーフパンツ+バイオテック・・少し暑いが山頂ではちょうどよい。
・飲料
VAAMウォーター1L、水500ML・・500位あまったので1Lでいいかも。

小石川植物園

今日もとーってもいい天気。
サイクリングがしたくなったので、自転車で行けそうな公園をさがす。
かなり前に、友達からおすすめされていた小石川植物園を思い出したので、
で、ルート検索。
なんと、家から7キロ位!自力で行けそうだ!


超方向音痴なので、手に曲がるポイントをいくつか書き込んで、地図を持っていざ出発。

今日はなにかの祭りのようで、御神輿をたくさん見た。



途中、急な坂が2箇所位ありつつも、風がきもちいい〜
遠くのほうに森が見えた。あれかな?



30分位で無事到着。

愛車のビアンキ


けっこう広い。




都会のオアシスや〜

















日曜なのにすんごく空いてた。
お花見の季節と紅葉の季節はもっと混みそうだけど・・



330円でこんなに自然に触れられるならいい!!
しかも、勉強になりました。

石神井公園

今日は昼過ぎに起きたけど、天気がよかったので電車に乗って石神井公園を散策。



癒された〜









まさか石神井にあったとは。素朴でおいしい。



その後、江古田でベトナム料理


ソムタム大好き!




家にいたら一日海外ドラマ見て終わってたとこだ。



最近買った本。夢がひろがる〜

東京近郊ミニハイク

東京近郊ミニハイク

富士登山記 2日目

2009.8.17

ざわざわとどこぞのお兄さんがいろんな人を起こしている。
「○○トラベルの○○様〜」などなど。
多分夜12時位かな?
私は、1時間位寝たような気がする。

夜2時。いよいよ私たちも起きて出動開始!
寒そうなのでフリースを着て、下にレインを穿いて、ニット帽をかぶってヘッドライトを装着。
山小屋の方に朝ご飯のお弁当と水をもらって、いざ出発〜!結局3時頃。

真っ暗な中、きわどい岩場を登って行く。
明るいうちは下までクリアに視界が開けてて恐かったけど、暗いほうがなんだか恐くない。
しかし、ずいぶん岩場がはげしい。こりゃ、怪我人がでるのも分かる。みんなこんな場所を登ったなんてすごい。と人ごとの様に思う。



ひたすら、ひたすら、ひらすら登る。
暗くて危険&どうせ写らないので写真はない。



そしてようやく8合目に到着。


気がつくと空が・・


もともと山頂でご来光を見る事にはしていなかった。
ご来光渋滞を避けるためと無理して頑張りすぎて高山病にならないために・・。


とはいえ、まだ行ける、まだ行ける!となるべく上を目指す。


たしか4時45分頃。
みんながその場に座りだした。

私達も、ご来光の瞬間に備え、一度荷物を降ろしてその場に座る。

空がどんどん明るくなってくるにつれ、

「やばいやばい!」

「ついにくるぞ!!」

「くる〜〜〜」

「キャー!どうしよー!」



・・とか言いながら10分位騒いでた。。何回「ついに!」と叫んだ事か。
でも、思えばこの時がテンションがマックスに盛り上がってた。





そして、ついに





写真ではあらわせないピンク、赤、オレンジ。
初めて自分より下から登ってくる太陽を見た。
この光景とみんなとの感動はずっとずっと忘れないと思う。




さーて、これからいよいよ山頂目指して出発だ!!!

ここからはまたしばらく砂利道、ジグザグ道が続く。
ゆっくりゆっくりまた一歩一歩進んで行く。


ようやく着いたのが・・
八合目元祖室。。

まだ八合・・
でもまだまだ元気な私たち


ここで、もらったお弁当を食べる。


中のトイレに貼ってあった絵
・・・。



その後、またジグザグでようやく着いたところが、

・・本八合目。八合目からいつ抜け出せるのか〜〜!!!

ここで、なんと!ルー大柴と出会う!!
テレビカメラも同行している。
なに?24時間テレビとかじゃないよなぁ・・。
手を振ったら、笑顔で手を振り返してくれた☆いい人だ〜



そんなサプライズもありつつ、さぁ行きますよ!9合目はどこだ!!
砂利砂利・・



で、次に着いたのが・・
八合五勺!!!!!!!!!NO〜〜〜!!
終わらないエンドレス八合地獄

焼印はしっかり押してもらいます。



いいかげん砂利道は飽きたから、そろそろ岩場でもいいね、なんて言っていたら・・
あれが九合目か?と思われる鳥居が見えた。


そして、見ての通りご希望の岩場が続く。
山頂が遥か彼方に見えているのに、この岩場がけっこう長い!
登っても登ってもなかなか近づかない。
さっき岩場がいい、って言った人誰だっけ・・


そして、九合目というのは一体なんだったんだといえば、
白い鳥居ではなくて、小さな祠であった。。
精神的達成感の為にも、八合五勺あたりを九合目に。。どうかお願い。





途中で倒れ果てて倒れている人多数・・


寝ちゃっている人も多数・・




ここまできたんだから絶対に登頂したい!!
確実に一歩一歩前に進める。






そしてそしてついに山頂へゴーーーーーーーーーーーール!!


やった・・
一緒に来たみんなも続々とゴール。
初心者だけで、よく全員登りきったね!!
みんな揃って登頂できた事がなによりもうれしかった。
そしてルー大柴に山頂でまた会った!
そして突然軽い頭痛が・・これがうわさの高・山・病・・!?


最後に、登頂にある浅間大社奥宮で、金剛杖の一番上に最後の刻印を打ってもらう。
これだけは焼印ではなく、赤い色での刻印。
夢にまで見た「富士頂上」の文字が眩しいぜ!
あとは、これからもたくさんの山に登りたいので安全祈願のお守りを買う。
メンバー全員で写真をとって盛り上がる!
山頂はたくさんの山小屋で盛り上がってて、なぜかサザンが流れていた。
好きだけどさ・・




・・さ〜てみんな大事な事を忘れていないかい?
私たちはツアーで来ているのです。
ツアーには帰りの集合時間があるのですよ奥さん!
12:50に5合目集合!!!

今何時?え〜と10:30過ぎ位か。。
あと2時間ちょっと・・?間に合うのか?多分無理。でもあきらめないで行けるだけがんばってみよう、という事で
山頂でのんびりする間もなく、下山準備へ。
砂がすごそうなので、みんなして色とりどりのレインを着込みグラサンをかけて、
ナントカ戦隊ナントカジャーみたいになっていた。素敵。


山頂でのカップラーメン、コーヒー、お鉢巡りや馬の背へ登る夢ははかなく散った。
でも、家から持ってきて会社の人にも頼まれたハガキは絶対に投函しなくちゃ!!
トイレの受付にいたお兄さんに聞いたら、ここから20分位登ったところにあると。。。。。
すいません、自分無理っす!すると、自分はそこの山小屋のものなんですけど、何十円かの手数料で、
ポストに代行で入れてきてくれるサービスがあるというではありませんか。
こうなりゃもう、金にモノいわせて(と言っても何十円・・)、ぜひお願いしたい!
これをまた下界に持ち帰るなんて絶対にいや〜〜!!
私はどこぞの山小屋のお兄さんにワイロを渡してポストへの投函を頼んだ!
これで、とりあえず最低限のミッション完了!



さ〜あとはひたすら下山だぜー!!


・・それがまた



・・歩き方のコツが全然掴めない


・・ここまで全然疲れなかったのに


・・いきなりモモにくる筋肉痛


・・超ペースダウン



・・ブルドーザーが走れる砂利道が延々延々延々・・・・・・・に続く


山小屋はない

何も売っていない

小石で滑って何度も転んだ

だんだん自分なりのコツが掴めたので、ちょっとでも早く行ってがんばってみようとみんなとはぐれ孤独の道

下の方にトイレと休憩スポットが見えるけど、なかなか辿り着かない

よって写真は全然撮っていない

足もなんだか麻痺したように、勝手に進むしかないし中途半端に止まれない

一度休んだらもう動けなさそう。



・・ようやく7合目あたりと思われる休憩スポットに着く。ここで12:50。
間に合うかもなんて、完全にお門違いですわよ奥様!!
頭痛はやっとおさまってきた。

もうあきらめきって、合流した友とゆっくり歩く。
しかしまぁ、これが長かった〜


昨日、最初に下った道を登るのがきついこときついこと。。
河口湖ルート、登りはよいけど下山道ははっきり言って、もう体験したくない。。
これから登っていく人達が希望に満ちていてキラキラ見えるよ。
みんな頑張れ!!




結局5合目に着いたのは15:00過ぎ位だったかな?
着いてコーラ飲んで休んでいたら、全員無事合流。
さ〜て、バスも行っちゃったしどうやって帰ろうかの相談。

結局、バスで河口湖駅まで行って、高速バスで横浜まで行って、電車に乗って帰りました。
教訓:ツアーは金輪際やめよう!



帰りのバスから。この2日間でやっと富士山見たって感じ
さっきまであの一番上にいたのか・・?




家に帰って、すっっごく眠いのに、私がしたことは
ルー大柴 富士山」で検索・・おいおい
それでわかったのは、私の大好きな番組、NHK趣味悠々で登山の番組をやっていたのですね!
高尾山から登って、最終回が富士山らしい!
放送日は9月のようです。録画して毎回見なくちゃ〜!


そして次の日、早番で会社に無事行けました。
そこでようやく私の富士登山が終了しました。


その後2日間位筋肉痛が辛かったけど、初めてスノボをやった次の日に比べたら全然だった。
しかし、本当に天気に恵まれた2日間でした。晴れ女伝説をまた作ってしまった・・(と自分で勝手に思ってる)
これで雨が降っていたらいろいろな場面で厳しかったかもしれない。本当に運がよかった。
今はもう、辛かった部分は全部忘れちゃって、早くまた違う山に登りたいな〜って思っている。
富士山は、また別のルートで登って下ってみたい。
今度はゆっくり、お鉢巡りや馬の背にも登りたい。





そしてそして昨日ようやく届きました。山小屋のお兄さんありがとう!

今でも、行った実感がない。

富士登山記 1日目

2009.8.16

ついにその日が来た。
結構寝不足だったのに目覚ましより早く起きられた。
まず、起きる事が不安だったので、私はこの時点で富士登頂を果たした気でいた・・

新宿のバス集合場所をすでに間違える。
だって三菱東京UFJってたくさんあるんですもの・・
かなりの方向音痴なので、自分一人だったらすでにここで終わっていた可能性大。
ザックが重いっす・・。一緒に行く子とのザックの大きさの違いにビックリ。
私はなんでこんなに荷物が多いのか??


そんなこんなで、ようやくみんなと会えてバスに乗り込みレッツゴ〜♪
朝ご飯を食べて、速攻爆睡・・ZZZ

7:30位に出発で、お昼頃5合目に着く予定。
お盆中だし、道も混んでるだろうからしばらく寝れるな〜〜〜

・・と思っていたら、もう着いた。9:30位。はやっっ!!


窓を開けるとそこは・・

ひょえ〜〜
何度も(オンライン上で)見た五合目だわ〜!!

まぁまぁ。
とりあえず私たちはまず、雲上閣というところの休憩室で着替え、いらない荷物をロッカーにつめる。
ここですでにトイレに入るには50円かかります。
まず、五合目で既に標高2000m超え。
ここで、高山病対策の為に何時間かゆっくりして体をならすのである。
で、さっき朝ご飯食べたばかりな気がするけど昼ご飯。

吉田うどん。うま〜い!!


結局12:00過ぎ位までゆっくりしてたかな?
金剛杖を買って、ザックを背負って準備万端で入り口付近へ立ってからも長い長い。ははは・・
「さ!行きましょうか!」「じゃ、そのまえにちょっと買い物に・・」
「じゃあザックを一回下ろそうか・・」「で、ストレッチを・・」
いつ行くんじゃ〜い!ここまできてもみんな実感がなかった。

馬がいる・・


馬で行ってしまおうか。


さぁ、いいかげんいよいよ出発ですよ〜!!!


まずここは下りから始まる。予習の通り。


下山者が登ってくる。持った金剛杖は焼印で真っ黒。かっこええ〜
以外と軽装な人も多く。
私たちは作戦通り、すでにここから必殺!亀歩き。
ゆっくり、ゆ〜っくり歩くのです。息があがってはいけません。
もちろん、ほかのツアー客などなどにどんどん追い越されます。

馬で下る人々

木々の道が気持ちいい!と思っていると・・

30分位かな?楽しく歩いてそろそろ六合目へ到着。

さわやかだった木々の道が終わり、いよいよ石だらけのジグザグ道が始まる!がんばろー!
余裕の女子5人


ここから七合目の山小屋まではもう延々、ジグザグジグザグ。
でも息があがらないようにゆっくりゆっくり。ツアー客が後ろから来たらあえて抜かしてもらう。
ツアーの中でもすっごく早いガイドさんとか、ゆっくり行ってくれるガイドさんとか、いろいろ見たけど、
あれは私には無理だわ・・。やっぱり自分たちのペースが一番。
途中、何度も休んで、お菓子食べたりしながら進みます。



若干の岩場が。。これが噂の?


そして・・・よ〜やく七合目に到着!

念願の、初焼印を押してもらう!


その後は岩、岩、岩で結構恐い場所もあったり。。はっきり言って聞いてない〜!

写真で見るより激しいです。

ガスワンダー!!


でも、岩場をクリアする度、山小屋があるので、1面クリアして焼印、2面クリアして焼印・・ってゲームみたいで楽しかった。

逆光モードで撮影




・・ついに私たちの宿泊する鳥居荘へ到着!!とりあえずやったね!


そしてお決まりのカレー☆みんな2杯ずつ完食。



しばし、外でのんびり・・

影富士

美しすぎる。



その後、山小屋のベッドで2人1枚の布団で寝る。まだ7時前。
ストレッチやら、明日の用意やらをして、サロンパスをその場でしたら怒られて(すみませんでした。。)
何時間か寝れるように頑張ってみたのですが、この上がもっとすごい岩場が続くという噂と、
明日いよいよ登頂できるかの不安と、でも体力の為に眠らなきゃいけないというプレッシャーと、
自分が今、標高3000m近くにいて、宙に浮いている感じがして、下に落っこちるような感じが続き眠れなくて、
もうあきらめて一人で起きて外へ出た。


全然写ってないけど、どんどん登ってくる人達の光


空も全く写せなかったけど、満点の星空。流れ星。
語りあう外国人カップル。絵になるなぁ。
こんな場所でおそらく女友達の男関係の悩み相談を電話で聞いてあげている女子。なにも今・・・あなたも大変ね・・。
そんなこんなで、もう一人眠れない友達が起きてきて、しばし2人で山小屋の和室で暖まる・・。

その後、仕方なく寝てみる。予想では、疲れてすぐに眠れると思っていたのだが、耳栓しても眠れない。
私ってこんなに神経質だったのかなぁと若干へこむ。電車では一瞬にして寝れるのに。
電車的ないい揺れがあるといいのだが。。赤ちゃんのように誰かに揺らしてもらいたい・・

2時には起きて2時半にはここを出発する予定。
もう時間が無いぞ。さぁ、少しでも眠れるか。。



明日へつづく。

富士登山までの道のり

始まりは7月のいつだかの会社の昼休み中の女子3人(そのうち一人は富士登山経験者)での軽い会話だったと思う・・

私「まぁ、一緒に行ってくれる人がいれば、いつ行ってもいいんだけどね。」
友「じゃあ、今年行っちゃう!?」
私「・・えっ!い、行っちゃう?マジで行っちゃうの??ま、行くなら行くけど・・!!」

実はこの時、自分の発言にビビリつつ、そうは言っても結局行かないような気分でいた・・
だから、会社の人に広まると行かざるを得ないのでなるべくこの事は公言しないよう努めていた・・。

日本人たるもの、日本最高峰の富士山にいつかは登ってみたい。
そう思っている人は大勢いるのではないでしょうか。
もちろん、私もその一人。なんとなくいつかは、いつかは・・・とは思っていましたとも。

でも、こんなに突然やってくるのか富士登山
自分で決めたものの、不安が募る・・。
よくわかんないけど緊張してきた。こわいよ〜



・・その後、日程は休みの都合で8/16、17に決定。
メンバーは友達カップルとうちのカップル4人という事で勝手に決定。
で、足はないからツアーで行く事をぼんやり決定。
まだ、全然実感もなにもなかった。
ここまで来ても結局行かないんじゃないか。。なんて考えたりもしたり。


そして、なんとなく日々富士登山ブログを読みまくる毎日。
いろんなルートだとか、ツアーだとか、持ち物なんかを調べまくって寝不足。
そして、高山病だのなんだのって気分が落ちるような記事も目にする。
なるべくそういうのは、あんまり見ないようにもして、成功者のポジティブなブログを見るように努める。
水道橋博士富士登山記はよかったなぁ。
だんだん実感がわいてきつつある。


そんなある日、一緒にいくお友達が素敵な本を貸してくれた。

山登りはじめました めざせ!富士山編

山登りはじめました めざせ!富士山編

この本をなにげなく読んでたら、無性に山に登りたくなった。
女子目線で書かれていて、行っても無いのに感動が伝わってくる!
最初は高尾山から、富士山登頂にいたるまで。
山登りのコツや、持って行って便利な山グッズなどなど。。とっても楽しそう!!
後日、私もこの本を自分の手元に常に置きたいと思い、本屋を探しまくったんだけどなかなか見つからず。
お友達が見つけてプレゼントしてくれた!!本当にありがとう☆バイブルにします。


さてさて、その後。
うちの彼は仕事の都合上行けなくなり。
友達の友達が2人増え、私の友達も1人増え。
最終的に女子5人、男子1人という大所帯になった。
そして、8月に入りいい加減ツアーも予約しなくちゃという事で。
私達は『往復のバス+7合目山小屋泊+下山後温泉付き+ガイドなし』というツアーに申し込みをした。
その後、富士山登ろう会という事で顔合わせ飲み会をしておおいに盛り上がる。
いよいよ本当に行くのかって気がしてきた。


私は今まで、スノボやキャンプや軽い登山の経験があったので、ある程度道具は持っているつもりだったのですが、
今回いろいろと調べてみて、購入したものは以下のもの。

・手袋
 7合目位に手をついて登るような岩場があるらしいので。

・ハイドラパック
 水を入れてリュックの穴からストローを出して飲めるもの。
 普段からかなり水分をとるほうなので、いちいちザックをおろさなくても水分補給できるのがよさそう。

・薄いウィンドブレーカー的なもの。
 これは完全にかわいいだけで予定外に購入した。

VAAMパウダー
 水に溶かして登山中に飲んで脂肪をエネルギーに変えてくれる事を期待。

アミノバイタル
 バテにくくなるらしい!?いろんな体験談でみんなが飲んでるから購入してみた。
 行動前や寝る前に飲む。粉タイプとゼリータイプを購入。

エアーサロンパス
 筋肉痛対策に。

・ハッカ油スプレー
 虫対策やリフレッシュに。

・ストック、、は欲しかったけど、富士山といえば金剛杖という事で今回は見送り。

 

そんなこんなで、さらに毎日のようにアウトドアショップに行き、ニタニタしては何も買わず、
店員さんの話だけ聞いたり・・という様な日々が続き。
一緒に行く友達で妄想話に花が咲く。咲き乱れる。
「いや〜これで本当に登れたら、これから辛い事があっても、富士登山に比べれば○○なんてね」って言えるねとか、
これから見る富士山も違って見えるんだね、なんて、おまえら、まだ登ってもいないのに・・盛り上がって爆笑。
もちろん内心は不安だし実感も無いんだけど、こんな時が一番楽しいのかもね。いやいや、現場はもっと楽しいはず!


日々ザックに荷物を詰める。
頂上でお湯を沸かして、カップラーメンを食べてコーヒーを飲みたいのでシングルバーナーを持って行く。
友達や家族に山頂のポストからハガキを出したいので事前に「祝!20代最後記念!富士山登頂成功!」なんて書いている自分。

盛り上がってみたり、不安になってみたり、それだけで結構疲れていた・・。
6連勤明けの休みが富士登山。完全に死ねる!
でも、富士山という目標があったからかな、6連勤もあっという間だった。


気づいたら、ついにその日は明日にせまっていた。。




つづく。。