今年の買いレコ Vol.197 Bamboo Magic/The Chris Hinze Combination('78)

junpee2006-11-26

天気予報は雨のはずなのに、朝から晴れていたため布団を干したのですが、所要でちょっと外出している間にぱらぱらと雨が…!折角「ウルトラ5つの誓い」に従ったのに…!但し書きでも注釈でもよいから「布団を干したままで外出しないこと」と付け加えて欲しかったですね。仕方がないので、布団乾燥機を改めてかけておりますが、また陽が出てきたよ!今日はこういう日なんですかね〜、咳止め飲んで寝るか。
今日の買いレコは、オランダのフルート奏者によるナイス・フュージョンアルバム。全体に漂う欧風ウエット感が日本人の琴線に触れるのではないか、と思います。プロデュースはハービー・マン。アルバム中注目なのは、ファンキーよりなグルーヴがかっこよいA2"Venga"。ベース・ラインやフェンダーローズ等のフレーズなどは、必ずサンプリングされるに違いないおいしいネタ。聴いていて、これミゼル兄弟?なんて感じもします。さらにアーバン感覚漂うA4"Essence"、甘いメロディが素敵なB2"I'm Gonna Love You"など魅力的なソースがたっぷり詰まっている名盤です。

今年の買いレコ Vol.198〜200 Another Beginning/Les McCann('74) Revelation/Charles Earland('77) S/T /Starcrost('76)

3枚追加!いずれもジャズ名盤。まずは鍵盤奏者Les McCannのヴォーカル盤。いわゆるネタ/グルーヴという観点からはやや遠い内容ですが、ピアノマンしているバラード曲などはなかなか良いです。フリーソウル的なA4"Somebody's Been Lying"、B3"The Morning Song"がオススメ。そしてこれまた鍵盤奏者Charles Earlandによる77年作は、一転してリズム隊の織り成すグルーヴが心地よい1枚。アルバム中目玉は前半のスペイシー&メロウなまったりインストから突然アッパー&ブラジリアンなサンバへと移行するB3"Elizabeth"。70年代後期特有のクールなエレピが縦横無尽に活躍する快作です。最後にテキサスの6人組ジャズ・グループによるコズミック・ファンク名盤。これは全部使えます!兎に角凄かです。ヤバイとです。CD化されていることに驚きです。