久恒啓一の「今日も生涯の一日なり」 RSSフィード

2009-10-20 渡辺淳一・おおば比呂司・本郷新・三岸好太郎(札幌)

早朝に自宅を出て羽田空港へ。そして北海道新千歳空港へ。そして札幌

明日の講演に備えて前日に入った。前回札幌に来たときは、月曜日があいていたのだが、ほとんどの記念館はいっせいに月曜日休みだったので、今回は仇をとることにした。

ということで、午後は札幌の人物記念館を4館回る。以下、備忘メモ

渡辺淳一文学館

作家と読者の交流の場。渡辺淳一歴史が納められている。一階の書棚が司馬遼太郎記念館に似ていると思ったら、やはり設計デザインは同じ安藤忠雄だった。

1933年生まれだから、76歳。1969年から2008年までの39年間で著書は139冊。年間3冊から4冊づつたゆまず生み続けていることになる。

ひとひらの雪、化身失楽園愛の流刑地などのベストセラーや話題作が途切れることなく出ているのは凄い。

テーマは、恋愛。男女の愛。愛と性。

「多くの人に読まれる幸せ編集者に追われる喜びを知り、さらなる意欲がわいてきた。」

「たとえ才能が貧しくても、それを乱費せず、実感をベースに、自分がのめりこんでいけるものだけを書いていこうと。」

「日々、締め切りに追われて、気がついたらここまできていた、というのが本音である。」

「老いもプラスに転化できるとは、作家とはなんと幸せ職業であることか。」


おおば比呂司記念室。

旧・札幌控訴院(高等裁判所)が今は、札幌市資料館になっている。その一角おおば比呂司記念室がある。

おおば比呂司1921年生まれ・1988年没)は、ひとコママンガ、イラストレーション、絵画など幅広い領域の仕事をした人物である。モチーフは、飛行機風景食べ物など。


本郷新記念館。

1905年生まれ。1980年に74歳で没している。

晩年に建てたアートギャラリーを使った記念館。この人は野外彫刻家で、全国に大型の彫刻が建っている。

彫刻を「彫刻」たらしめるものは、、

「存在の力と重さと大きさ、或いは又、存在の歴史永遠時間生命価値、とでもいいえようか。ともあれ、深くて、重くて、温かい何かだ。」

石川啄木和服姿、考える啄木は、どこかで見た記憶があると思ったら函館啄木公園啄木像だった。

美しいプロポーション健康な裸婦像、緑の賛歌などは4メートルほどの高さがあり、凄い迫力である。

本郷写真白髪、白ひげ、そして黒縁の眼鏡、そこからのぞく強い目。


三岸好太郎美術館

1903年生まれだが、31歳で夭折した画家。どうしてこのような立派な美術館があるのか、不思議に思った。

芸術時代精神の反映である。」

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