みなもと太郎展


「今日は特別な日だ 本当にスゴイ人物に出会えた」

みなもと太郎風雲児たち 19巻』

新宿の紀伊国屋で、レ・ミゼラブル完全版(ISBN:4835441036)を購入後、丸の内線で四ツ谷3丁目へ。*1
だいたいの見当をつけて歩いてったら、途中、TREKのロードに乗った白人男性が自転車屋に入っていくのを発見。店員さんが英語で対応してました。
途中の100円ショップで、サインペンと眼鏡拭き(自分用)を購入。
さらに直進して、少し不安になってきた辺りでゑいじうの看板発見。折りよくその筋の人が通り掛ったので後をついていくと、やっぱりゑいじうでした。

中は普通の喫茶店でしたが、16時過ぎだったため、1階はかなり混雑状態。
階段と2階は今までの風雲児たちの表紙の原画などが飾ってあり、奥には同人誌・ブッキング復刊本が購入できるようになってました。なんだ、買わなくても良かったのか。
なぜか18禁美少女ものは販売してなかったんですが*2、なぜか18禁ではないお下劣漫画は普通に売られてました。しかし、芸風広いなぁ。

とりあえず、風雲児たち外伝9を買おうとした矢先に、1階で拍手があり、みなもと先生登場。
先生と入れ替わりになる感じで下に下りて、支払いだけ済ませる。
再度2階に上がると、先生は色紙持ってきた子供に、坂本竜馬のイラストとサイン(子供の名前入り)を書いていたので、どさくさまぎれにレ・ミゼラブルにサインしてもらいました。

緊張したので、下に下りてアイスコーヒーを頼んだら、ファンの方用の差し入れがある、との事で和菓子頂きました。ご馳走様です。

なんか、最近サイン貰うときに緊張した度合いは、
みなもと太郎ペタッキクネゴ>>(越えられない壁)>>>福島康司 くらいの勢いでした。(笑)
なんか失礼な気がしてきたので、今年のジャパンカップでは福島康司選手から、もっと緊張してサイン貰うようにします。(ツール・ド・ランカウイ効果)

*1:都営新宿線の乗り場が判らなかったため。

*2:カラー原画の展示のみ

レ・ミゼラブル完全版(ISBN:4835441036)

完全版レ・ミゼラブル (fukkan.com)

原作読んで久しいのだが、漫画で読むと人物関係がすっきりしてわかり易い。
他にも10円盗んだ件とか、原作だと訳わかんなかったしなぁ。
原作にあった、余談のはずのワーテルロー戦やパリの地下道下水道史やパリの町並みの話や学生運動の話がバッサリ削られているのも原因かもしれない(笑)
最後の展開が原作と違い、救いがあるのが素晴らしいと思ったが、やっぱり原作の徹底した突き放しがあってこその悲劇であり、カタルシスがあると思われるので、これはゲームで言うところの、2週目のグッドエンドルート版として見るのがいいのかも。

あと、固定観念の塊のわりに転向の激しいマリウス君は、ギャグにすると白痴みたいになっちゃうのか(笑)原作読んだときはどことなく二枚目のイメージだったんだが、そういう所もちゃんと生かされてるのは流石。逆にジャン・ヴァルジャンに辛く当たるところはカットされてます。

風雲児たち外伝 9 雑談新選組-萌えよ剣-

前半の新選組物は、市販の新撰組同人小説集みたいな雑誌に掲載(再録)されていたもの。
他の記事にまったく興味が無かったため、買うかやめるか迷ってるうちになくなってしまったので、こういう形で出てくれるととてもありがたい。が、冗談新撰組(ISBN:4872573986)と一本にまとめて出した方が良かったんじゃ…。無理か。
新撰組の制服は黒とか、そうじ→そうしへの変遷とか、例によってとても詳細かつわかりやすくまとまっている。
映画人たち3は、挑戦者たち(ISBN:4785924497)にも載っていたような。
あとは、2003年のジュンク堂関連の記事。「みなもと太郎が選んだこの1冊」は面白そうな本が並んでるので、ちゃんと目を通して見よう。