カルトvsオタクのハルマゲドン/カマヤンの燻る日記

表現規制反対活動を昔していた。元エロマンガ家。元塾講師。現在は田舎で引きこもりに似た何か。

現在、各メディアがオタク叩きを一斉にしているのは

現在、各メディアがオタク叩きを一斉にしているのは、我々オタクが、コミケ前で忙しくて反論に時間を割くことが難しいことを見越してのことだろうと思う。
同人誌作成していない、どうにか時間の取れるオタク諸氏は、ワイドショーでオタク叩き発言を聞いたらすぐに「抗議」電話をテレビ局に入れて下さい。
30本程度抗議電話が行ったら、オタク叩きは止まります。
奴らは「抗議」に弱い。気の小さい幼児性愛者と同じで、「反撃しない相手」にはとことんいけ図々しく振舞う。「抗議」するような相手を攻撃はしない。

そうか、次にテレビや新聞で見かけたら、すぐに抗議電話するぞ!と思った同志は、をクリック下さい。

[事件}誰がやったか知らんけど

誰がやったか知らんけど、オレの塾の生徒を車で跳ねるんじゃねえよ。生徒が死にそうじゃねえか。
オレの塾の生徒をカツアゲすんじゃねえよ。
オレのアパートで殺人事件があったあと、警察から事情聴取され、警察に仕事先の塾の所在場所を教えてから、今までなかったこんなことが連発している。どういうことだ。http://d.hatena.ne.jp/kamayan/20051126 http://d.hatena.ne.jp/kamayan/20051201#1133380608
なるほど、社民党候補者が前回参院選などで「身辺で不気味なことが色々あった」というのは、こういう状況を指すのか。
とりあえず知らんふりして、アパートの近所の警察署に行った。
「殺人事件のあったアパートの住人なんですけど、殺人事件とは関係ないと思うんですが、勤めている塾でこんなことがありました。他の塾でも嫌がらせがあるかどうか調べてくれませんか」と要請した。
「警察内部の情報を教えるわけにはいきませんし、関係あるかどうかは判りませんよ、今は子供に対する犯罪も増えているから、関係はないのでは?」と警察は答えた。
調べる前から関係があるかどうか判って堪るか。もし関係があるとしたら、公安警察チヨダ部隊あたりの仕業だということになる。まあそうなんだろうけど。それとこんな時にも統計の嘘つくんか。まあそれはともかくとして、
「他の塾でも嫌がらせが起きているかどうかは一般人である私に調べることができることじゃない、警察が調べる仕事ですよ」と要請するだけした。
「署の管轄が違います、塾のあるところの署に行ってください」
エロマンガの規制については電話一本ですぐ動くくせに腰の重いことだ。
「ところで殺人事件の犯人は捕まりましたか?」
それについても教えることはできない、とのことだ。まあ、近所の警察署は、塾のあるとこの警察署よりは信用できそうだから行ったんだけどね。
私は自分の勤めている塾の所在は、あの聞き込みに来た刑事さんくらいにしか、過去言った相手がいないのだが。その刑事に務めている塾の所在を行った途端に、2chのその塾のスレに私を誹謗する書き込みがなされ、塾の生徒が複数被害にあうってのはどういう偶然なんだろう、凄く不思議な偶然だ。

偶然じゃないんじゃない? と思った方は、をクリック下さい。

『洗脳原論』

http://d.hatena.ne.jp/kamayan/20051212#1134377807 の続き。

洗脳原論

洗脳原論

洗脳の本質

洗脳とは、われわれの神経レベルでの情報処理・信号処理の段階に、何らかの介入的な操作を加えることによって、その人の思考、行動、感情を、思うままに制御しようとすることである。(4p)

洗脳のレベル

基本的なテクニックは2種類ある。ひとつは本人に意識された状態で行なわれる場合、もうひとつは気づかれないうちに行なわれる場合である。(5p)
まず意識された状態でなされる洗脳の場合。〔略〕本人が抵抗しても強制力を働かせ、いつのまにか相手をコントロールしている方法が、典型的なやり方である。これは古くは中国共産党が開発したやり方だといわれている。
一方、洗脳していることを意識させない方法をとるなら、単純に、何が埋め込もうとする命題〔命令〕であるかを隠せばいい。〔略〕
たとえば、「科学的なデータをとるために、ロールプレイングの実験を行なうことになった」と被験者に告げる。それから囚人役を監視役の監督下におき、それをしばらくつづければ、自然発生的に、囚人役には隷属的な態度が生まれてくる。もちろん囚人役の被験者を奴隷にするのが本当の目的だが、被験者には、はじめに「科学のための実験だ」などと説明すればよい。これに似た方法はいわゆる自己啓発セミナーのたぐいでも利用されている。これは隷属化という本来の目的を教えていないから、相手に意識されていない洗脳手法の一例である。(6-7p)

変性意識と神秘体験

すべての洗脳は、必ず変性意識状態( altered states of consciousness )が介在している。〔略〕感覚が一切遮断された空間にいたとき、意識が変形して、夢を見たり酩酊したような感覚に襲われたりする。そういった意識状態を変性意識状態という。ヨーガは、強力な変性意気状態を生みだすのに有効な手法のひとつである。〔略〕
古くから知られていることだが、〔ヨーガの〕体操の途中、ゆっくり呼吸しているときに脳波を測定してみると、リラックスしたときにみられるシータ波とアルファ波が支配的になっている。グラフにすると深い催眠と同じようなカーブを描いているのである。〔略〕あとは、〔略〕ニルヴァーナを連想させるような瞑想を行なったりする。すると本人の変性された意識は、さらに深い世界に入りこみ、快感が体中を走りまわる。(8-9p)
ヨーガによって変性意識状態になること自体は決して悪いことではない。むしろそうなることで、精神的な障害が治癒するなど、いくらかの治療効果が期待される。
ヨーガとあわせて語られることも多いチベット密教の瞑想には、チュウの瞑想など有名な瞑想があるが、そういったものをヨーガと組み合わせて行なうと、具体的でビビッドな絵や写真が、強烈に、立体的に頭の中に描かれて、抽象空間に臨場感が出る。〔略〕
この瞑想によって想起された擬似空間と非常に似ているのが、数学や哲学の抽象世界である。〔略〕
この仮想的に体験できる高次元世界は、現実の物理世界より、はるかに次元が高いものに感じられる。〔略〕これを俗に神秘体験と呼んでいる。〔略〕禅の瞑想や日本密教の観想、数学、哲学を徹底的に極めても、同様な体験が得られる。
この現象は、変性意識と深く関わる脳神経回路レベルの悪戯ともいえる。しかし、悪戯にしても、それは本人にとって圧倒的なリアリティを持っているので、そのプロセスを科学的に説明しても、本人が体験を偽物だと認められない場合が多い。〔略〕
神秘体験を引き出す方法はいろいろあり、LSDその他のドラッグや、過呼吸といった特殊な呼吸法を用いることもできる。(8-12p)

至福体験とトリガー

至福体験ないし神秘体験〔強烈な幻覚のこと〕を、一瞬で簡単に引き起こす方法がある。われわれがトリガー( trigger )と呼んでいるメカニズムを利用するのである。
トリガーは引き金という意味で、地雷のスイッチの役割を果たす。被洗脳者は、偶然トリガーに接触することによって、過去の忘却していた記憶が蘇ってきたり、埋めこまれた神経プロセスが作動し、自動的に思いがけない行動に駆られてしまったりする。トリガーが引き金となって引きだす脳に埋め込まれた情報を、イカリという意味から、アンカー( anchor )と呼ぶ。〔略〕
LSDや長時間の瞑想などで引き起こされた神秘体験の体感状態を、何らかの引き金となる言葉や合図などのトリガーに呼応するように脳内にアンカーしておき、あとでこのアンカーを利用すればいつでも神秘体験を体験させることができる。(14-15p)

ほー、と思った方は、をクリック下さい。