女性だけの公聴会


先日、ナミねぇこと竹中ナミさんが進行を務める「女性公聴会」(財政制度等審議会)に参加。
財務省は女性の視点から財政について意見を聴くため、七年ぶりに開催したとか。
私が関わる内閣府障害者政策委員会では毎回傍聴席を設けますが
傍聴者の発言は認められていません。
公聴会は傍聴者も発言できる集まりといった感じでしょうか。
大きなホールは400名を超える女性で埋め尽くされていました。


壇上には、同審議会の委員であり司会のナミねぇを筆頭に
麻生太郎財務大臣、大岡敏孝政財務大院政務官、そして有識者である五人の美しい女性たち。
それはもう圧倒的な知的オーラと華やかさのせめぎ合いです。


会場から質問や意見を受け付けると多くの人が挙手したのにびっくり。
「保育園落ちた日本死ね」ブログの待機児童問題が多く出され
女子高生からの
「矛盾を感じる。少子化が問題になっているのに保育園施設が整っていない、保育士の給料も安い。」という率直な意見には深く共感。
女性委員たちも、そうした質問に対して通り一遍の回答ではなく
共感し、真摯に言葉を選んで答えていたのも印象的でした。


女性だけ、というのはなかなか面白かったです。
また、「公聴会」という形で、ただ傍聴するだけではなく
関心を持っている人が同じ土俵で意見を言える機会はとても貴重だと思いました。
「高校生と政治家が意見交換する場がほしい」という訴えもごもっとも。


充実した気分で帰宅してお風呂に入ろうとしたら
着ていた洋服に、でっかいタグがついたままでした。
今回、傍聴者に徹して良かったです。