実は牛乳の飲みすぎは●●ガンにつながることが明らかに

niftyニュース http://news.nifty.com/cs/item/detail/menjoy-20120108-32853/1.htm

2012年1月8日(日)13時0分配信
牛乳は、カルシウム源なのでたくさん飲んだほうがいいというイメージがありますよね。

特に、10代の頃には「身長を伸ばしたい!」という一心で、牛乳をなるべく飲むようにした記憶のある方も多いのではないでしょうか。

しかし、アイスランドで大規模に行われた研究により、10代の頃に牛乳をたくさん飲んだ男性は、進行性前立腺ガンにかかりやすくなるということが明らかになりました。

ニュースサイト『ロイター』では以下のように報じられています。

10代の頃に牛乳をたくさん飲んだ男性は、ほどほどに飲んだ男性よりも3倍の確率で進行性前立腺ガンになりやすいことが研究でわかりました。

研究者らは、10代の頃は前立腺が成熟するとともに、傷つきやすい時期でもあるためではないかと見ています。また、アイスランド大学の公衆衛生学者であるジョハンナ・トーファドッティル氏はロイター社に宛てたメールで以下のようにコメントしているとのこと。

「我々のデータはたしかなもので、思春期が前立腺ガンの進行にとって“デリケートな時期”であることを示す重大な証拠だと考えています。

しかし、我々の解釈にはまだまだ検証が必要です。ひとつの研究だけで因果関係を立証することはできませんから、我々の発見に対する証拠を固めて、背後のメカニズムを明かすためには、今後さらなる研究が望まれます」

トーファドッティル氏によれば、前立腺ガンと思春期における牛乳の摂取量との関係についてはこれまでに2種類の研究があるとのこと。うちひとつは牛乳をよく飲む人のほうが前立腺ガンにややかかりにくいことを示しており、もうひとつは全く無関係であるとしています。

しかし、これら2種類の研究はいずれも小規模で、早期ガンと進行性ガンとを区別できていないというのがトーファドッティル氏の主張です。

一方、このたびアイスランドから同氏らに提供されたのは、完璧な“自然実験の場”であったと米国疫学誌は伝えています。

アイスランドは20世紀初頭にはインフラが整っていなかったので、人々は地方ごとにその土地で収穫できるものだけで食生活を営んでいました。内陸部の人々が牛乳を大量に摂取する一方、海岸部の村では牛乳が不足していたのです。

研究では、1907年から1937年の間に生まれた2,200名以上の男性のデータを用いました。彼らは1960年代、および2000年代初頭の研究にも参加して、若い頃および中年期の食生活について質問に答えています。

10代の頃に牛乳を毎日飲んだ記憶がないという463名の男性では、進行性前立腺ガンにかかったり、そのために死亡したりしたのは1%。一方、牛乳を毎日飲んだという1,800名以上の男性では、この数値が3%にのぼりました。

この差は、検診を受けた頻度、彼らの教育水準、肉や魚といった牛乳以外の食べ物によっては説明がつきません。

しかしながら、牛乳の摂取量と初期の前立腺ガンのリスクは無関係でした。また、中年期における牛乳の摂取量は進行性前立腺ガンに影響しないとのことです。

「今回のデータだけでは10代の少年たちの食生活を変えるようにお勧めすることはできません。我々は前立腺ガンというひとつの病気のリスクについて研究しているだけであって、骨の健康その他のコンディションについても考慮する必要があるからです」

とトーファドッティル氏は、今回の研究結果だけを過大評価することに対して警鐘を鳴らしています。同氏によれば、バランスのとれた食生活が大事で、適度に牛乳を飲むこともその一環であるとのこと。

また、カルフォルニア大学の泌尿器科学者であるマシュー・クーパーバーグ氏も、今回の研究結果に同意を示してはいるものの、やはり牛乳自体を危険視するのはよくないという立場です。

「牛乳を飲むことで前立腺ガンを引き起こすと決めつけるのは時期尚早でしょう。今回の研究結果からどうやら関係があるらしいとは言えますが、因果関係を証明するのは困難です。

それに、思春期に牛乳を飲むことには健康上のメリットがたくさんありますからね」

健康にいいイメージのある牛乳が前立腺ガンのリスクを高めるとは、かなり意外な結果ですね。

もっとも、トーファドッティル氏らも述べているように、今回の研究ではただ進行性前立腺ガンとの関係が明らかになっただけで、牛乳が健康に悪いとは一概には言えません。

牛乳を飲むメリットはたくさんありますし、また今のところ危険視されているのは10代の頃の過剰摂取のみです。

“牛乳=悪”だと決めつけて全く飲まないのでは、かえって健康にとってよくないでしょう。

ただ、もしあなたの彼氏や夫が「そういえば俺、10代の頃に牛乳をよく飲んでいたな」というのであれば、定期的に検診を受ける方がいいかもしれません。

また、息子に高身長になってほしいというお母さんは、牛乳だけに頼るのではなく、「息子を長身で細マッチョなイケメン男子」にする方法」などを参考に、バランスよい食生活を心掛けてくださいね!

【参考】

※ Milk intake in teens tied to later prostate cancer | Reuters

汚染疑い牛3千頭流通先不明、検査時既に消費か

YAHOO!JAPANニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120125-00001254-yom-soci

読売新聞 1月26日(木)3時11分配信
東京電力福島第一原子力発電所事故の影響で放射性物質に汚染された稲わらを餌として与えられたことが出荷後に判明し、厚生労働省が検査対象とした15道県の肉牛4626頭のうち、25日までに検査が確認されたのは1630頭(約35%)だったことが、同省への取材でわかった。

 残る2996頭は流通先が不明になっている。同省は、検査を決めた時点ですでに消費されていたり、追跡が間に合わなかったりした可能性が高いとみている。

 昨年夏に福島県産の牛から放射性セシウムが検出されたのをきっかけに、同省は、国の暫定規制値(1キロ・グラムあたり300ベクレル)を超す放射性セシウムを含んだ稲わらを食べた疑いのある肉牛を検査対象に決めた。汚染の疑いのある牛について同省は個体識別番号を公表し、7月下旬、都道府県に検査するよう文書で要請。販売店や卸売業者からの情報を元に、全国で追跡調査が行われた。 .最終更新:1月26日(木)3時11分

A Smart Cow in India


この牛を食べたいとは思わない。肉屋で売っている牛肉も、実は生きている牛だった。肉を食べない人と食べる人がいる。

県、高放射能データ公表せず 3月、福島市などで検出

朝日新聞asahi.com) http://mytown.asahi.com/areanews/fukushima/TKY201106040444.html

2011年6月5日
 東京電力福島第一原子力発電所で最初に水素爆発があった3日後、原発から約50キロ離れた福島市内の雑草から、1キログラム当たり100万ベクレルを超える高い放射能が検出されていたことが分かった。福島県は政府に連絡したが、公表されたのは、翌日に別の場所で測った6千分の1ほど低いデータだけだった。県は「意図的に公表しなかったわけではない」としている。

 県は3月15〜16日に第一原発から福島市までの国道沿いや、福島市の県原子力センター福島支所など5地点で、雑草や水道水(上水)、雨水を採取し、放射能を測った。

 その結果、5地点から採った計七つの試料のうち、ヨウ素が10万ベクレルを超えたのは五つに上った。川俣町の国道114号と349号の交差点付近の雑草からは、放射性ヨウ素が1キロ当たり123万ベクレル、放射性セシウムが10万9千ベクレル。福島市の国道114号付近の雑草からはヨウ素が119万ベクレル、セシウムが16万9千ベクレル検出された。

 しかし、県が当時公表したのは、同支所の水道水から出た放射性ヨウ素の177ベクレル、放射性セシウムの33ベクレルだけだった。公表を限定した理由について、県は「数値の高低ではなく、直接体内に入る可能性があるため、上水を優先した。それ以外は政府で発表すると思っていた」としている。

 政府の現地対策本部によると、測定結果は、県から報告を受けた同本部がファクスで経済産業省原子力安全・保安院に連絡している。3月16日以降の周辺モニタリング結果は、文部科学省が一括して発表する段取りだった。このため、15〜16日のデータの発表を県と文部科学省のどちらがするのか、あいまいになっていた可能性があるという。
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