ペット保険の利用が広がっています。 参入する保険会社も相次いでおり、商品の内容も多様化しています。 ペットは人間と違って、公的な医療保険がなく、ケガや病気の治療費は、原則、飼い主が全額負担します。 ペット保険最大手のアニコム損害保険の調査では、犬の年間治療費は、約67,000円で、猫は約31,000円(2022年)。 動物病院などで支払った治療費の一定割合を補償するのがペット保険です。 現在、損害保険と少額短期保険の20社近くが扱っています。 2021年度の保険料の総額は、1,000億円を上回り、10年で4倍以上に増えています。 国内のペットの推計飼育数は、犬が約705万頭、猫が約883万頭(…