Irene Jacob 女優
ルイ・マルの『さよなら子供たち』の教師役で映画デビュー。その出演でクシシュトフ・キエシロフスキーに注目され、同監督の『ふたりのベロニカ』の1人2役の主役に抜擢され、一躍注目を浴びる。その後、『トリコロール/赤の愛』などの好演もあり、アメリカ映画に進出する。近年はフランス映画を中心に活躍しているが、日本には出演作品が輸入されていない。
トリコロール/赤の愛(字幕版) イレーヌ・ジャコブ Amazon ★★★ モデルのバランティーヌ(イレーネ・ジャコブ)は恋人と遠距離恋愛中、電話で連絡を取り合っていた。近所には法学生のオーギュスト(ジャン=ピエール・ロリ)が住んでいる。ある日、ヴァランティーヌは車で犬を轢いてしまう。それがきっかけで老齢の元判事(ジャン=ルイ・トランティニャン)と知り合うのだった。元判事は他人の通話を盗聴しており……。 タイトルが示唆している通り、小道具を使って画面にそれとなく赤を配置している。なるほど赤は目立つ、というのが率直な感想。ただ、赤の使い方については『叫びとささやき』がベストで、これを超えることはな…
レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「ふたりのベロニカ」(1991)です。 容姿が全く同じで、別の国に生まれた女性が主人公の少し変わった奇妙な人生ドラマです。監督がクシシュトフ・キェシロフスキそう、あの「トリコロール3部作」の監督です。だから、ベロニカを「トリコロール/赤の愛」イレーヌ・ジャコブが演じます。 ポーランド、ベロニカ(イレーヌ・ジャコブ)は合唱団で歌っているが、クラコフにいる叔母に会いに行き、不思議な出来事に会った。反政府デモの近くで自分とふり二つの女性が観光バスに乗っていたのだ。或る時その声量を認められ音楽会の舞台に立つが、その高音域の…
新国立劇場小劇場にて『東京ローズ』観劇。 素晴らしかったので感想は後ほど…。 亀田佳明・亀ちゃん出演者『デカローグDekalog』のポスター載せておきまーす。 クシシュトフ・キェシロフスキ Krzysztof Kieślowski 監督のTrois couleurs: Bleu, Blanc, Rouge Trois couleurs: Bleu, Blanc, RougeDir. Krzysztof Kieślowski pic.twitter.com/RzWUJ1WQMC — FilmoteCanet Cinema (@CanetCinema) 2023年12月16日 主演ポール・キルシェ…
シネスイッチ銀座で、フランス映画『Winterboy』を観た。知らなかったけど、主演のポール・キルシェはイレーヌ・ジャコブの息子だそうだ。 pic.twitter.com/JbvQboWPoE — OKA Mamiko_ಓಕಾಮಾಮಿಕೋ (@gang_m) 2023年12月15日
引用元:filmarks.com 1994年の三部作最終章 今回のテーマは「博愛」 大学生のヴァランティーヌ(イレーヌ・ジャコブ)には、付き合っている彼が居るものの遠距離で、しかも司法試験に向けて勉強中とあって会うこともままならない 電話で話すだけの彼は疑い深く、ヴァランティーヌが電話に出られないことがあると「浮気をしているんじゃないか」と問い詰めることもあり、彼女も辟易し始めていた そんなある日、ヴァランティーヌが運転中にラジオのチューニングに手間取った瞬間、犬を轢いてしまう 幸い重症ではなさそうなものの、首輪に書かれていた住所を訪ねると、その家にはちょっと変わった老人男性がひとりで住んでい…
新長田まちなか勉強会は100回積み重ねることができました。ありがとうございます。世界の状況に疎かった私も、いろんな映画を見、嶋田さんの解説や皆さんの感想を聞いて、宗教・世界史・経済・地政学の面から世の中の仕組みを考えることがでるようになったと思います。私の個人的な趣味としては、映画って洋服や調度品や色合いなどを見るのが楽しいですね。食事風景、インテリア、会話のやりとりなど日本と全然違うので、興味が尽きないですね。今度そういった視点の感想会をしましょうね。「あの壁に貼ってたコラージュいいね!」とか「ブラウスの着崩し方おしゃれ〜」などと言い合いたいです。 さて次回の映画会のお知らせです。 トリコロ…
『トリコロール 赤の愛』原題:"Trois Couleurs: Rouge"ポーランド語題名:"Trzy kolory. Czerwony"英語題名:"Three Colours: Red"製作年:1994年製作国:フランス、ポーランド、スイス公開日:1994年5月16日(カンヌ国際映画祭)、1994年5月27日(ポーランド)、1994年8月31日(スイス)、1994年9月14日(フランス) 作品について Amazon 感想 キャスト スタッフ 作品について クシシュトフ・キェシロフスキ監督。 『トリコロール』三部作の第3作。フランスの国旗「トリコロール」の3色が表わす「自由、平等、友愛」をモ…
www.shochiku-tokyu.co.jpクシシュトフ・キエシロフスキー監督による「トリコロール」シリーズの第3作目となる作品。テーマは赤=博愛。 スイス・ジュネーブを舞台に、モデルをしている大学生バランティーヌと孤独な老人ケルヌがひょんなことから出会い心を通わせていく様子が描かれます。 老人の孤独の姿をユニークな形で表現しているのが見どころ。2022年に亡くなったばかりの名優ジャン=ルイ・トランティニャンの演技もよりキャラクターに深みを与えています。 また、「トリコロール」3部作の締めにふさわしいサプライズも用意されており、監督のこのシリーズへの思い入れが見れるのも魅力です。 第67回…
www.youtube.com stranger.jp 5/11(金)の午後、東京墨田区菊川にあるミニシアターStrangerにて、ポール・ヴァーホーベン(PAUL VERHOVEN)監督の『ベネデッタ(BENEDETTA)』を観てきた。前に観た同監督の『BLACK BOOK』がとても面白かったので、大いなる期待をもってこのミニシアターの『ベネデッタ』最終上映を観に出向いたのであった。期待に違わず、9歳のベネデッタが富裕な両親とお供らに連れられて1599年イタリア・ペシアのテアティノ修道院に赴く途中、野盗らに襲われて聖母マリアの〈力〉によって、少女ベネデッタがこれを追い払うオープニングのエピソ…
「BS松竹東急」(CH260)の5月放送予定の映画で小津安二郎監督作品などを放送しますね。BSが見られる環境の人は、デジタル修復版の高画質で見られます。 〇日本の名匠シリーズ 生誕120年 小津安二郎監督特集・5月1日(月)「東京物語 4K デジタル修復版」(1953年/出演:笠智衆、東山千栄子、原節子、杉村春子)・5月2日(火)「彼岸花 デジタル修復版」(1958年/出演:佐利信、田中絹代、有馬稲子、久我美子、佐田啓二)・5月8日(月)「浮草 4K デジタル修復版」(1959年/出演:二代目中村鴈治郎、京マチ子、若尾文子、杉村春子、川口浩)・5月9日(火)「秋日和 デジタル修復版」(1960…