純電気式計算機を世界ではじめて商品化、電卓戦争と言われる苛烈な競争を勝ち抜き、電卓メーカとしての地位を確立する。
その後、時計、電子楽器、デジタルカメラ、携帯電話などの分野にも進出。
業界では「初物のカシオ」と噂されることもあるらしく、そのジャンルでの製品を(出来はどうあれ)商品化する早さ(例:デジカメのQV-10/電卓の「カシオミニ」など)にかけては、同業他社にひけを取らないのが特色。
最近ではソーラー電波腕時計のヒットで国内の半数以上のシェアを占めるまでになっている。
尚、ヒューレット・パッカード社の電卓には、世界中に熱狂的なマニアが多数存在し、金融系(米国)・技術系の世界ではヒューレット・パッカード社の電卓を使用する事がステイタスにもなっている。が、カシオの電卓のマニアが居るという話は聞かれないし、ステイタスになるという話も聞かれない。
※いずれも2003年3月31日現在