アメリカペンシルベニア州立大学教授のマイケル・マンとイギリス・イーストアングリア大学の気候研究所(CRU)教授のフイリップ・ジョーンズが共謀して、ここ30年の気温変動が急上昇しているとしたが、これはデータを恣意的に解釈したものだとの説があり、この一連の騒動をクライメートゲート事件と呼ぶ。 →クライメイトゲート事件の表記ゆれ
二酸化炭素地球温暖化説を利用した人間 アメリカの原発・核開発を推進する権力者の利害を体現して、二酸化炭素地球温暖化説を活用したワインバーグについては「気候変動について(1)」ついて述べた。 一方で気温変化の「ホッケースティック」(2001年)デッチ上げながら、第二回IPCC報告書から二酸化炭素温暖化に対する否定的、懐疑的な文章を科学者の査読後に削除し、査読者に知らせず二酸化炭素が原因であるという文章を挿入した。こうして懐疑的、否定的な気候学者への政治的死を宣告した。IPCCを二酸化炭素地球温暖化の公式の国際的な旗振り役と仕上げたのは、気候変動ユニット(CRU)らに巣食うマンらである。 この出発…
ワインバーグは、「マンハッタン計画」に深く関わり、戦後「アトムズフォーピース」の名のもとに原子力潜水艦を開発し、軽水炉原発のさきがけをつくった人間である。1975年ころには「トリウム溶融塩炉」を開発した(2000年代には第四世代原発として開発がなされている)。二酸化炭素地球温暖化説にたつ、生粋の原発・核開発推進者である。 ワインバーグは1977年、アメリカにおける二酸化炭素温暖化の公的研究所であるエネルギー研究開発庁(ERDA)の「二酸化炭素の地球規模の影響に関する研究グループ」の議長に就任。 同年EDRAはエネルギー省(DOE)となり、ワインバーグの「研究グループ」は「二酸化炭素の影響に関す…
気候変動に関する政府間パネル(Intergovernmental Panel on Climate Change、以下「IPCC」)は国連機関の一つで、その報告書は世界中の2,000名を超える専門家が協力して数年かけて厳密な検証を経て作成されます。だから誤りなどあるわけがないと誰もが思うことでしょう。いや誤りなどあってはならないと。 しかしながら、IPCCが「人間活動による気候変動がもたらす危険性を評価する」という目的で設立されて以来、それに科学的根拠を与えることを使命とされた専門家によって、次第に「科学」よりは「大義」に重きをおくようになったそうです。そのように分析するのは、深井有氏で、『地…
恥ずかしながら初めて知りました。 渡辺正さんのご著書。この本を発見したのは、増田悦佐さんの著書からだった。 ニクソン大統領の時に政敵を盗聴するとかしたのが確かウォーターゲート事件で、それが元になって胡散臭い政治的事件を◯◯ゲートと呼ぶようになった。 クライメートゲート事件は、二酸化炭素が増えると地球が温暖化する、化石燃料を燃やすと二酸化炭素が増える、地球は温暖化して破滅する、という公式の物語を側面支援する形で出された、というか推し年人となっているIPCCの報告書に掲載された論文の中にデータ捏造があるぞとの指摘がなされた案件。 捏造の中身を見ると、全世界に張り巡らされた気温測定ポイントの中から、…