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セレスピード

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セレスピード

せれすぴーど

フィアットグループ傘下のアルファロメオにおける、電子制御クラッチを用いたセミAT(シングルクラッチ式2ペダルMT)。“セレ”と略される。

仕様は異なるが、同じフィアットグループにおけるフィアットの“デュアロジック”やランチアの“DFN”、マセラティの“カンピオコルサ”、フェラーリの“F1マチック”等も同種のシステムである。

アルファ156から採用された。

いわゆるトルクコンバーター(トルコン)式の“マニュアルモード付AT”を含む通常のATと異なり、3ペダルMTのギアボックスがベースとなっている“オートマモード付MT”というべき存在である。

そのためいわゆる“クリープ現象”が生じないほか、“CITYモード(TOWNモード)”とよばれるATモードの自動変速プログラムが、トルコンATよりギクシャクして感じられる場合もある。

ただし、基本がMTであるがゆえに操作のダイレクト感が優れ、あくまでMTとして積極的にシフト操作(パドルシフト含む)する――このとき若干アクセルを戻し、シフト操作したら再度踏む――事で、その効果を上げることができるとされる。

このシステム搭載により、2ペダルの設定に乏しかったアルファロメオ日本市場における敷居はさがったとも言われるが、反面、従来型の3ペダルMTの設定がかなり限定される(左ハンや上級スポーツグレード等)など、MTを好む層には少なからず不満が生じた。