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ピダハン語

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ピダハン語

ぴだはんご

(英語: Pirahã language、ポルトガル語: Língua pirarrã)ピダハン語、またはピラハン語

ブラジルアマゾナス州に居住するピダハン族固有の言語である。ピダハン族は、アマゾン川の支流のひとつであるマイシ川沿いに住んでいる。

ムラン語族に属しており、現在は、この語族の唯一の言語である。ムラン語族の他の言語は、ポルトガル語の拡大によって、ここ数世紀の間に消滅した(近縁関係にある可能性のあるものとして、現在でもマタナウイ語が存在する)。従って、現在では孤立した言語に分類される。使用人口は、250〜380人と見積もられているものの[1]、言語の使用状況は活発で、ピダハン族の殆どがモノリンガルであるため、危機に瀕する言語とは考えられていない。

ピダハン語には、サピア=ウォーフの仮説を証明する可能性といった、言語学上、論争を呼ぶような要素が様々に含まれているため、今日、大きな注目を集めている。また、ピダハン族の間で現地調査した言語学者が極めて少なく、この言語を習得する難しさもまた論争を起こす一因となっている。