「エリザベート 愛と死の輪舞」:(原作)ミヒャエル・クンツェ(著)小池修一郎 (あらすじ) 19世紀、公爵家令嬢エリザベート。その美しさゆえに、黄泉の帝王トートは彼女の命を奪いかけたが、「生きたお前に愛されたい」と翻心、彼女を現世に還した。 運命の歯車は回り、エリザベートはオーストリア・ハプスブルク皇帝フランツ・ヨーゼフの后となる。 (感想) この小説は【宝塚版】の小説のため、東宝版との描写の違いや、出来事の順番が入れ替わっており、ときどき「?」となりましたが、また別のバージョンとして楽しめました。 びっくりだったのは、フランツを誘惑する美女・マデレーネが、おそらくトート閣下が化けた姿だったこ…