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ルネ・フレミング

音楽

ルネ・フレミング

るねふれみんぐ

Renée Fleming


近年、活躍が著しいアメリカソプラノ

1959年、ペンシルヴァニアに声楽家の両親のもとに生まれる。

当初ジャズ歌手として活動するが、ジュリアード音楽院で本格的に声楽を学び方向転換。ドイツ留学にいたるまで、いくつもの教育施設で修練を積みながらも。ドイツ留学から帰国後、リチャード・タッカー賞を受賞。包み込むような美声に加え、ソプラノ歌手には珍しいすらりとした体格と個性的な美貌、そして演技力が受け、スターダムにのし上がる。しかし、モーツァルトの「フィガロの結婚」の伯爵夫人役などで、世界最高峰のオペラ劇場で引きもきらぬ人気ソプラノ歌手と、母であり妻でもあるという二重生活で悩み、離婚。

育児のために音楽家としてのキャリアさえも捨てようかと一時は迷い苦しむが、現在はふたりの娘の理解も得ながら、シングル・マザーとして生活しつつ、順調に音楽家としての成長を続けている。控えめで、ユーモアにとみながら知的な人柄がにじみ出た口調で、どんなインタビューもこなす彼女は、アメリカでのドキュメンタリー番組に登場したこともあり、オペラには関心が薄かった層にも、人気となる。

歌手としても好調だ。録音で聞き比べても、以前より、技術的にかなり安定してきた。さらに本人が語るように高音がスムースに出るようになった。これをきっかけに、近年は、ドニゼッティなどのベルカントオペラの録音や、以前から積極的に取り組んでいたヘンデルの録音、METの来日公演でも「ばらの騎士」などの気品あふれる元帥夫人役などで、一世を風靡しており、同時に理解も深いリヒャルト・シュトラウスの録音など、活発な活動を見せている。最近はジャズを歌ったCDも出した。

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