昭和50年代前半に製作・公開された映画「トラック野郎」シリーズで、菅原文太扮する主人公・星桃次郎の愛用する大型アートトラック。
第1作「御意見無用」では中古の三菱ふそうT932型トラックが使用されたけど、同作の予想以上のヒットに伴い、第2作「爆走一番星」からは新車同様の三菱ふそうFU315S型トラックに変更され、塗装・電飾を変更しながら第10作「故郷特急便」まで使用された。
シリーズ終了後は各地を転々とし、関東地方のジャンクヤードで眠っていたところを個人オーナーが復元し、現在でも「故郷特急便」出演当時の塗装・電飾を纏った姿で多くのトラックドライバーや同作のファンを魅了している。…また、最近では第9作「熱風5000キロ」仕様の塗装・電飾を施したレプリカが製作され、アートトラックのイベントで2台の一番星が揃うというファンには夢のようなツーショットも実現した。
画像の車は、第9作「熱風5000キロ」仕様のレプリカ。