インターネット上に三種類の定義が存在する。
昼間部と夜間部がある学校の場合、昼間部のことを一部・夜間部を二部と呼び習わす。
2ちゃんねるなどで、殺人予告や殺人・猫殺害の実況中継などの悪いことをする人を指す場合、すなわち「君たちが批判するようなユーザーは、2ちゃんねるユーザーに含まれない」と主張する際に使われる。「一部の人間」とも称する。丁寧に呼びたい場合は「一部の方」とも。
一部の人は悪いことしかしない。いいことをするのはいつも「みんな」「大多数の人」であるとされる。
正確には「一部の人」とは悪いことばかりをしているわけではなく、「自分」とは違う考え方及び行動を取った人を個々人が「一部の人」と称しているわけであり、「一部の人」そのものは遍在するというべきであろう。つまり本来全ての行動/言動は「一部の人」のものであり、「一部の人」の意見が集まって全体の意見となるのであるがそのことを隠蔽した考え方であると言える。
天才コメンテーター日記 - 一部の人ですからのガイドラインより。
- あなたの言う個人攻撃やDOS攻撃やってる2ちゃんねらは一部の人間だけですから
- こういう行為は一部の悪乗り中坊がやってるだけで、全体を見ればそんなんでもないと思うんですが・・・
- 煽りや中傷的な発言なんて2chのほんの一部だと思います。
- 一部の方が行った行動から大多数が悪であると判断する考え方では、疲れてしまわれるのではないでしょうか?
- 2ちゃんねる=悪の巣窟みたいな表現を止めていただきたいです。どうしてもそう言いたいのなら、2ちゃんねるの全ての掲示板をざっと見てきてください。それから批判を書いてください。「2ちゃんねる利用者の一部がblogを荒している」位が適当な表現なのでは?
- まあホームページに攻撃だとか、殺人予告だとかしてる常識のない人が”一部”いますけど、全員が全員常識がない、みたいな書き方するのって偏見じゃないですか。
尚、「一部の人」が鍵括弧付でかかれていることに注意されたし。
世の中には、世間一般の嗜好とは異なる性癖・あるいは趣向や趣味の持ち主が薄く広く存在する。(たとえばアイドル観察や鉄道マニア・アニメといった趣味の類いは、マーケット的にも趣味としても、世間から見れば決して「マス」ではない)
そういった人達は、日常生活の中では一種の「マイノリティ」であるが、同好の士を募る場所がインターネットなどに広がった結果として、一種の『結束』というべきものが生ずる事がある。その結果として、そういった人達が一同に会する場所が実生活に出現したばあい、世間からは一種、珍奇・好奇の目で見られるケースがままある。そのような場合、世間の視点から見た場合に彼らに対して「一部の人たち」という呼称が発生することがある。
また、そのような性癖・趣向を持った人達が、自嘲気味に自分達のことを呼ぶ場合にも使われることがある。